ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

久しぶりにOWCのコーヒーモーニングに赴いたり、参加していた方々とランチを共にしたり、買い物に出かけたり、夫が仕立てたスーツをコマーシャル・ストリートに取りに行ったり(上出来だった!)、義姉スジャータとラグヴァンを招いて夕食を共にしたり、本を読んだり、パンを焼いたりしているうちに、数日が流れ去った。

土曜日。オムレツとフルーツジュースとパンで、軽いランチをとろうと思っていたのだが、朝、冷凍庫を開けたら、パンを切らしていることに気がついた。

急にパンを焼きたくなった。米国にいたころは、「ホームベーカリー」を使って、超お手軽にパンを焼いていたが、実は一から本気でパンを焼いたことはない。

小麦粉もバターもイーストも卵もある。せっかくだから焼いてみることにした。本当は、バケット的ハードブレッドが食べたかったのだが、初心者らしく「テーブルロール」を焼いてみることにした。

ベイキングの本を開けば、発酵の時間が長くて、ランチタイムはどう見積もっても2時になりそうだ。しかし今日は外出の予定もないし、少々遅めのランチでもいいだろうと、取り敢えず、焼くことにした。

粉を捏ねている時、夫がやってきて、少々不愉快な話題について話し合わねばならなかった。

苛立ちを言葉にするのではなく、「捏ねる力」に変換しながら、額に汗をにじませつつ、ときに生地を台に激しく打ち付けたりもして、これはなかなかに、いい運動&ストレス解消である。

負の感情を込められたパン生地は迷惑かもしれないが、まあ、発酵している間にでも、忘れて欲しいものである。

どの程度捏ねればいいのか、今ひとつよくわからないが、まあ、若干、硬めに焼き上がったとしてもそれはそれでよい。オーヴン内温度計をしっかりと設置して、焼く。

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菓子を焼くときとはまた異なる、素朴でやさしい香りがキッチンを包み込む。同時にオムレツを焼く。夕べ多めに茹でていたジャガイモを潰して、オリーヴオイルでタマネギと共に炒めて、ざっと溶き卵であえただけのシンプルなもの。

シンプルだけれど、こんがりと焼けたジャガイモがおいしくて、形は違えどトルティージャ(スペイン風オムレツ)のようである。

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焼きたてのパンは、とてもシンプルで、おいしかった。ちなみにインドの小麦粉は、基本的に、チャパティなどに使われるATTA( 無精製の全粒小麦粉)と、MAIDA(精製小麦粉)の2種類である。

今回はMAIDAを使用したが、次回はヘルシーにATTAで焼いてみようかとも思う。インドに豊富なレーズンや、さまざまな穀物などを入れても楽しそうだ。