ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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今回の探検先は、移住当初に一度だけ訪れたことのあった、New Krishna Bhavan。通称NKB。昔ながらのライフスタイルが息づくマレシュワラムにある。

28NKB01 去年だか一昨年だかにオープンしたばかりの巨大モール、MANTRI SQUAREのすぐそば。

向かいの通りの北側。公園に面した場所にある。

買い物のついでに赴くことにした。

隊員1号のPAKAKOさんも都合が合うとのことで、この日も現地集合だ。

さて、メニューにはすでに「なじみ」となりつつある料理名が。しかし、この店も時間によって出される内容がわかれている。

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思えば、南インドのローカルフードの代名詞とも言えるドサ。しかしながらドサは、ローカルフード隊結成以来、まだ1回しか食べていない。

ということで、お勧めのドサを2種、それから具入りのラヴァ・イディリを注文することに。

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まずはラヴァ・イディリ。これはまあ、可もなく不可もなく、おいしいね。という感じ。特段の感動はない。

28NKB07 PAKAKO隊員ともども、今日の飲料はソルトラッシー。

SAMRATでビリビリくるラッシーにやられたが、ここのは至って普通のヨーグルトドリンクだ。

さて、本日の「メイン」であるドサ2種。お勧めのオニオン・ラヴァドサ。

それから、プレーンにしときゃよかったのに、つい勧められるがまま頼んでしまったバター・マサラドサ。

下の写真が、それである。これ、相当、大きいんですよ。

その上、もう、ギーだかバターだかをたっぷり吸収していて……。見た目からして、激しい。

しかし、おいしい。特に、オニオンの方は、「かきあげ」的コンセプトでおいしい。

が、2、3口で十分だな。というヘヴィーさだ。

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またしても、「これ、食べ尽くしたら1000キロカロリーだよね」状態。マサラドサゆえ、中にカレー風味のジャガイモが巻き込んでありますからね。

探検隊は、少なくとも3名はいなければ、二人では厳しいことを痛感しつつ。残すのは悪いが残さざるを得ぬ。が、満腹、というわけではなく。

さっぱりしたものを食べたい。というわけで、気になっていた「ボタン・イディリ」を注文。その名の通り、ボタンのように小さいイディリが入った汁気のある皿が登場。

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いやいや、ボタンほどは小さくないが、まあ、一口サイズである。これを食して、ほっとする。この際、おいしいんだか、まあまあなんだか、最早どうでもいい感じ。

ドサ。2度目にして、「もういいや」と思わせるドサ。やっぱり小さいサイズのドサを出す店を限定で回るべきだな。

せめて食後はさっぱりいきたく、「砂糖なし」のサウスインディアンコーヒーを注文。牛乳たっぷり、コーヒーの風味もよく、満足だ。

この日もこの日とて、にこやかに、楽しく食事をしていたのだが、いつものように「目立ちすぎないよう」を心がけてはいたつもりだった。

が、この店は客の女性率が高く、カップルも散見された上、店全体が賑やかだったので、さほど目立っている自覚はなかった。

ところが、だ!

コーヒーを飲みつつ、二人でおしゃべりをしているときに、その事件は起こった!!

唐突に、「あご」をなでられたのだ!!

繰り返す。

唐突に、「あご」をなでられたのだ!!

いや、一瞬、何がおこったかわかりませんでしたよ。PAKAKOさんと、一瞬、顔を見合わせて絶句した後、

「な、なになに、なに〜〜〜!」

と叫びましたよ、このときには。

28NKB13 何がおこったかと言えば、だ。

わたしの背後で食事をしていた中年夫婦。

食事を終えて立ち上がり、店を出る際のこと。

二人はわたしの傍らを通過したのだが、その通過しざまに、おばさんの方が、わたしの「あごをなでていった」のである。

PAKAKOさん曰く、彼女はにこやかに微笑みながら、なでていった、らしい。

わたしは後ろ姿を茫然と見守るだけであったが。

町中で、ヒンドゥー教徒が路傍の牛をなでて行くのはみたことがあるが、人間をなでる? 

しかも見知らぬ女性を?

わたしは、牛か?!

あああ、意味がわからない!!

帰宅して後、夫に話したところ、「美穂の後ろ姿を見て、子供って、思われたんじゃない?」とのこと。

子供かよ! 確かに現状、わたしの襟足は「ワカメちゃん」だが、だからって、子供かよ!! 意味わからんての。

「子供だったら、じゃあ、なでるわけ? あごを?!」

「いや、聞いたことないな」

そうやろ、そうやろ。どこのだれが、人のあごをなでるよ。

子供じゃないにしても、まあ、外国人のお嬢さんが楽しんでいる様子、微笑ましいわ。って感じで、なでてみたってところだろうか。

いや、だからって、なでるか? 人のあご。

一瞬、夏目漱石の『夢十夜』を思い出す。

「豚に舐められますが好う御座んすか?」

庄太郎が豚に舐められる気分と、似ているような気がする。

そんなわけで、毎度毎度、ローカルフード探検隊は、「食」に留まらぬ、奇妙な経験がもれなくついてくるのである。

最早、料理の味など、二の次状態になってしまうレポートを、温かく見守っていただきたい。

その分、PAKAKO隊員が、熱いレポートを送ってくれた。

この数日後、改めて一人探検を実施されたという情熱。そのレポートも届いている。お読みいただきたい。

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【隊員1号PAKAKOさん】

今回のお店はしっとりと厚めのDOSAが美味しいと噂のお店ということで、Butter Masala Dosa と Onion Rava Dosa の2種類のDOSAを注文。

噂通り、カリカリ系ではなくシットリモチモチ系のMasala Dosaだ! こういった厚めのDOSAを提供するお店はDOSAのサイズが小さめの場合が多いように思うのだが、この店のはサイズもかなりのもの!

名前にバターとついてるだけありバターの風味がDosaとからみあって絶妙な味をかもしだしてはいるものの、厚み、サイズ、バターの3拍子はかなりお腹には重たい。

Rava Dosa はお米ではなく、Ravaを使っているので薄めだがモッチリな食感。その他に注文した「Button Idli」は一口サイズで食べやすく、マントリモールのショッピングで小腹が空いた時にお勧め!?

マントリモールの目の前という立地、店内には女性客やカップルの姿も。

女性1人でコーヒーを飲みに入っても全然違和感なしのお店だと思うので、やはりマントリモールショッピングで疲れた時にお勧めかな(笑)!?

●数日後のレポート

今日はたまたまマレーシュワラムに用があったので、「そうだっ!」と思い、1人でNKBへ。

しゃばしゃばのサンバルとけっこう酸っぱ辛かったラッサムは好みではなかったですが、写真中央の白っぽいカレーと右上の野菜炒めは美味しかったですよ♪

更に!右上の野菜の隣にあるオレンジ色ものは、、、な、なんとビジベレバスです! ビジベレバスがミールスについてきて、何とも得した気分に❤

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※PAKAKO隊員、レポートをありがとう! 「ビジベレバスってなんですか?」とお思いのあなた。後日、どこかでレポートしますので、気長にお待ちください。