ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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金曜日購入のオーガニック大根が、手つかずである。なんとなく、先日Bamburiesで購入していた豚の挽肉を解凍しておいた。がメニューは決めておらず。

「豚挽肉」「大根」「レシピ」で検索すると色々出て来る。本当に、インターネットとは便利である。そしてクックパッドもまた。一番人気のあるレシピを参考にさせてもらうことに。ざっと素材と調理法を頭に入れて、キッチンへ。

新聞紙に包まれ、冷蔵庫で眠るそれを取り出し、乱切りに。

挽肉と共に、調味して煮込む。

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Namudharisのアスパラガスも取り出す。細長い。

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茎の根元に近いところの筋が、かなり強烈ゆえ、思い切ってばっさりと切る。これを思い切らないと、食べている途中に筋が気になり、おいしさも軽減してしまう。思い切りが大切だ。

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同じくNamdhari’s Freshで買ったミルキーマッシュルーム。エリンギ、のようなものだと思う。ふぞろいにもほどがある。

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ミルキーマッシュルームは手で割いて、適当な大きさに。

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フライパンにバターを落とし、塩こしょうで炒める。

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鍋で炊く場合、一通り水気が飛んだら、すぐに火を止め、軽く混ぜる。

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ティーコージーをぐいぐいと被せて、このまま蒸らす。ティーコージーの保温力たるや、かなりのもの。ティーポットの保温よりも、ご飯の蒸らし、保温に使用される割合の方が高い。

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大根に火が通ったら、片栗粉を水で溶いて全体に流し入れ、とろみを出す。別にとろみをつけなくてもよいが、ついていると、雰囲気が出る。

雰囲気が出たついでに、今日は和風の皿に盛りつけようと思って食器棚を眺めて、愕然とする。茶碗と、ちょっとした器しかない。あれ? もっとなかったっけ〜? と背伸びをして見てみるが、ない。

米国在住時はもう少しあった気がしたが、そういえば、インドに移住する時に多くを処分していたのだった。持って来ているのは、実家でもらった輪島塗の漆器のお椀などがいくつか、である。そういうものも、最早、普段に使おうかしら、と思う。

それにしても、器のなさに愕然としつつ、間に合わせて盛りつけてみたところの、なんだかしょぼい感じ。

ここに日々、料理の写真を載せるようになって、改めて大皿のつまらなさを実感。海外生活20年とはいえ、やはり日本人の血が流れており、きれいな和皿に盛りつけてみたいという欲求が、心に眠っていることに気づかされた。

ちまちまとままごとみたいで洗うのにも手間だから……と思っていたが、もう少し、何かあってもいいかもしれない。今度、ポンディチェリの店に行って、和風テイストの陶器を少し調達してみようかとも思う。磁器はないが、陶器なら、日本料理に使えそうなものが、多々あるのだ。

ちなみにインドで人気のある食器メーカーは、多分、我が家も使っているところの米国コレールだと思う。丈夫で割れにくく、軽く、扱いやすい。特にメイドに食器洗いを任せることもあるインドにあっては、丈夫であるものが最優先でもある。

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食卓に置くと、品数の少なさが強調されて、余計に寂しい感じがする。が、夫は、皿が多いというだけで、

「わ、ゴージャス! おいしそう」

と、喜んでいる。目くらましか。

ちなみに夫は、日本料理も大好きで、納豆以外なら何でもOK。わたしも別に納豆が好きなわけでもないから、まったく問題ない。

夫はまた、箸の使い方もうまい。むしろ、わたしよりうまいくらいだ。子供のころ、家族で中国料理店へ行った時に、ウエイターに持ち方を教わったそうだ。

箸を持つのはうまいが、茶碗の持ち方がまずいので、それが気になって仕方がない。茶碗を片手に肘をついたりされようものなら、

“Elebow!”

とか言って、厳しさに拍車がかかる。自分でも、落ち着いて食べられないのが、難。

やっぱり、今まで通り、基本はワンプレート料理がいいのかもしれない。

ところで、大根の豚そぼろあんかけ、であるが、大事なものを入れ忘れていた。それは、ショウガ。これはこれでおいしかったが、しかし、ショウガは大切な風味付けだった。レシピを見て、楽勝、などと思わず、忘れちゃいけない素材は、メモしておこう。

ともあれ、オーガニックの大根は、風味も豊かに、本当においしい。豚肉の味もしみ込んで、熱々のごはんとも、よく合う。二人して、おかわりをしに、何度も台所まで往復だ。

やっぱり我が家は、よく食べる。