ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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今日は終日、自宅にいたにも関わらず、やたらと動く一日だった。階段の上り下り、100往復はしたんじゃないかと思う。大げさか。いや、少なく見積もっても80回は往復していると思う。

というのも、年に一度のシャンデリアほか照明の掃除の業者に来てもらったこともあり。その他、電気の修理、新聞代の支払い、メイドやガーデナーやドライヴァーが出入りするたびの上り下り。

いはやは、いい運動である。集中力が続かないところに、拍車がかかるというものだ。

さて、夕飯であるが、何を作ろう。オーガニックのグリーンピーが届いている。あと、ナスがある。ううむ。久しぶりにパスタにしよう。と、冷凍庫を開き、エビとトマトのピューレを取り出す。トマトは毎度、新鮮なものを使いたいところだが、先日のクッキングクラスで大量に購入しすぎたため、残りをブレンダーにかけて冷凍しておいたのだ。

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ややたっぷりめのバターでニンニクのクラッシュしたものを炒め、豆やらナスやらを一気にいれ、まだ完全に解凍しきれていないトマトソースを、ええい、とばかりに入れてしまう。

我ながら、毎度乱暴な調理法だ。

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パスタは、Barillaものを。インドは以前から、イタリアの食材がかなり一般的に普及している。パスタはこの大衆的なBarilla(バリラ)やDe Cecco(ディ・チェコ)ものであれば、一般のスーパーマーケットにおかれている。

輸入食品を扱う高級スーパーマーケットにいけば、半生風の高価なパスタも入手できる。パスタの種類も多彩だ。

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スパゲティやフェトチーネなどの長いパスタは、深底のフライパンでゆでる。大鍋を使わずとも、パスタがはみ出ることなく茹でられるので便利。

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炒めた素材は、塩胡椒、茅乃舎の野菜だしで適当に調味。このままでもいけるのだが、昨日のあっさり過ぎたパエリアが思い返され、今日のところは「コクのある味わい」を出すことに。生クリームを入れることにした。

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本当ならば、賞味期限が数日しかないニルギリスのビニル袋入りフレッシュクリームを使いたいところだが、ない。いざというとき用の、長期保存が利くアムールのフレッシュクリームを使用。全部入れては多すぎるので、3割ほどを、ぐいっと絞り出す。

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今日もまた、この一品のみ。だが、野菜もたっぷり入っているし、よしとしよう。

ちなみに我が夫は、今更であるが、食の嗜好がわたしと非常に似ており、あまねくさまざまな食材の料理を食す。一応、ヒンドゥー教徒ではあるが、食に関しての制限は皆無。

加えて、食べ物に対して、ほとんど文句を言ったりはしない。たまに口に合わない時には無口になるが、決して食べ物を粗末にしたり、料理が物足りないからと不満を言ったりはしない。その点は、非常に助かっている。

胃腸があまり強くないこともあり、味付けが濃かったり、辛かったりする外食を率先して食べることはないので、ランチもほとんど、お弁当。夕飯の残りでもまったく問題ないらしい。

料理とは、食とは、毎日毎日のことであり、生の基本でもあるから、この点が噛み合っているというのは、夫婦として共同生活を送る上では、かなりポイントが高いと思われる。

ちなみに「食」以外で、二人の意見が一致するテーマは……、ほとんど思いつかない。