ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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    ランチのあと、鬱蒼の緑が生い茂る裏庭を散策するのが楽しい。

    限られた時間のなかで、しかし優雅なひとときは大切。リゾート内を巡りながら、ガーデン・シティと呼ばれていたバンガロールの背景を語る。

    TAJホテルグループと、タタ財閥と、創始者の物語を語る。ペルシャから逃れてきたゾロアスター教徒の経緯を語る。インドの宗教を語る。インドの古きキリスト教を語る。

    歴史を知れば、視点は変わり、知見は深まり、好奇心が刺激される。

    昔ながらの商店街、コマーシャル・ストリートを歩く。テキスタイルの宝庫であるマイソール・シルクを訪れ、布の海を漂う。

    『インドのテキスタイルとサリー講座』を開始してから十数年。参加者にはわたしのサリーを試着してもらい、その後、「サリーショッピング」も開催してきた。100名を軽く超える人たちの買い物に付き合ってきたこともあり、その人に似合う色柄を、さっと選ぶのが、うまくなった。

    多くの人が、自分の好きな色を選ぶけれど、好きな色と似合う色は違う。もっと言えば、洋服とサリーとでは似合う色柄が異なる。多くの人が「こんな色、着たことない」といい、「こんな色が似合うなんて……!」と驚く。

    そういう様子を見ているのも楽しい。

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    ここ数年、滞っていた「リアルな」各種セミナーや買い物ツアー、あるいは市場調査や視察旅行のコーディネーションの仕事を、来年から再開しようと改めて思う。
    百聞は一見にしかず。

    どんなにブログや動画で説明しても、伝わらない迫力が、インドの日常には転がっている。パンデミックを経て改めて、リアルに体験することの尊さを実感する昨今だ。

    ◉TAJ WEST END
    https://www.tajhotels.com/en-in/taj/taj-west-end-bengaluru/

    ◉MYSORE SAREE UDYOG
    https://www.mysoresareeudyog.com/

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    Go Native。そしてRain Tree。わずか2カ所ながらも、インドの新旧、ライフスタイルやファッションをじっくりと、垣間見られる場所。

    折しもRain Treeでは、グジャラート州カッチ地方の手刺繍のブランド「Shrujan」の展示会が開かれていた。かつて、Shrujanの店舗がバンガロールにあった時代、クッションカヴァーや壁掛けなどを購入。今でも使っている。

    今回は「新作」だという精緻なサリーを見せてもらった。1枚を仕上げるのに2年ほどもかかる芸術品。インドのテキスタイル世界は、どんなに見慣れても、飽きることがない。

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    🌱Go Native
    https://gonative.in/

    🌱Beruru
    https://beruru.com/

    🌱RainTree
    http://raintreebangalore.com/

    🌱Shrujan
    https://shrujan.org/

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    2001年の7月、結婚式を挙げるために、当時暮らしていたニューヨークから夫の故郷、ニューデリーを訪れた。初めてのインドで受けたカルチャーショックは多々あったが、最も強く感銘を受けたのは、インドの人々が、いかに「家族や親戚との交流」や「友人知人らとの社交」を大切にしているか、ということだ。

    宗教、階層、コミュニティ、地域、言語……と、多様性に溢れたインドだが、家族との絆の強さ、社交の重要性は、遍く共通していると思われる。

    日本に暮らしていたころは独立独行、友達も少なく、自分のキャリアの構築(&ときどき恋愛)が最優先事項だったわたしだが、ニューヨークに渡ってからは、かなり社交の機会が増えた。各種パーティに参加するのをはじめ、自分でも開催するなど、もてなされ、もてなすことにも慣れていった。

    しかし、インドに移ってからは、米国の比ではないほどの「集いの多さ」を実感した。最近でこそ、子供たちは子供たちで……という趨勢が強くなったが、一昔前までは、週末は家族や親戚が集まって食卓を囲む、あるいは友人たちを招いてパーティをする情景は一般的。子供が大人に対して臆することなく自分の意見を言い、討論することができる土壌は、このような社会的背景も影響している。

    さらには、各宗教の行事、冠婚葬祭が重要視されるインドでは、特に年の後半はホリデーシーズンに突入。通常でも週休3、4日感覚のインドが、週休5日制くらいになるから、スケジュール管理は至難の業になる。

    家族が病気になったら、会社を休んで、病院に連れて行く。病人が一人で病院に行くことの方が稀だから、インドの病院は待合室が込み合っているし、病室には付き添いの家族が泊まるためのベッドも用意されている。

    良くも悪くも、インド世界は人間同士の絆が強く、共に支え合いながら生きている。わたしたち夫婦は身内の数が少なく、故に冠婚葬祭の頻度も低いから問題ないが、これが大家族で親戚も多いとなると、しばしばあちこちに駆り出されて、忙殺されるという側面もあることは否めない。

    そんな社会的背景のインドに暮らしているがゆえ、わたしも郷に入り郷に従っているうちに、気づけば社交のスキルが上がっていた。ミューズ・クリエイションで8年もの間、毎週金曜日に自宅を開放して多くのメンバーを招き入れていたことも、全国的に「ご自宅の敷居が低い」インドだからできたことである。これが日本だったら、決して実現できなかった。

    🇯🇵さて。週末を新居で過ごすようになってから、人々を招く頻度が増えている。

    一昨日の土曜日は、YPOバンガロール支部の企画によるIntegration Dinnerのホストを務めた。新メンバーや、普段、交流の少ないメンバーを招き、互いを知り合うのが目的。わたしたちも以前、他のお宅に招かれ、楽しいひとときを過ごした経験がある。

    我が家がホストとなるからには、日本らしさをアピールしたい。毎度、自己流の日本料理風な料理でもてなし、昨年の「日本風味なヴァレンタインズ・ディナー」で使用した日本のお茶の歴史を巡るプレゼンテーションの準備をし、さらにはインドで日本酒や梅酒の販売を試みている友人から梅酒のサンプルをもらっていたのでそれをお出しするなど、随所に日本を漂わせた。

    わたしはインドに移住して、加工食品などを口にする機会が激減したこともあり、MSGなどの化学調味料や食品添加物をほとんど口にしなくなった。極力、新鮮な食材を用い、最低限の調味料で、しかしそこそこ、インドの人たちの口に合うメリハリのある味にするのは、簡単ではない。

    特にヴェジタリアン向けには、魚の出汁はとれないので、昆布と椎茸が決め手となる。ヴェジタリアンにも卵を食べる人、曜日によって肉も食べる人など、いろいろ条件があってややこしい。なにしろ多様性ゆえに、配慮も要される。

    ちなみにスイーツは抹茶クリームのスポンジケーキ。なかなかにファンシーな見栄えで、おいしく出来上がった。卵を使っているので、「卵は避けている」というヴェジタリアンの友人には別のスイーツも用意していたのだが、「お菓子の卵は大丈夫なの」という人もいて、コケそうになる。ほんとうに、何年住んでも面白いインド。

    料理の詳細を書きたいところだが、長くなるので割愛。

    ともあれ、土曜日は朝からキッチンに立ち、あれこれと料理の準備をし、ゲストを迎えたのだった。

    一人の欠席もなく、21名のゲストが来訪してくれ、語り合い、飲み、料理を楽しんでくれ、実に有意義かつ達成感の高い土曜日であった。特に、日本酒に詳しい友人や、日本料理が大好きすぎる友人らは、本当に喜んでくれた。今回は大人数だったこともあり、盛り付けなどは、細部にまで行き届かない点があった。

    次回は「Strictly Non Veg(厳格な肉食/非菜食)な友人を小人数招いて、心置きなく鰹だしやら卵などを用い、一人ずつ丁寧に盛り付けた、上品な日本料理作りにも挑戦してみたいと思う。

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    【食材の調達先は以下の通り】

    ◉MAIN DISH/刺身やうなぎ(熊本産)など良質な日本の食材
    https://www.maindish.in/

    ◉WoollyFarms/オーガニックなどの新鮮な野菜
    https://woolly.io/

    ◉Living Food/Burrata チーズほか、高品質なインド産の食材
    https://livingfood.co/

    ◉Brown Koji Boy/手作りの味噌やたまり醤油
    https://brownkojiboy.com/

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    季節外れの大雨で、市内の随所が水没、深刻な被害を受けている人々も少なくないバンガロール。そんな中、昨日は、日本人起業家ネットワークWAOJEのメンバー各位を迎えて、非常に有意義で楽しい1日を過ごした。

    今回、WAOJEバンガロール支部のメンバーが、京都支部のメンバー7名の視察旅行をコーディネーションされるに際し、その一環として、坂田が講演を依頼された。当初、他の方のプレゼンは、WeWorkを利用される予定だった。しかし、坂田マルハン家新居は、我々夫婦それぞれの書斎(オフィス)を設けているだけでなく、地下にはビジネスにも対応する「多目的すぎるホール」を整えたことから、今回、利用してもらうことにしたのだった。

    「多目的すぎるホール」は、そもそもオーディオルームとして設計された空間。その一面を鏡張りにし、ダンス・クラスなどにも使えるようにしている。今回はテーブルがまだ調達できていないものの、近々それらも配達される。そうすると、小規模なカンファレンスや、バザールなどの催しにも対応できる。カラオケルームにもクラブにもなる。名実ともにSOCIAL MUSEが実現するわけだ。

    なお今回は、ヴォランティアではなくわたし自身の仕事として受けていることであり、あくまでもビジネス。アットホームで快適な環境の中で、インド世界の一端を体験してもらう。

    京都は我が夫が大好きな地でもあり、これまで何度か、二人で旅したことがある。インドとも縁の深い京都の起業家、実業家の方々と、今回、知り合うことができたのは非常に光栄なことだ。皆さんそれぞれに業種は異なるものの、わたしにとってはいずれも興味深い分野であり、あらかじめ資料を拝見しつつ下調べをするのも楽しかった。

    外国人に対しても、非常に伝えやすい魅力的な「日本らしさ」が迸っている京都。今後、少しずつ、しかし確実に、我がインドのネットワークと京都との結びつきを繋げていければと思う。

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    午前中はわたしの講演。今回は、あらかじめYoutubeに上げているセミナー動画を見ていただくようお願いしていたので、資料を使うことなく、質疑応答を中心に90分ほどお話しした。限られた時間のなか、今回はわたしからお伝えすることしかできなかったが、わたし自身、参加者各位の話を聞きたかった。次回の一時帰国時にはぜひとも京都に立ち寄ろうとの思いを強くした。

    軽めのランチを……と依頼されていたので、具沢山すぎるちらし寿司はじめ、サラダなど各種準備をしていたが、みなさん食欲旺盛で、あっという間に平らげられる。気持ちいいほどであった。午後はバンガロール支部のメンバー各位が、多目的すぎるホールでプレゼン。お茶休憩を挟みつつ、インド的なおやつもあれこれと、しっかりと味見していただいた。

    毎週金曜日に拙宅を開放してミューズ・クリエイションの活動をしていた時代には、毎週のようにお菓子を焼いていたが、パンデミック以降、お菓子作りの機会も激減。今回、新居のオーヴンで初めてロールケーキ作りに挑戦した。なにしろ今までは、温度設定も不確かなインド製のオーヴンで焼いていたので、イタリア製の温度調整も安定した立派なオーヴンで、いつも通りに焼けるかどうか心配だった。

    しかしながら、立派なオーヴンだけあり、いい感じで焼き上げてくれた。ちょっと巻き方のコツを忘れるなど、見た目はいまひとつだが、おいしくできたのでよしとする。そして毎度おなじみの、いちごの軽く煮込みソースなども作る。みなさん、喜んで食べてくれた。また、我がお気に入り、ムンバイのパールシー・デイリーのクルフィ(卵不使用、インドのミルキーなアイスクリーム)もお出しする。これがまたおいしいのだ。

    そんなこんなで、我がセミナーは食べ物が大切。ということを再認識しつつ、これからも、おいしい集いをあれこれと企画していければと思う。

    ベンガルール国際空港から南へ車で約15分。「多目的すぎるホール」や「バーベキューもできる広大な庭」などをご利用になりたい方は、お気軽にご相談ください。😸

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    象の頭を持つヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」。新月から4日目に誕生したとされるガネーシャの生誕祭、「ガネーシャ・チャトゥルティ」が本日から始まり、10日間の亘って祝われる。インドのお祭りシーズンが、いよいよ本気を出してくる季節。ここから年末にかけては、概ね祭りの中で暮らすことになる。

    今日はまた、我が誕生日であった。

    わたしの人生の節目は、キリ良く10年ごとに到来していた。

    20歳の夏、初めて日本を離れ、ロサンゼルス郊外で1カ月ホームステイをしたことが、その後の人生を変えた。

    30歳の春、1年の語学留学の予定でニューヨークへ飛び、そのまま米国に住み着いた。

    40歳の秋、これからはインドの時代だと確信し、バンガロールへ移住した。


    50歳……のときには、たいした変化はなかったが、57歳となった今、大きな節目の到来を実感している。今は、還暦へ向けての助走のような、準備期間。これまで蓄積してきた経験や知見を活かした仕事が、将来、実践的に手がけられる気がしている。

    誕生日を迎えて、あれこれと書きたいことは募るのだが、今日はランチに訪れた店がとてもすてきだったので、レストランの紹介をしておきたい。

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    新居と旧居の間の田園地帯にあるFarmlore。37エーカーの広大な土地の只中、マンゴーの木々や花々に囲まれた場所に、その店はあった。パンデミック下の2020年に開業したばかりだ。

    店は完全予約/前払い制で、テーブル数にも限りがある。グループは6人まで。子どもは12歳以上。料理は「シェフにお任せ」で、ランチは5コース、ディナーは10コース。何が供されるかわからないところが、なんとも言えず楽しみだ。

    バンガロール出身のオーナー、そしてチェンナイ出身の若き3人のシェフがキッチンを仕切る。コペンハーゲンの名店Nomaでインターンの経験があるヘッドシェフの女性。男性シェフらはそれぞれ、スウェーデンやマレーシアのレストランで働いた経験もあるという。

    自然農法に基づいた食材選びに始まり、環境に配慮したキッチンや店舗の構成。発電はソーラーパネルによって自給自足され、併設の水耕栽培ファームで育まれた新鮮な野菜が用いられる。

    本日、供されたコースメニューは、それぞれのプレートに「南インドならでは」が鏤(ちりば)められていて、非常に興味深かった。

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    たとえば石の上に載った、あたかもトリュフ・チョコレートのような丸いアミューズは、スピルリナを練り込んだココバターの殻に、ココナツウォーターが入っている。ヘルシーで爽やかな味わいだ。手前の小さなタルトは、ローカルで収穫されたアヴォカドに、とうもろこしを載せたもの。

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    柔らかくて風味豊かな鴨肉のスープは、ピリリと辛味がほどよく、インド料理的スパイス遣いが効いている。

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    紅白のソースが施されたシーフード。オレンジのソースは、コンカン地方(南インド西海岸部)で収穫されるヘルシーな果実コカムが、白いソースはココナッツミルクが用いられている。

    白身魚は旨味が詰まっていて、小さいけれど食べ応えあり。葉野菜に包まれているのは、ジューシーな蟹肉(ブルークラブ)だ。ワシントンDC在住時代にしばしば食べていたクラブケーキを思い出す。久しぶりに近々作ってみよう。エビもまた、歯ごたえがよく甘味があっておいしい

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    熱々の小さな鉄鍋にて供されたのは、ライスの上に、マイソール産の脂肪が多いラム肉が載ったもの。バナナの葉に包み、低温に設定された釜で16時間ほど加熱して作られたという。添えられたナスのカレーをかけて食べる。モリンガパウダーがまぶされたライス・スナックも、味覚にアクセントを添えてくれる。

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    そして、とても感動したのがデザートだ。アイスクリームに添えられたキャラメルソース状のもの……。この主原料は「味噌」であった。彼女がここで味噌作りをしているらしい。その味噌のおいしさは特筆すべきで……と、書きたいことは尽きぬ。次回は平日の夜、もしくは週末のランチにも楽しめるという10コースメニューに挑戦してみたい。

    誕生日に際して、自分のライフに関することを書きたかったのだが、レストラン紹介に終始した。ごちそうさまでした。

    🍾アルコールは提供していないので、ゲストが持ち込み。
    ➡︎https://www.farmlore.in/

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    濃密な日々が過ぎていく。旧居から新居へ、書棚などの運び出し。それに伴う荷造り。

    バンガロールの老舗取材。

    久しぶりの友人らとの再会。

    毎月の定例ミーティング……。

    日々、書き留めておきたいことが募るが、しっかりと睡眠時間を取ることが優先だ。COVID-19に感染してからは、夜更かしせず、体調を慮っている。それに伴い、写真のホルダーにはアップロードしておきたい写真がたくさん。

    備忘録も兼ねて、10枚を。

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    瞬く間に歳月は流れる。気がつけば、COVID-19に感染していたことを忘れてしまうほど、体調も戻った。味覚と嗅覚が戻らなかった数日間は、どうなることかと心配したが、徐々に回復した。

    世の中は巡り、日本からの仕事も少しずつ入り、外出も増え始めているが、無理をせぬようにと気をつけている。

    生活環境を、ゆっくりと整えている郊外の別宅。週末をここで過ごすのは、いい気分転換になり楽しい。猫らに会えないのが寂しいけれど。

    先週末は、友人のJayaと、彼女の夫のHemuが遊びに来てくれた。画家である彼女から、3つの絵画を購入し、飾っている。リヴィングルームの2枚は、カルナータカ州の世界遺産ハンピの情景を描いたもの。ソファーに座って眺めていると、絵の中に吸い込まれるような気分だ。事実、わたしは昨年、ハンピを訪れた際、絵画に溶け込んだ。

    ハンピにて、絵画と似たような光景を目にした。このような建築物は、ハンピにいくつもあるから、彼女が描いたのは異なる場所だろうとは思ったが、その日は偶然にもわたしは赤い服を着ていた。絵画と同じような状況で写真を撮りたいと思い、居合わせたフォトグラファーに絵の写真を見せて、同じように撮ってくれと頼んだ。

    とても似ているでしょ?

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    回廊の1枚は、ガンジス川を望むヴァラナシの光景。まだ見ぬ聖地に思いを馳せつつ、この絵は旅情をかきたててくれる。

    必要最低限は揃っているキッチンにて、ヘルシーな軽食やスナック、そしてLavonneの美味なティラミスを準備。久しぶりにアルコールを楽しみ、語り合う午後。

    現在の家も、千客万来。ゲストは長居を楽しむ空間なのだが、新居はよりいっそう、時間を忘れる。

    時を忘れて、時間旅行をしているような心持ちのひとときだった。

    🎨JAYA JAVERI インドの自然や情景、歴史を刻む建築物……。やさしく慈しむように描く画家、ジャヤ・ジャヴェリの世界。

    🎨JAYA JAVERI/ Homepage

    彼女は「デスクに飾れるサイズ」の、小作品も創作し、販売している。インドの情景や伝統を映した作品も多いうえ、リクエストに応じて描いてもくれる。
    ➡︎https://jayajaveri.com/

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    🇮🇳このところ、インドの「よき飲食物」について紹介する機会を逸していた。

    撮影したまま溜まっていく写真……。

    最近、利用しているサーヴィスのひとつ、Living Food。まだ、試していない商品も多々あるが、今のところのお気に入りは、生鮮野菜もさることながら、各種パスタやフレッシュチーズ、インドならではのスナックなど。

    日々、新しいブランド、新しいサーヴィスが普及して、目まぐるしく進化するインド市場。常々記しているが、それらはしかし、単に「新しい」というだけではない。

    インドの場合は、「昔ながらのよきもの」を「現代向けにアレンジ」した「温故知新」あるいは「不易流行」のマーケットが着実に伸び続けている。種の多様性を反映する雑穀類や豆類。スーパーフードと呼ぶにふさわしい果実類。薬膳を実現するスパイス。全身を内外から潤わす多彩な油脂……。

    広大な国土と多様な気候を擁するこの国で、かつては新鮮に届く術がなかった各地の農作物や食材。しかし、過去10年余りのロジスティックス(原材料調達→生産→販売に至る物流)の急伸により、全国にサプライチェーン(供給連鎖)を広げている。

    かつては「地元でしか味わえなかったもの」「地方の特産品」が、他都市でも入手しやすくなったのだ。特にコールドチェーン(冷凍/冷蔵流通)は、過去5年で随分進化したと実感する。

    変化著しいインド市場を外部から瞬間的に眺めれば、「新しいものばかり」に映るかもしれない。しかし、「過去のよきものの焼き直し」が極めて多いのもインドの特徴だ。

    ゆえに、市場調査ひとつをとっても、歴史を振り返ることは大切。利便性が高いものが優先されるわけではないからこそ、「インドは遅れている」という大前提では失敗する可能性が高い。

    過去20年の間にも、誕生しては瞬く間に消えていったインスタント食品、冷凍食品、レトルト食品などを検証しなければ……。と、語り始めればきりがない、独特の市場。潜在的な可能性も高いがゆえに、この国を知るにはともかく、調査が極めて重要なのだ。ということを語り始めれば尽きず。

    取り敢えず、Living Food。インド在住の方、お試しあれ。

    Living Food
    https://livingfood.co/

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    久しぶりのパーティ。会場は、なじみのTaj West End。二人とも、まだCOVID-19の余韻が残り、体調が完全とはいえない。ゆえにパーティの夜は一泊し、週末はホテルでゆっくりと過ごすことにした。

    古き良きバンガロールをテーマにした会場。久しぶりに友人らと会い、賑やかな夜。アルコールは控え、ダンスもほどほどに。「これからすばらしいDJが登場するのに!」と引き止められたが、12時には退散。日付が変わって本気を出すインドのパーティー。元気じゃなければ乗り切れない。

    モンスーン明けやらぬバンガロールは、気温も低く、涼しいを通り越して肌寒いほど。広々とした浴槽に湯を張り浸れば、まるで温泉に入っているかのような至福。
    鬱蒼の緑に包まれながら、静かな闇に眠る夜。

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    インドのホテルに泊まるのは久しぶりということもあり、目を覚ました瞬間から、朝ご飯が楽しみだった。

    インドのすてきなホテルの朝食は、昔から、本当に楽しい。わたしが知る限りの20年。そのときどきで、トレンドは変わってきたけれど。豊かなフルーツにコンチネンタル、インド料理、場合によってはオリエンタル……と選択肢は常に豊富。いくつになっても食べすぎる。

    揚げたてのワダ(Vada)に加えて……マイソール・ボンダ (Mysore bonda) もある! この、ホットケーキミックスで作った揚げドーナツを彷彿とさせるマイソール・ボンダは、ほの甘くておいしいのだ!

    南インドの味噌汁ともいうべくサンバルもまろやかで、「マサラは別添えで」とお願いしたマサラ・ドサも旨い。どう考えても食べ過ぎなのに、締めくくりはパンケーキ。メープルシロップの風味もよくて、濃厚なチャイとの相性も抜群だ。

    「昼ごはんは、抜きね」

    と言いながら、夫婦揃ってよく食べた。いい週末だった。

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    昨日の朝は、とある勉強会に参加するため、久しぶりに市街南部のコラマンガラへ。この界隈もまた、開発が著しいエリア。スタートアップの拠点が集まり、新しい飲食店やブティックも次々に誕生している。バンガロールに暮らしていても、足を運ばなければ、変化のスピードについていけないほどだ。

    しかし勉強会を終えた後は、次の予定があることから、コラマンガラを後にして北東部にあるインディラナガールへ。まずは腹ごしらえにと、毎度おなじみのARAKU COFFEEへ。雰囲気がいい。サーヴィスもいい。身体が安心する確かな食材。そして趣向が凝らされた料理が楽しめる……ということもあり、他にも魅力的な店はあるのだが、ここに立ち寄る頻度が最も高い。

    久しぶりに、シェフのRahulとも再会。数カ月前、フランスに出張に行っていた彼。ARAKU COFFEEの店舗があるパリ以外にも、ボルドーやマルセイユなどを訪れたという。南仏の情景と共に、少し塩味の強いブイヤベースと、ニンニクの風味が効いたルイユソース、よく冷えた白ワインの味わいが蘇り……食べたい!

    ブイヤベースが思い浮かんだ時点で、何を食べたいのかわからなくなってしまい、今日は彼に「おまかせ」することにした。わたしは、なんでも食べられるので、「おすすめのものを作ってください」とお願いしたのだ。

    そして出されたのが、この料理。一瞥しただけでは、なんの料理なのだかよくわからないのだが、これがとてもおいしかったので記しておく。

    左は、コーヒー豆同様、アラク・ヴァレーで収穫されているというお米。ほのかにいい香りがするアンベモハールAmbemoharというお米で、主には西ガーツ山脈の山麓地域で栽培されているようだ。

    ほどよく炊かれたごはんを、日本のおにぎりのように固めて丼の中に入れ、メキシカンなソースをかけている。この時点で、どう説明していいかわからないので、詳細は割愛するが、トッピングされた「オキナワ・ホウレンソウ」というのが、香りよく、いい塩梅。

    右は、柔らかく加熱された鶏肉。このソースもまた、オリエンタルに難解な風味なのだが、ごはんとよく合って、おいしい。

    もうこれだけで十分に満足なのだが、Rahulは毎度、デザートを勧めてくる。食べきれない時は持ち替えればいいので、これまたお任せしたところ、なんとも見目麗しいタルトが供された。バンガロール郊外の農家で作られた、オーガニックなダマスク・ローズ。その「食べられる花びら」が一面に載せられたお菓子なのだ。花びらを一枚つまんで、鼻に近づければ、なんとも芳しい香り! 花びらを食べる……というのは、以前は少し抵抗があったのだが、慣れると、おいしく楽しめる。

    3分の2ほどを残して、夫へのお土産にした。彼もまた、夕食後に喜んで食べていた。

    このごろは外食も減って、自分で料理をすることが多い。家庭料理は、食材も確かだし、余計な添加物も加えないので、健康的ではあるが、大雑把で簡単なものになりがち。こうして、「口に入れるまで味がわからない」ものを味わうのは楽しく、刺激になる。いいランチタイムだった。

    *最後に載せている数枚の写真は、2003年に夫と南仏を旅したときのもの。ミモザ祭り、楽しかったな。20代のころの記録は「インターネット以前」につきホームページには残っていないが、この記録はホームページにも残っている。まだブログなどが普及する前の、投稿困難だった時代の記録。一応、リンクも貼っておきます。

    🇫🇷🇨🇭2003年2月/南フランスのプロヴァンス、スイスアルプスの旅記録
    ➡︎http://www.museny.com/mihosakata/album-Fcover.htm

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