ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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久しぶりに「ローカルフード探検隊」な気分を楽しんだランチタイムだった。

本日午後は、ドミニカン・シスターズに訪問し、アクセサリー作りを行った。その前に、インディラナガールにあるコルカタ料理のレストランでランチをとったのだった。

今回のアクセサリー作りの企画に際しては、チーム布のメンバーが中心になって準備をしてくれていた。そのチーム布のメンバーのうち、4人が拙宅のすぐ近くにあるアパートメントビルディングにお住まいで、しかも月曜日、ビルディングのクラブハウスで、そのメンバーとわたしが、太極拳の練習を受けている。

月曜日の練習を終えた後、メンバーの一人が、訪問前にランチに行きませんかと提案してくれ、急遽、ランチへ行くことになった次第。実はその店、以前から気になっていながら、一度も訪れたことがなかったのだ。

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ダブルロード沿い、CMHロードとの交差点に近い場所にあるその店。通りに面してはいるものの、店内は比較的静かで、くつろげる雰囲気だ。

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正午の開店ちょうどに訪れたところ、マネージャーが出迎えてくれた。ランチメニューはありますか? と尋ねたところ、

「うちは、ブフェもなければ、ミールス(定食)もない。アラカルトだけです」

と、一般のインド料理店とは少々別格である、という感じをアピールされる。メニューを見ると、興味深い料理が並んでいる。気分はローカルフード探検だが、店自体は、アッパーミドルクラス以上向けの値段設定となっている。

コルカタ、すなわちベンガル地方の料理は、淡水魚や甲殻類などを使ったものが多く、またスパイスにマスタードを多用することでも知られている。わたしは、コルカタへは一度しか訪れたことがないのだが、好きな街の一つだ。

視察旅行で訪れたのだが、その際に、親戚の家を訪問した。コルカタに到着したその日の夜のことだ。クライアント女史2名を含む、我々3人を歓待してくれ、それはそれは、たくさんの家庭料理でもてなしてくれたことを、つい先日のことのように思い出す。

どれも手の込んだ、時間をかけて作ったということが見て取れる、心のこもった料理だった。もっとお腹をすかせて行けばよかったとさえ思えるごちそうだった。

コルカタの料理に興味のある方、ぜひ、こちらの記録を見ていただければと思う。

■インド発、世界2008 コルカタ編 (←Click!)

今、写真を見返すに、なんとも楽しく充実した視察旅行だったなと、しみじみ思い返される。

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料理は、ウエイターにお勧めの料理などを尋ねつつ、前菜2品、主菜2品を注文。あまりゆっくりする時間がないので、多すぎないようにやや控えめの注文だ。

本当はMOCHAR CUTLETというバナナの花のカツレツを頼んでみたかったのだが(バナナの花は身体によいのだ)、あいにく品切れだったので、AAM AR CHHANA CUTLET(カッテージチーズと生マンゴーなど)のカツレツを頼んだ。

風味よく、やさしい味で、おいしい。生マンゴーの味はよくわからなかったが、カッテージチーズのふんわりと、表面のこんがりが、いい相性。

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PANCO CRUMBED BENGALI FISH FRY。白身魚のフライだ。PANCOとは、日本語のパン粉、である。欧米では、久しく以前から、日本のパン粉をアレンジして使うシェフが少なくなく、PANCOは結構、認識されている食材の一つである。

これもまた、香ばしく、なじみのパン粉の上がり具合もよい。

この店、いいねえ! とすっかり、盛り上がってしまう。なにしろ、食事のあとにドミニカン・シスターズへ行かねばならず、あまりゆっくりと待ってもいられない。一応、店の人には、主菜もなるたけ早めに出してくださいと頼んでいたところ、なかなかに絶妙のタイミングで供されたのもありがたかった。

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ウエイターのお兄さんが普通のロティよりもプーリー(揚げたロティ)を勧めてくれたところ、食べたことがないという人もいたので、頼むことにした。プーリーに合うのはマトンのこの料理です! と、はじめにプーリーありきで、KASHA MANGHOというマトンカレーを一押し。従った。どちらも高カロリー度満点であるが、これまた、おいしい。辛いと書いてあったが、辛すぎない。これなら、辛い料理が苦手なマイハニーも食べられそうだ。

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そしてもう一つの主菜は魚のマスタード&ココナツソースカレー。これはメニューの写真を撮り忘れて名前が不明だが、メニューに料理の写真が載っているので、試してみたい人はそれを指差すべし。これはライスとともに。

魚はサバ風。こくのある風味が、カレーソースといい塩梅で調和している。もう少し時間があれば、エビ料理あたりを、もう一品、注文してもよかったと思われた。

ともあれ、ウエイターのアドヴァイスもかなり的確、みな、初めてだというベンガル料理を楽しめて、充実のランチタイムであった。

今度は夫と、一緒に来てみようと思う。

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