朝食のあと、毎朝、コーヒーを飲む。 お気に入りのコーヒーは、Monsoon Malabar。
そのときには、なにかしらの、「おやつ」も食べる。
今朝は、昨日焼いたロールケーキの残りを食べる。
生クリームの水分を引き受けて、少し、しっとりとしたスポンジ。
これがまた、いい。
食いしん坊のROCKY兄さんからの熱視線を感じつつ。
至福のひととき。
食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。
昨年9月、ミューズ・クリエイションを再編し、新たな活動を開始して1年が経とうとしている。この間、若者メンバーが意欲的に活動への関心を示してくれたことで、大小いくつもの企画を実現できた。しかしながら、彼らのバンガロール滞在期間は短く、出会って数カ月、あるいは数週間でお別れだ。
そしてまた、近々数名の若者がバンガロールを去る。わたしが実施しているセミナーや研修会に関心をお持ちながらも、タイミングが合わずに参加できなかった方も少なくない。今回、「簡単な概要をご説明いただく機会を作っていただくことは可能でしょうか?」との連絡を受け、「最後の授業」を実施することにした。
本来ならば、きちんと体制を整え、然るべき時間を確保して行いたい。しかし、これまでの経験上、参加希望者の予定を合わせるだけでも至難の業につき、ここはフレキシブルに対応しようと考えた。
わたしは昨年より、インド人に向けてのセミナーやトークを本格的に始動している。複数テーマの資料がある中、「日本とインドの関係史」は、両国の関わりを知る上で、非常に参考になる内容だ。特に8月。第二次世界大戦の終結や、インドとパキスタンの分離独立が果たされたこの時期、日本とインドの関わりの深さがいかなるものだったかを学ぶことは有意義である。
わたしの「インド・ライフスタイルセミナー」のYoutube動画は、日本語の資料を使いつつ、日本語で説明をしている。しかし、若者らには、将来、彼らが他のインドの人たちに「英語で」説明してほしく、インド人向けに作成した英語の資料で「授業」を行った。プレゼンテーションの資料としては文字量が多いが、あとから復習してもらえるよう、意識的に文字を多くしている。
巨大なスクリーンは新居に置いているので、プロジェクタだけを持ってきて、壁に投影した。小人数につき、ノープロブレムだ。
授業は90本ほどで終了。その後は、毎度のごとく、飲んで食べて、昔から人気のおやつ、ロールケーキも食べて、お開きとなった。
毎週金曜日をオープンハウスにしていたころ、毎週のように、お菓子を焼いていた。カステラやロールケーキ、フルーツ・カスタードクリームタルト、アップルタルト、プリン、ショートブレッド、パンナコッタ、タルトタタン……と、20人分、30人分と、よく作っていたものだ。今振り返るに、尋常ならない8年間だった。あの熱意は、一体何だったのだろう。自分でもよくわからない。
今回、久しぶりに旧居でロールケーキを焼く準備をしていたら、計量器が壊れていることに気づいた。使う材料は、MAIDAと呼ばれる精製小麦粉、砂糖、コーンスターチ(コーンパウダー)、そして卵。トッピングの生クリームや果物、卵は軽量不要だが、その他は必要。
計量カップを駆使ししつつ、「雰囲気で」測って作った。なんとかなった。よかった。
ところで、去りゆく男子が持参してくれたTALISVAのワイン。ラベルが非常にかわいらしい。初めて見る銘柄につき、産地を確認したところ、ここカルナータカ州のシモガ (Shimoga)だという。フルーツワインを生産していて、これはオレンジピールの爽やかな風味が加わった甘味あるワインだった。次々に新しいものが誕生するインドの日常。別のフレイヴァーも試してみたいものだ。
🍷TALISVA
https://talisva.com/
バンガロールは、モンスーンの時節。風が強く、朝晩は肌寒いほど。
巡り巡ってこの季節も19回目。なんということだ。
今日は午前と午後、2本のミーティング。どちらも、インドの人々に、日本を伝えることが主旨。
少なくとも、今のわたしの周囲には、「インドのことを深く知りたい」という日本人よりも、「日本のことを深く知りたい」というインド人の方が、圧倒的に多い。
パンデミック時代を境に、わたし自身の方向性もじわじわと軌道修正していて、プロジェクトのたびにリサーチし、資料を作り、「財産」は増えていく。それらを活用しながら、さらに学びを深めていく仕事は、たいへんながらも楽しい。
ランチは久しぶりに、バンガロールで最も古いイタリアンSUNNY’Sへ。創業店から数回移転して、今はLavelle Roadの古い邸宅を改築した場所に。古い建築物の風情が好きで、以前はよく、ひとりランチに来ていたものだ。
家では作ることのない、少々ジャンク味のあるフィッシュ&チップスを。揚げたてで、とてもおいしい。
食後は、午後の打ち合わせがあるバンガロール・クラブまで、Lavelle Roadを南下しつつ、途中の店に立ち寄りつつ……。このあたりの、栄枯盛衰。過去20年の情景が、走馬灯のように脳裏を巡る。
そして、1868年の創設以来、たぶんあまり変わらぬであろう風情のバンガロール・クラブに足を踏み入れて、人心地つく。新しい方と、新しいプロジェクトの話で、驚くほどに意気投合し、話が止まらない。
学ぶこと多く、語り合うこと尽きず。これから益々、取捨選択を慎重に。欲張らずに、自分なりの有意義を模索しながら。ひとつひとつ丁寧に、形にしてゆこう。
なにはともあれ、質。尊ぶべきは、質。
わたしだからこそ、できることを、丁寧に掬い上げながら。
誠実に、真摯に、質の高い仕事をするために。取捨選択を大切に。
昨夜は、久しぶりにソーシャルな夜。YPO主催のイヴェントに出席した。会場は市街中心部の高層ビルディング最上階にあるレストラン&バーの「風KAZE」。これまで夜景しか見たことはなかったが、夕暮れの眺望はまた絶景だ。3月4月の盛夏は過ぎて、モンスーンシーズンに入ったバンガロール。まさに高原の涼しい「風」が心地よく、この街の住みやすさを思う。
さて、スピーカーは、ジャンクフードなどパッケージフードの危険性を警鐘する”Food Pharmer”を自称する食のインフルエンサー、Revant Himatsingka氏。コルカタ出身で、米国のWharton MBA卒業後、McKinsey勤務を経て(どちらも我が夫と同じ)、昨年4月、インドに戻ったばかりだ。
糖尿病や肥満が国民的疾患になって久しいインドにおいて、「加工食品の選び方」や「食の安全」についての啓蒙を目指す彼を一躍有名にしたのは、まさに帰国直後に投稿した1本の動画だった。
インドでは、キャドバリー(Cadbury)という英国起源の食品会社が販売しているBournvitaという子供向けの「健康ドリンク」が人気だ。日本でいうところの、「強い子のミロ」的な存在。しかしながら、Bournvitaの原材料名や栄養成分表示を見れば、それが決して健康的でないことがわかるという。
糖分過多などを含め、「健康ドリンクとは言い難い」側面を紹介した動画をソーシャル・メディアで公開したところ、数百万人から視聴され、つまりは「バズった」た。その直後、キャドバリーの親会社であるモンデリーズ(Mondelez International)から「根拠のない中傷」として、24時間以内の動画削除要請と訴訟への警告文が届いた。ご本人もご家族も、極めてストレスフルな窮地に立たされたという。
そんな中、数名のドクターが連名で、Revantの動画には根拠がある、正当な内容だとする声明を発表。このことが追い風となり、逆に政府からCadburyに指導が入ったという。結果、Bournvitaのラベルから「健康飲料」の文字が消えたという。インドが英国から独立した翌年の1948年から発売されてきたこのドリンクが、彼の1本の動画によって定義変更に至った意味は非常に大きい。
🥦「ジャンクフードよりも、ヘルシーなふりをしたジャンクフードの方が、タチが悪い」と彼はいう。
たとえば、コーラは決して健康的ではないと、多くの人たちは知っている。だから、多くの人は毎日飲むことは避けている。しかし、子どもたちはBournvitaを毎日飲む。その糖分の蓄積たるや、週に1度のコーラのそれを遥かに上回る……というのが彼の論だ。同意。
「賞味期限が長いものは、我々の人生の期限を短くする(発酵食品など古来からの食べ物を除く)」
「加工食品を購入する際には、必ず裏面を読もう」
「パッケージの目立つ文字は、真実ではないケースが多々ある」
「マーケティングのトリッキーな策略に陥るな」
「原材料名や栄養成分表示の見方を学び、賢い消費者になろう」
「原材料が極力少ないものを選ぼう」
彼の話すことの大半は、わたしがもう20年以上前から意識していることであり、インド移住後に始めた『食生活と健康管理』のセミナーでも、毎回、熱く語っていることである。
🌽「インドの消費者は、先進国の消費者からもヒントを得て、注意深く行動しなければならない」と彼はいう。しかし、先進国とされる日本の実情を、彼はひょっとすると知らないかもしれない。
日本の加工食品に使われている食品添加物の多さは、世界でも悪い意味でトップクラスだ。MSG(グルタミン酸ナトリウム/うまみ調味料)は天然素材からできている、ゆえに身体に悪くないと主張する人も多いが、わたしは舌がビリビリする、喉が渇く、量が多いと閃輝暗点の症状が出るなど、明らかにアレルギーを発症する。
しかしながら、日本ではこのグルタミン酸ナトリウムが、食品添加物表示では「調味料(アミノ酸等)」と表記されている。
アミノ酸など。むしろ身体によさそうな響き。昨今では、わたしが大好きな煎餅やおかき類にも、このアミノ酸がふりかけられているから、単に塩だけのものを見つけるのが至難の技だ。
わたしが、もしも平均よりも元気であるとするならば、過去20年余り、極力、食品添加物を使っていない、シンプルな食べ物を口にしてきたからだと思う。
2020年、ロックダウンを契機に動画を作り始めた当初、健康管理に関する動画を何本か作った。その中の1本をシェアする。動画の編集方法を会得しなかったため長めだが、大切なことを語っている。下部の概要欄に文字原稿を転載している。
🥂
高原の風に吹かれて、久しぶりにシャンパンを飲み、心地のいい夜。最後にヘルシー系のお土産をいただいて帰宅した。書きたいことは尽きぬが、この辺で。
★日本の伝統食を常備せよ!(2) 食品添加物を控え、一汁一菜を基本にした食生活を。
🍅Revant Himatsingka
https://www.instagram.com/foodpharmer/
1枚目の写真は、昨日購入した果物。ジャックフルーツと、ジャムン。そしてライチー。いずれも今が旬の果物だ。
特にジャックフルーツとジャムンは健康にとてもよいことでも知られる。
「神々の果物」とまで言われているジャムンの味は、渋い。決しておいしいとはいえない。しかしながら、ヴィタミンA、Cを多く含み、血液をきれいにし、血糖値を下げることから糖尿病に絶大な効果を発揮し、目にもいいらしい。鉄分豊富で貧血を予防。種は結石を防ぐ。調べれば調べるほど、あれこれ出てくる。そのまま食べるのではなく、岩塩などを振りかけて食べるといいようだ。ちなみに、
・空腹時に食べない
・食後1時間以内に牛乳を飲まない
・手術を控えている、もしくは直後の患者は食べるべきではない
といった注意書きもある。ちなみにBigbasket.comのサイトで買い物をすると、その食材の特徴などが事細かに記されているので、たいへん勉強になる。この情報も、かつてこのサイトで得た。
ジャックフルーツもまた、鉄分が豊富。抗酸化物質やヴィタミンも豊富に含まれている。目の健康にもいいらしい。こういう栄養価の高い果物が気軽に食べられるというのは、本当にありがたいことだ。
十数年前に萌芽し急速に成長したインドのEコマース事情。パンデミック時代には、あらゆる日用品、食料品のオンラインショッピングが確立され、都市部においては、自宅に居ながらにして不自由ない生活が営める環境が整った。
一般的な食材だけでなく、オーガニックの新鮮な野菜や果物を農場から直送してくれるサーヴィスもある。あれこれ試したいが、食べきれない。
生鮮食品に関しては、なるたけ店舗で見て、選んで購入したいと思ってきた。しかしすっかり定着した利便性の余韻に浸ったまま、歳月が流れた。ところが昨年より、旧居のクラブハウスの前に、週に1度、ローカルのヴェジタリアン・マーケット「Namdhari’s Fresh」が店を出すようになった。
バンガロールに在住経験のある人ならば、耳にしたことがあるであろう店。
2000年、スィク教徒によってバンガロールに創業されたピュア・ヴェジタリアンの食材のみを扱うグローサリーストアだ。母体は野菜や果物の種子を販売するNamdaris Seedsという会社で、欧米、東南アジア、日本にも種子を輸出している。
わたしはバンガロール移住以来、お世話になってきたお店。今のようにオーガニックの食材が普及していなかった時代、自社農場で安全な野菜を栽培し販売しているというこの店は、大切な存在だった。穀物や乳製品、調味料、菓子類、日用消費財なども揃うので非常に便利でもある。昔ながらの老舗コンビニエンスストアであるThom’s Bakeryと並んで、よく足を運んでいた。
こうして再び、Namdhari’s Freshのお世話になっている昨今。旬が終わるまで、日々、好物のマンゴーを食べたい夫も同行しての買い物が習慣化している。
昨日は月に一度のミーティング。その前に、UBシティにあるToscanoでランチ。ここで食事をするのは、久しぶりだ。2008年に、このUBシティがオープンした時は、バンガロールに新しい中心地ができた気がして、うれしかったものだ。
かつてLeela Palace Hotelで腕を振るっていたフランス人男性シェフのJean Michaelが独立して創業したToscano。瞬く間に、バンガロール各所のショッピングモールで店舗を展開、画期的な存在だった。
クライアントをお連れしたり、ミーティングの合間のひとりランチを楽しんだり……。何度となく訪れてきたこの店。
やがて、Jean Michaelの兄も「脱サラ」してパリからバンガロールへ。同じUBシティにCafe Noirをオープンした。Cafe Noirでは、当時はまだバンガロールでは手に入らなかった、焼きたてのバゲットやキッシュなどが売られていたので、時々、持ち帰ったりしたものだ。
今となっては、数えきれないほどの飲食店が誕生しているバンガロール。選択肢は有り余るほどで、歳月の流れと街の変化に戸惑うばかり。
……何を見ても、何かを思い出し、何かを綴らずにはいられない。
ランチのあと、8月生まれの友人と共に、誕生日を祝ってもらう。彼女たちと迎える7回目の誕生日。
「来年は、美穂の節目の誕生日を盛大に祝うからね」と友。
来年はまた、インド生活20周年でもあり。節目が重なる。この国で、この町で、自分の歴史も重ねる。
元気に生きよう。みんなありがとう。
金曜日のACT MUZは、バンガロール北部、我々の新居界隈を巡った。まずは、我が家から車で5分ほどの場所にある一大スポーツセンターPadukone – Dravid Centre for Sports Excellence (CSE)にて集合。ここにあるフレンチ風コンチネンタル料理のカフェレストラン「AMIEL GOURMET」でランチを楽しむ。現在、盛夏のバンガロール。太陽光は鋭く、空気は乾き、水不足……と、なかなかにタフな環境ではあるが、日陰であればテラス席でもノープロブレムだ。
家屋の構造や場所、階数にもよるが、我が家は新居、旧居ともに、冷房を入れずとも天井のファンだけで凌げている。そもそも旧居にはエアコンはない。しかし、同じ場所でも上階は暑いようで、特に最上階はエアコンなしでは耐え難い暑さだとのこと。バンガロールでの家選び、諸々コツがあるので、引っ越しを考えている人は、ぜひともミューズ・クリエイションの『バンガロール・ガイドブック』を読んでいただきたいものである。
さて、ランチのあとは、空港よりも更に北に位置するナンディヒルにほど近いGrover Zampa Vineyardsへ。インド産ワインのパイオニアとして有名なのは、1999年創業のマハラーシュトラ州ナシックのSULAが挙げられる。インドのアルコール市場において、ワインの地位を高め、グローバルにも知られることとなったのは、SULAの貢献だが、ワイナリーそのものの歴史をたどれば、このGrover Zampa Vineyardsのほうが古く、1970 年代に遡る。……と、インドのワイン事情について語り始めるとまた長くなるので、ばっさり割愛。
ここには、2010年に訪れて以来、14年ぶりだ。結構な歳月が流れただけあり、テイスティング・ルームが整い、ランチを出すレストランも開業するなど、雰囲気はよくなっていた。1日3回(90分)実施されているガイドツアー(約750ルピー)。わたしたちは、午後2時開始の部に参加した。ワイナリーの歴史にはじまり、スパークリング、白、ロゼ、赤……と各ワインの製法、ワイン樽の役割(発酵や熟成)などについて学ぶ。
見学後は、スパークリング、白2種、ロゼ、赤2種の計6種類のワインをテイスティング。これらは廉価〜中級クラスのもので、上質のものを試せなかったのは残念だった。2022年に販売開始されたというシグネチャーシリーズ「Signet」のワイン5種(1本約4000ルピー)は、試してみたいところだ。
最近、我がアルコールの摂取量が激減したこともあり、新たなインド産ワインを試す機会がほとんどない。個人的にはカルナータカ州北部のHampi近郊にある KRSMAのワインが好みだが、ここ数年のうちにも、新たに良質なワインが誕生しているに違いない。
🍷
これまでの人生、世界各地を旅するなかで、数々のワイナリーをも訪問してきた。記憶に鮮明な場所だけでも、イタリアのトスカーナ地方(キャンティ・クラシコ)、フランスのシャンパーニュ地方ランス(ポメリー)、米国カリフォルニアのナパ&ソノマ、米国のヴァージニア州、ポルトガルのポルト、スイスのモントルー、スペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(シェリー酒)……と、その土地その土地の情景が脳裏に浮かぶ。
それらの経験を踏まえてしまうと、Grover Zampa Vineyardsは、決してすばらしいとは言い難い。……が、気軽に非日常を経験できるという意味において、それなりに楽しめると思う。ナンディ・ヒルへのドライヴや、付近に誕生したリゾートホテルMULBERRY SHADES BENGALURUでのランチなどとセットで訪問するのもいいだろう。
🍷
ところでわたしが着用しているギンガムチェックの服もまた、先日NICOBARで買ったもの。ポルカドットやギンガムチェックが、とても好きなのだ。夫から「テーブルクロスみたい」と言われたがノープロブレム。テーブルクロス、上等! これもまた、ゆったりしたデザインなので、涼しくて着心地がよい。
📕インド生活に役立つオンライン情報誌『バンガロール・ガイドブック』 ※ずっと改訂が保留中
https://lit.link/en/bangalore
🍷[Bangalore] 慈善やワインや社交、ネットワーク、など。2010/12/13
https://museindia.typepad.jp/2010/2010/12/my-entry.html
🍷[Hampi 02] KRSMAのワイナリーへ。夕景はハヌマーンが生まれた丘から。2018/03/21
https://museindia.typepad.jp/2018/2018/03/hampi02.html
🎾Padukone – Dravid Centre for Sports Excellence (CSE)
https://centreforsports.in/
一昨日の夜、夫とともに、5月1日にオープンしたばかりの日本料理店「イザナギ」を訪れた。インディラナガールの100フィートロード沿い、TOITの北という便利な場所だ。
来週、某所で開催される、わたしの日本の伝統文化などに関するトーク・イヴェントにて、「イザナギ」がプロモーションを兼ねて、軽食を提供してくれることになったことから、その前に試食をさせていただくことになった次第。
チェンナイやバンガロールでの日本料理店での経験が豊富なインド人シェフによる、家庭的な日本料理の数々。味付けもなかなかに繊細で、心のこもった味わいだった。試食ということで、少なめに提供していただいたものもある。実際のヴォリュームとは異なる料理もあるはずなので、念のため。
バーカウンターでは、日本を意識したオリジナルのモクテルやカクテルなども作られている。わたしたちは、米を使ったヘルシーなモクテルのあと、白ワインをいただいた。
味付けやプレゼンテーションなど、気づいた点は忌憚なくお伝えした。「わたし自身の味覚や好み」よりも「インドの人はじめ他者の味覚や好み」が優先されるべきは承知なので、そのあたりも分けてお伝えする。
ちなみにわたしが気に入ったのは、独創性あふれる「豚の唐揚げ」や「う巻き(うなぎ入り卵焼き)」、「肉じゃが」など。個人的にはMSGの使用が抑えられているところに好感が持てた。お腹いっぱいになりつつも、箸が止まらず食べ過ぎてしまった。
近々、グランドオープニングだということで、これから内装や食器なども改善される模様。食事の提供だけでなく、日本文化を体験できる場としても育てていきたいとのこと。グランドオープニングのあとにまた、感想を記したいと思う。
*ランチ、ディナーともにオープン。デリヴァリーにも対応。リカーライセンスは現在ワインのみ。メニューはヴァラエティ豊かで、全体にリーズナブル。
🇯🇵IZANAGI
https://www.zomato.com/bangalore/izanagi-indiranagar-bangalore/book
◉昨日は、コマーシャル・ストリート界隈でミーティングを終えたあと、MG(マハトマ・ガンディ)ロードにある行きつけの眼鏡店へ仕上がった眼鏡やコンタクトレンズを受け取りに行った。この界隈の変化もまた著しい。米国在住時の2003年に初めてバンガロールを訪れたときの旅記録を遡ると、当時のMGロードの写真が出てくる。最後の写真がそれだ。まだメトロも開通しておらず、喧騒に満ちていたはずが、長閑な情景に見える。
◉MGロードの南、並行して東西に横たわるチャーチ・ストリートを西へ歩き、ミュージアム・ロードと交差するあたりに数年前誕生した商業ビルディング「1 SOBHA」へ。目指すは、ここにあるケララ料理店だ。実は先日、アーユルヴェーダ診療所を訪れた際、主治医から、彼の故郷であるケララ州カリカット(現コーリコード)の老舗名店「PARAGON」を勧められていたのだ。
以前、一度だけ、日本人女性のグループ「さくら会」のランチで訪れたことがあったが、そのときは、周囲の人たちとの会話に集中していたこともあり、確かに料理がおいしかったものの、吟味できていなかった。もしも「ミールス」(南インド料理における定食。ちなみに北インドは「ターリー」と呼ばれる)があれば、一人でも楽しめると思い、エントランスで尋ねたところ、あるという。ヴェジタリアンとフィッシュの2種類。わたしは迷わずフィッシュを選択した。
◉カリカットは、アラビア海に面した港町で、古くはスパイスや綿織物などの交易で栄えていた。インド産の平織りの綿布をして、キャラコ、あるいはキャリコ(calico)と呼ばれるが、この地名カリカットに由来する。
◉1939年に創業したPARAGONは、マラバール地方特有の料理に、アラブ料理のエッセンスを加えた独特のメニューが魅力だという。フィッシュミールスのほかに、PACHA MANGA JUICEも注文。スパイシーなロウ・マンゴーのジュースで、夏場におすすめのヘルシーなドリンクだという。スパイスの風味が豊かだが辛くはなく、とてもおいしい。南インドはまた「米」が豊かで、実にさまざまな種類のお米が食されるが、ケララ州にしても然り。丸みのある粒のMatta Riceも一般的で、少し赤みがかっていることからレッドライスとも呼ばれる。ご飯の量が多すぎやしませんか? と思われそうだが、日本米のような粘りや重量感がなくサラッとしているので、軽く食べ尽くせる。
どの料理も丁寧に作られている味わいで、とてもおいしかった。が、次回は複数名で訪れ、何種類かの料理をシェアしたいと思った。
◉ランチのあと、階下のフードコートを探索。おしゃれな風情にまたしても、時の流れを実感する。そして最も込み合っている店舗を見て感じ入る。というのもこの店、わたしが初めてバンガロールを訪れたときに、オートリクショーのドライヴァーに勧められて訪れたローカル食堂、SAMRATの店舗だったからだ。わたしがインドで初めて、おいしいドーサを食べたのもこの店だった。以来、幾度となく、訪れてきた。当時の旅記録を見てみれば、ちょうど20年前の6日後のことだ。今の内装よりも、この頃の方が風情があったな……などと懐かしく思われる。
◉ところで先日から、どうも看板のカンナダ語が巨大化している気がしてならない。調べてみたところ、今年に入って条例が強化され、「カンナダ語60%表示」が義務付けられている模様。なるほど、英語の看板が撤去されたままのところがあったのは、入れ替えが間に合っていない店だったというわけだ。ローカル言語や文化を重んじることに異論はないが、どうにも極端な気がしないでもない。看板業者を繁盛させている気がしないでもない。
🥎毎日毎日、書きたいことは尽きない。キャッチャーがいないのに、投げまくるピッチャーのようだと思うこともある。しかし、わたしの気づかないところで、静かにそっと、球を拾ってくれている人もあるだろう。なにより、綴ることは自分の記憶を整理し、脳みそを活性化し、ライフを調えるのに役に立つ。継続は力なり。ところでバンガロールの都市の背景、以下のサイトに簡単にまとめている。バンガロール在住の方は、ぜひお読みいただければと思う。
🇮🇳知れば楽しい。バンガロールは、こんな都市(バンガロール・ガイドブック)
http://www.museindia.info/museindia/bangalore-background.html