ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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本日締め切りの『激変するインド』の原稿は、テロの話題。テーマがテーマだけに、かなり神経を使う。

いつも思うのだが1200文字、つまり原稿用紙わずか3枚の中に、伝えたいことを凝縮するのは簡単ではない。

あらかじめ、インドに関する知識を持っている人が読者であれば、説明を省くこともできるが、新聞読者の大半は、インドの予備知識がなく、多分関心もない老若男女。

ブログでは書き放題で「推敲する」という作業をほとんどやらないが、文字数が限定された仕事の原稿を書くことは、当然そうはいかない。毎回、訓練のようでもある。

pencil

さて、原稿はできたものの、適当な写真を持ち合わせない。テロの話題に触れつつも、異教徒の共存について言及しているので、それを象徴する写真を紹介したい。

モスク(イスラム教寺院)とヒンドゥー教寺院が隣接しているところを1枚に収めるのがよさそうだ。多分、ローカル商店街のコマーシャルストリートが適しているだろうと思うが、1枚に収まるかどうか、記憶が不確かだ。

地図を広げてみる。改めて見ると、町中に、いかに寺院や教会やモスクが多いかということに気づく。街の至るところに、在る。

この国の人々が、いかに宗教に帰依し、宗教に根ざした日常を送っているのか、ということが、地図を眺めるだけで伝わって来る。

目的地はやはりコマーシャルストリートにした。昼ごろ家を出て、KFCでお気に入りのジンガーバーガーでも食べて、それから撮影に向かおうと準備をする。

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と、その矢先、友人からメール。

先日のサリー講習参加者3名で、サリー店巡りをするとのこと。その前にローカルのミールス(定食)ランチを楽しむと書いてある。

ミールス。久しぶりに食べたい。

というわけで、速攻、電話をすれば、目的地は我が家とコマーシャルストリートの間あたり。急遽ランチに合流させてもらうこととなった。

で、前置きが長くなったが、上の大きな写真がその店だ。Ulsoor Lake沿いを走るとき、その山小屋風の外観が目立って気になっていたのだが、なんの店だか知らなかった。

聞けば、タミルナドゥ州のChettinadという土地の料理らしい。

山小屋風と思っていたが、近寄ってみると「サンタフェ風」にも見える。(本気か?)

サンタフェ風、即ちアドビ(アドベ)風、である。

というわけで、サンタフェ。

ふふふ。

おわかりいただける方には、おわかりいただけよう。

すみません。

ちょっとやってみたかったんですよ!

ちゃんと服着てるだけ、許して。

(当たり前だ)

せっかくだから、本物のサンタフェの写真も参考までに載せておこう。2005年にアメリカ大陸横断ドライヴをしたときのものだ。

これが本物のサンタフェだ。

ところでこの建物。サンタフェで宿泊したホテルだ。

小高い丘の上に立つTHE BISHOP’S LODGE。本当に、すばらしいホテルだった。

そういえば、サンタフェには日本風の温泉もあった。トレッキングルートもあったし、町中にはアートギャラリーもたくさんあって、いい場所だったなあ。

……と、話題を現実に戻そう。

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メニュー。読めるがわからん。「カイ・カリ・クルマ」とか、「プーンドゥ・コズンブ」とか言われても、何の料理やらさっぱり。

もっとも定食のミールスを頼む予定だったので、早急に理解する必要はなかったのだが、ウエイターのおじさんにあれこれと尋ねる。

わたしはノンヴェジタリアンのミールスを頼んだ。ヴェジのミールス60ルピーに対して120ルピーと高級感あふれているが、240円くらいのものである。

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料理は、想像以上においしかった。ローカルの店では、主にヴェジタリアンのミールスが主流だということもあり、稀少な印象だ。

高級ホテルのインド料理レストランにもミールスはあり、かような場所ではノンヴェジはもちろん、シーフードミールスなどもあるが、最近ではもう、値段は軽く10倍。おいしくて当然という話である。

この店、かなり気に入った。道路沿いのオープンエアということもあり、力一杯、埃っぽいが、まあ埃もスパイスのうち、と思える人にはお勧めである。

今度はこの店自慢のシーフード料理に挑戦してみようと思う。

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