ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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今日は2年ぶりに、バンガロール在住日本人女性からなるグループ「さくら会」のランチに参加した。

会場は、先ごろオープンしたばかりのFour Seasons Hotel。ロビーホールから、階下のカフェテリア(ダイニング)にかけては、白い大理石の優雅さを引き立てるように、重なり合う白い花々のアレンジメントも麗しく、心地のよい空間だ。

我々夫婦がバンガロールに移住した2005年11月当初、高級ホテルといえば、タージ・ウエストエンド、オベロイ、ITCウィンザー・マナー、リーラ・パレスといったところだった。ところがこの十年余りの間にも、外資系ホテルが次々に誕生。

シェラトン、ヒルトン、リッツ・カールトン、シャングリ・ラ、JWマリオット、コンラッド……と、まだまだ数え切れないほどのホテルがオープンしている。

それと並行するように、外食事情もめまぐるしく移り変わり、食の選択肢も劇的に増えている。

今から11年前。2008年は、ひとつの大きな節目の年だった。この街にとっても、多分インドにとっても。UBシティのオープン。バンガロールの新国際空港開業。そして、9月のリーマンショックと、11月のムンバイ同時多発テロ。大きな出来事が渦巻くように起こったあの年。それはiPhoneすなわちスマートフォンが普及し始めた時期とも重なる。

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プライヴェートはさておき、市場調査やレポートの仕事となれば、トレンドはある程度、おさえておかねばならない。ぼんやりしていると、あっという間に趨勢は変化する。

自分に向けて「速度を落とせ」と言い聞かせてはみるが、この変化著しい国、都市に暮らしている以上、気づかないふりでいるのは困難だと、しみじみ思う。なにしろ、さまざまが、おもしろいから、看過できない。せめて好奇心の矛先を、限定せねば。

新鮮な葉野菜がたっぷりのサラダを食べながら。生ハムが載ったおいしい窯焼きピザを食べながら。ほどよくグリルされた牛肉を食べながら。そして、残すのが惜しいと思えるほど、美味なデザートを味わいながら……。