ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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    ①ランチ@毎度おなじみARAKU COFFEEで良質の食事を楽しむ

    昨日は、妻が選んだ家具を夫にも確認してもらうべく、「要所要所」を巡った。

    インドで、夫と一緒に「買い物」に出かけることは、ほとんどない。年に一度のニューヨークで、夫は衣服をまとめ買いしてきたこともあり、バンガロールで自分のものを買うことはほとんどなく。米国と、帰路の欧州のどこかで、一緒に歩きつつ買い物……という年中行事ができなくなった今、このようなお出かけは久しぶりだ。

    家具店での記録は②に記すとして、とりあえず、ランチ。夫の友人、マノージが創業したARAKU COFFEE のインド一号店がインディラナガールにオープンしたことは、幾度も記してきた。夫と訪れるのは、オープニング前に招待されたとき以来、初めて。ゆえに、わたしの方が、料理に詳しい。

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    昨日は軽めに、いくつかのお気に入りメニューをシェア。直営のファームで育てられた野菜や肉類。素材からして、非常に良質。

    まずはお気に入りのコールドコーヒー(オレンジやジンジャーなど、ほどよい味付けが効いたものが数種類あり)で乾杯。

    フライドチキンバーガー(メニュー上はサンドイッチとされている)は、「KFCのジンガーバーガーを高級かつヘルシーにした感じ」の味わい。ジャンクフード的な料理を健康的に味わえるところが魅力だ。スコッチエッグもまた、程よい旨味と卵のおいしさ。

    毎度、幸せな微笑みで夫が持っているのは、丼物ではない。桃と濃厚クリーミーヨーグルト(チーズケーキ風)のデザートだ。

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    料理がおいしいのはもちろんのこと、店内のインテリアもシンプルで快適。一隅のライブラリエリアもいい。2階はミーティングルームもある。

    インディラナガールには、他にも魅力的な店は何店舗もあるのだが、個人的には素材のよさと、シェフのラホールの料理力に引き込まれ、ついついこの店が最優先になっている。

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    ちなみにバンガロールは、パンデミックの影響でつぶれた店がある一方、新たな店も次々にオープン。特にチャーチストリートやコマーシャルストリートは、道路がきれいに舗装し直され、遊歩道的な歩きやすさとなっている。改築、新築した店も多い。

    家具選びがひと段落したら、新しいバンガロールの表情を捉えに、出かけたいものだ。

    ☕️紅茶よりも長い歴史。南インドのコーヒーを巡る物語と最新情報
    ➡︎ https://museindia.typepad.jp/library/2021/05/coffee.html

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    ②家具選び。絞り込む前に、夫の意見も取り入れつつ。「交渉時」には人格変貌する夫。

    インドは、テイラーで衣類を仕立てたり、自分好みの家具を作ったり、あるいはソファーやカーテンの生地を選んだり、壁の色を塗り替えたり……と、さまざまな場面で、「カスタム・メイド」が一般的だ。

    もちろん「出来合いのもの」も売られているが、「終の住処」を創るとあれば、多少、手間がかかっても、好みのものを選びたい。創りたい。

    古い家具を修繕するにせよ、新しいパーツを加えて改造してもらうにせよ、あるいは職人に作ってもらうにせよ、完成までにおよそ2カ月はかかる。

    今のうちに発注をして、ある程度のデポジットを支払って作業に入ってもらわねばならない。

    昨日は、大物を発注する3店舗を夫と巡った。

    「このダイニングの椅子、どう? いいでしょ?」

    「悪くないね……。いや、お尻がアンカンファタブル」(まじかよ)

    「このテーブルどう?」

    「僕はこの絵が好きだなあ」(絵はじゃない、テーブル)

    「この書斎の椅子、気に入ったの」

    「ミホ! 書斎の椅子は人間工学に基づいた(なんちゃらかんちゃら)じゃなきゃだめだ!」

    「じゃあ、自分それにすれば? わたしはこれにするから」

    (座ってみる)「ん? これいいね。僕もこれにする」

    ……とまあ、こういう類の噛み合わっているんだか噛み合っていないんだかわからない感じの緩い会話をしつつ。しかし、価格交渉の段階になると、顔つきを一変させる我が夫。いきなり表情が「ビジネス・モード」に切り替わる。

    わたしは基本的に値切るのが嫌いだ。なぜなら自分が仕事で値切られるのがいやだからだ。特に、職人やアーティスト、あるいは貧しい人たちから値切るくらいなら、買いたくないと思うことがある。

    一方、大きな利益を得ているであろう中間業者や企業に対しては、値切るというよりは「価格交渉」という範疇に入る模様で、夫は瞬時に、別人格になるのである。というか、それが楽しいらしい。

    店とのやりとりの様子を克明にレポートしたいくらいだ。思えば彼が米国のMBAに通っていたころ「ともかく交渉する」という課題を受け、それに伴い、不要とも思える交渉をあちこちで展開し、レポートにしていたことがあった。面白かった。度がすぎて「やめてくれ」とも思った。

    今から10年以上前、日本の一大企業がインド企業と「価格交渉をほとんどせぬまま、驚きの価格で」合弁契約を結んだことがあった。夫の周辺では、当時それが話題になっていた。その数年後、その企業は撤退、のちのちまで問題を引きずった。

    いずれにしても、大きなお金を動かす際には、この国の流儀をしっかり調べておくべきで、それもまた「一筋縄ではいかない」業界や土地によってさまざまな相違があるということも、理解しておかねば、痛い目に合う。

    ……というような、我が家の家具ショッピングは、大それた話ではないのだが、そこそこ大物購入に関しては、夫が納得するやり方で任せようと思った次第。

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    などという色気のない話はさておき、インドのあらゆる産業/業界が目まぐるしく変貌、進化する中、「壁紙」や「ソファー&カーテン」などのファブリックの選択肢がまた劇的に増え、クオリティがあがっていることに驚嘆した。

    特に壁紙。新居は白いすっきりとした壁で統一するつもりなのだが、山と積まれた見本のカタログを見ていると、思い切り引き込まれる。ソファーカヴァーの選択肢も多すぎ。

    「ここに一日中座って、選んでいかれるお客様もいらっしゃいます」

    とのこと。そりゃそうだろう。わたしも数時間は、軽く過ごせそうだ。てか、壁紙をどこかアクセントで貼りたいと迷いが増える。モデルのディーピカが美しすぎる。家具選びを通しても、インドのトレンドについて記したいこと尽きず、だんだん市場調査視点になりそうなので、控えよう。

    ……というわけで、今年後半は、家という立体的な創造物を構築すべく、創造力を駆使する日々となりそうだ。

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    全員が集まったのは何カ月ぶりだろう。怒涛のような第二波が夢うつつ。バンガロール北部郊外のPrestige Golf Shireへ。例年ならば、年に一度、海外、国内それぞれを旅する仲間たち。

    パンデミック世界では空を飛べず、半年前もここにきた。

    バンガロールの不動産大手、Prestigeグループの創始者一族であるアンジュムの別荘がここにあることから、まずは彼女の家に集合、その後、予約していたヴィラにチェックインという流れ。

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    いつもと変わらず、よく食べ、よく飲み、よく語り、よく踊る。サルサの先生に来てもらい、レッスンを受けたりもする。

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    アンジュムの料理は、わたしが食べたことのあるインドのノンヴェジタリアンの家庭料理で、最もおいしいと思う。料理の詳細含め、書き留めておきたいことがたくさんあるが、このごろ、世界は動き出していて、立つ引きこもり。デスクに向かう時間も激減中につき。写真だけでも、残しておこう。後日、キャプションを添えたい。

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    それでなくても、季節の変化に浅く、年中同じような服を着て、記憶の濃淡がつけにくいバンガロール 。パンデミック世界で旅をしなくなって1年余りは、益々、記憶が歪んでいる。去年のロックダウンが近くに思えたり、今年のジャングル旅が遠くに思えたり。

    そんな中、自分の写真と記録の大切さを改めて実感。できる限り、ブログに残しておこうとの思いを新たにする。2013年から数年間、思うところあって、Facebookに投稿するだけで、ブログにまとめない時期が数年あった。振り返ると、その欠落が惜しい。

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    さて、昨日はインディラナガールで、バンガロールで働く日本人女子友とランチ。彼女とは、ロックダウン前にARAKU COFFEEでランチをしたが、昨日はINFINITEAにて。カニンガム・ロードの本店は、インド移住当初の2005年からなじみの店だ。

    いつものダージリンのマスカテルを飲みつつ、モモやエビのすり身のトーストや、フィッシュ&チップスなど、楽しくおいしい料理を味わう。食べて語り合ううちにも瞬く間に時間は流れ、帰りにLAVONNEに立ち寄って、ケーキとパンを購入。どちらの店の情報も、『マルハン家の食卓』ブログに掲載しているので、バンガロールにお住まいの方は参考に。

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    ランチ前、ふらりと立ち寄った家具店がまたすてきで、またしても脳味噌フル回転。向こう1週間で情報を集め、そこから最終調整だ。今朝はいつものフルーツボウルを食べた後、クロワッサンを「焦がさないように」低温にしてオーヴントースターで焼いてコーヒーと共に味わう。ちょっと焦げたけど、至福。

    さて、今日は手作り家具の工房を探検だ。

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    久々に、髪を切りに行こう。ついでに市場調査的探訪をしようと家を出たのが正午ごろ。

    まずは新居向けの家具を探しに近所のアンティーク・ショップへ。ここでもまた、ぐっとくる家具があれこれと。今月中には目星をつけるつもりが、15年前の現居購入時よりも遥かに選択肢が増えていて、まだまだ絞り込めない。

    家具を決められない一方で、小物に目移り。インレイ(木象嵌)の『ラーマーヤナ』及び、サラスワティ、ラクシュミ、ガネーシャの日本製タイルは購入決定。アンティークと日本製のタイルについても書きたいことは尽きぬが、終わらないので割愛。

    ミューズ・チャリティバザールや音楽会、セミナーなど、これまでミューズ・クリエイションのイヴェントを何度も開催させてもらっていたレストラン「1Q1」が、昨年のミューズ・チャリティフェストの一環である「ミューズ2020丼」企画に参加してくれたあと、改装するとの話を聞いていたが……。

    そもそも、インディアン・エクスプレス(新聞)の印刷工場を改装して作られていた店舗が、度肝を抜かれる次元でファンキーに「大改装」されていた。以前よりも遥かに、ゲストが多い。すばらしい。なじみのマネージャーに店内を案内してもらいつつ、パンデミック世界を見越してのオープン空間の充実ぶりなどにも目を見張る。

    軽くランチをとって、ヘアサロンに向かう予定が、インド友らのグループに遭遇。誘われ共に食事をして別れる。

    UBシティ近くのヘアサロンで髪を切った後、近くのGOOD EARTHやNICOBARをのぞく。ドライヴァーにはバンガロール・クラブに駐車して待機してもらっている。徒歩10分程度の距離だからと、久しぶりに歩いていたところ……。途中で、すてきなインテリア&家具店に目が留まる。かつてインディラナガールにあったこの店。数年前に移転したとのこと。

    OMG……。ここの家具や照明がまた、どストライク過ぎて、どうしたものか状態。オーナーの女性に案内してもらいつつ、ストーリー性のある商品に、いちいちハートを射抜かれる。いくつもの店で魅力的な商品が鏤められており。それぞれの店から「これだ」と思うものを選び抜き、嗜好に一貫性を持たせつつ、うまく調和させたいものだ。

    最後にバンガロール・クラブに立ち寄り、ワインなどを購入。花屋だった場所に本場ドイツ風のソーセージショップ Meister Wurstの小さな店舗がオープンしていてうれしい。かつては、Bon Apetitのソーセージを食していたが、ここのもかなりいいのだ。

    インドは深い。

    他にも訪れたいアンティークショップが数軒あるのだが、選択肢が増えて取捨選択に頭を悩ませることになりそうだ。旅に出られないかわりに、時空を超える時間旅行を、今は楽しもう。

    *Vermilion house

    英国統治時代のカントンメント(駐屯地)にほど近い住宅街にあるアンティーク・ショップ。オーナーのウマが案内してくれた。彼女とは共通の友人知人が多いのだが、わたしが会うのは初めて。それぞれの絵画や家具の話を聞きながら、話がはずむ。いくつかの家具や小物の購入を決めた。不具合の修繕含め、手入れをしてもらう。
    ➡︎https://www.facebook.com/Vermilion-house-193670894039792/

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    *Suzy Q by 1522

    シックな内装のアジア料理レストラン「1Q1」が、目を見張るほどダイナミックに改装されていた。建築物の魅力を最大限に生かした、無駄なく楽しいインテリアに感嘆する。オーナーのアニルダに改築の経緯を聞きながら、つくづく若者の行動力に感嘆する。
    ➡︎http://suzyq.in

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    *Good Earth/ Nicobar

    インド全国展開で知る人も多いこの店については、これまで何度も記してきたので割愛する。新居の食器類などを、ここでまとめて調達しようかと思い下見に。しかし、実用性を考えると、まだまだ検討の余地あり。
    ➡︎https://www.goodearth.in
    ➡︎https://www.nicobar.com

    *The Purple Turtles

    小雨の降る中、何気なく歩いていたこの店に遭遇できたのは幸運だった。聞けば、我々新居のデヴェロッパー(Total Environment)の家に住む人たちにも顧客が多いという。納得だ。ソファーは腰掛けてみないとわからないから、どこで買うか迷っていたが、ここのソファーはかなり座り心地もよく、すでにあるテキスタイルのサンプルも、好みに合うものが多々あり。インドはカスタム・メイドが一般的なところも魅力。
    ➡︎https://thepurpleturtles.com

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    *Meeister Wurst

    バンガロール郊外にファームを持つドイツ・ソーセージのブランド。Bon Apetitと同経営。Bon Apetitは冷凍されたものがスーパーマーケットなどで販売されているが、こちらは新鮮。かなり高級ではあるが、味がいい。なにしろ、Bon Apetit同様、化学調味料系の添加物が入っていない自然の味なのが魅力だ。

    ➡︎https://www.meisterwurstindia.com
    ➡︎https://bonappetitindia.com

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    *Bangalore Club

    英国統治時代に創設された由緒ある会員制の社交スポーツクラブ。「スポーツクラブ」というと、エクササイズのためのスポーツジムのような場所を想像する人もいるので、概略を記しておきたい。

    インドの都市部には、英国統治時代に創設された由緒ある会員制スポーツクラブが点在する。たとえばムンバイには、ジムカーナクラブ、ウィリンドンクラブ、クリケットクラブ、ヨットクラブなどがあり、ゴルフやテニス、クリケットや乗馬などのスポーツを楽しめる。

    バンガロールクラブのメンバーであれば、インド国内だけでなく、英米ほか、オーストラリアやニュージーランド、シンガポール、スリランカなど、英国統治下にあった国にある提携クラブにも、自由に出入りすることができる。

    バンガロールの中心地にあるバンガロールクラブは、1868年に誕生した。プールやテニスコート、スカッシュコート、バスケットボールコートなどのスポーツ施設をはじめ、時間が止まっているかのようなライブラリー、ダイニングルーム、バーラウンジ、カフェテラス、スーパーマーケットなどのショッピングエリア、そして宿泊施設などが併設されている。……といったことを過去にも記録しているので、こちらをご覧ください。

    ◉英国統治時代の面影残す社交の場、バンガロール・クラブ
    ➡︎https://museindia.typepad.jp/2020/2020/02/blr.html

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    2014年7月。NORA姉さんが我が家を住処と決める前の我々夫婦。猫にほとんど興味がなかった。

    「庭のネズミ対策に、猫、飼ってもいいかもね」

    などという無礼を平気で口にするような人間だった。

    「猫の餌? 人間の残り物でいいんじゃない?」

    などという無知を平気で口にしてもいた人間だった。

    ところがご察しの通り、我々はほぼ数週間後には「猫の虜」となった。当初は近所で購入するドライフードを食べさせていたが、徐々に「高級物」に移行。やがて「Farmina N&D」が定番となった。

    あるときROCKYが体調を崩した。食欲がなかったとき、わたしが焼いた牛肉やチキンのレヴァーだけは、食べた。

    病院で検査を受けた結果、心臓疾患があることがわかり、日々の投薬が必要となった。それを契機に、手作りの猫餌作りを始めたのだった。ほとんど加工食品を食さない我々。人間が手作り食で健康ならば、猫らとて同じこと。薬に副作用があることも聞いていたから、「できるかぎりのケア」をしたいと思った。

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    とはいえ100%を手作りにするのはたいへん。ゆえに市販の餌3に対し、手作りの餌7程度の割合で与えている。猫が食べられない食材などもあるので、専門書を購入して勉強した。

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    野菜の残り、ご飯などの残りは冷凍して猫用に。肉や魚類は、ど〜んとまとめてFreshtohome.comで購入し、一気に1ヶ月分を作って冷凍庫に入れる。我が家では、人間は冷凍した食品をほとんど食べないので、猫餌で埋め尽くされている。

    お気に入りのアイスクリーム、NATURALの容器が保存に好適。かつてミューズ・クリエイションの毎週金曜の集いで、メンバーのおやつに出すこともあったので、パッケージはたくさん保存されているのだ。パーティのときなど、氷を取り出そうと冷凍庫を開けたゲストは一様に「美穂さんたち、こんなにアイスクリーム食べるんですか?!」と驚愕していたものだ。

    食材は、人間の餌と差別化したく、廉価なものを選びつつも、栄養価は高く、多分おいしい。今日の肉類は、丸鶏、レヴァー、ハツ、白身の小魚、イワシなど。その他、雑穀や野菜の残り、豆類、カボチャなど、そのときどきで家にあるもの、余っている食材を活用する。全ての食材を加熱し、さましたあと、ブレンダーで粉砕する。

    肉&魚の割合が5割を切ると、猫らはあからさまに不満そうな顔をする。一口二口食べて、す〜っと離れたりする。……悔しい。

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    今日は非常に奮発して、7割近くを肉&魚にした。これは絶対にうまいはず。確信はあったが、まずは確かな舌を持つグルメNORA姉さんに味見をしてもらった。男子らは、周囲に餌を撒き散らしながらガツガツと食べてすぐ走り回り吐いたりするが、NORA姉さんは上品に味わい、周囲にこぼさないばかりか、お皿もきれいに舐めるなどお行儀がよい。

    彼女はまた、「腹八分」を心得ているため、食べすぎることもなく、理想的な体型を保っている。尊敬する。そんなNORAが、今日の料理はたちまち平らげた。猫専属シェフ、肉体労働が報われる思いだ。

    猫餌作りの参考書、及び、動物病院でもらった猫用カルテノート。母子手帳状態。そろそろ猫もワクチンを接種せねば。

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    記念日続きのお祭りシーズン突入のマルハン家は、節目の年とはいえ、いちいち祝するのも手間なので、インド結婚記念日をそこそこちゃんとやろうということにして、昨夜は軽め。普段はマハラーシュトラ州ナシック産のスパークリングワイン、Chandonで満足のところ、昨日はいただきもののシャンパーン、Moëtを開けた。ふむ。やはり香りが微妙に上品でおいしいのだ。

    ……と、乾杯には気合を入れたが、料理はといえば……。餃子と焼売と小籠包を足して3で割ったような、雑な我流料理。おなじみ韓国料理店アリランのニラや大豆モヤシを軽く茹で、近所のポークショップの豚バラ肉と共にブレンド。ニンニク、生姜、茅乃舎のだし、コーンパウダー(片栗粉代用)、塩胡椒、酒、みりんなど、毎度、適当に投入して混ぜる。

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    いつだったか手抜きの焼売作りをやっている動画を見て以来、気に入っている料理法を応用。クッキングシートの上に、スプーンですくった具を、ぺ、ぺ、ぺ、と並べて、その上に餃子の皮を被せて形を整え、ひっくり返してフライパンに載せて焼くという荒技。写真は、ひっくり返している途中。具の部分が焼けるとハンバーグ風の見栄えになって、食欲をそそる。

    餃子を包むのが面倒な時にはこれがいい。というか、味わいもなかなかいけるのだ。食事はこれとお吸い物で終了という、ハレの日とは思えぬ手抜きであったが、ふふふ。デザートが充実していた。Lavonneのおいしいフレンチ的スイーツをSwiggy経由で注文していたのだ。配達途中、若干ダメージを受けてはいたが、そこそこ大丈夫。

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    夫の好物エクレアをはじめ、チーズケーキやオペラ、ココナッツミルク系ムースなど。贅沢にも5種類を少しずつ切り分ける。かなりリッチ(濃厚)かつ甘めなので、少量で満足。それなりに、めでたい感じの夕餉であった。
    ついでに、撮り溜めていた食べ物関係の写真を。

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    🥣以前も紹介したが、このごろはオーガニックのオートミールと好みのナッツ類で、自家製グラノラ風を作る。最初はオーヴンで焼いていたが、フライパンで煎るのでも十分にいける。ほんと、おすすめ。シリアルの上に、スイートライムやザクロ、イチゴを軽く煮詰めたソースなどをかけて、朝からおいしい。

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    🍝先日、オンライン・クッキングで使ったDiSanoのスパゲッティが余っていたので、玉ねぎをじっくりとカラメル状に炒め、バジルのペストを加えたシンプルなパスタを。先日も記したが、こういうシンプルなものがとてもおいしかったりするのだ。付け合わせのトマトは酢と砂糖でマリネしたもの。これもまたさりげなく美味。

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    ☕️先日、久しぶりにインディラナガールへ赴いた際、またしてもARAKU COFFEEに立ち寄った。ムンバイで人気のレストランMASQUEを経営し、ARAKUのフードメニューも監修するデキる女性アディティも来ていて、久しぶりに挨拶を交わす。ちなみに彼女が着ていたTシャツがかわいかったので褒めたら、その夜、Facebookのポップ広告にそのブランドのTシャツが出てきて驚いた。最近のアルゴリズムは人の心まで読むのか😅 

    🍔それはそうと、シェフのラーフルが、お勧めの料理を提案してくれる。新作のパンプキンスープとフライドチキン・バーガー。デザートも食べていけというが、一人で食べ尽くしては夕飯が食べられなくなるので次回に。ここの料理は、食材もすべて高品質。パンもキッチンで焼いていることもあり、どれも安心のおいしさだ。フライドチキン・バーガーは、秀逸の味わいだった。また食べたくなってきた。

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    🥻蛇足だとは思ったが、昨日の坂田のテイラー・スイフトなファッション😅 服について関心を持たれていた方、数名いらしたので、説明しておく。上はサリー用の既製ブラウスをMyntra.comで購入。これはダンスの際に着用していたものと違い、伸縮性がないので、大きめを購入して脇を軽く縫った。サリーブラウスだけあり、丈が短いので、最初はそのまま、腹を出して撮影したのだが、静止画はまだしも、動くと見苦しかったため、下にタンクトップを着た。ボトムはデカトロンのスポーツ用スコート。インドはこういう「仮装」に便利な服が廉価かつ種類豊富に揃っているので、ほんと、楽しい。

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    昨年、ロックダウンを機に個人のチャンネルでYoutubeを始めた当初、時勢を鑑み、健康関連の情報を何本かアップロードした。『美容と健康にも効果を発揮!/水の健全を保つ銅製のポット』というテーマでさまざまな銅製品を紹介する動画も作った。

    インドの銅製品を調べているうちに、「銅製のおままごとセット」を見つけてつい衝動買い。しかし、「健康によい」というコンセプトから逸れることから不採用。いつかインド料理の動画を作ることがあったら「おまけ」で紹介しようと思っていた。

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    先日、Clubhouseを通して知り合ったデリー在住の方が、Twitterでインドのおままごとセットを数種類、紹介されているを目にして、思わず「銅製品持ってます。あとでアップするね」と反応してしまった。クローゼットから取り出してみるに、かわいい。非常にかわいい。……で、ついつい凝ってしまってこのざまだ😸

    思えば幼少時から、リカちゃんハウスで遊んだり、おままごとをしたりするのが好きだった。三つ子の魂百までなのね。

    最初は乾燥したスパイスや穀物などだけを添えるつもりが、せっかくだからとプレートに庭の葉っぱを敷いてバナナリーフに見立てたり、カトリ(小さな器)にケチャップやジャム(!)を入れてそれっぽくしたり、にんじんやチャイブを切ったり、チャパティを捏ねたりとだんだんエスカレート。

    なにしろ、実際にキャンドルでチャパティが焼ける作りになっているから、ついやってみたくなったのだ。

    でもって焼いてみた! しかしこれは銅製品が熱くなって火傷の危険性があるから、お子さまはやめておいた方がいい。

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    おままごとセットは、インドの家庭で使われている定番の調理器具で構成されている。チャパティを伸す台や伸し棒、トング、穀物を保存する缶、南インドの朝食の定番「イディリ」の蒸し器、収納に便利な把手のない鍋&鍋つかみ、調理用スパイス入れ、固形スパイスのグラインダー、卓上の調味料入れなど……。

    銅製品がリアルなだけに、写真にすると、結構、大きめに見える模様。しかし実際は、かなり小さい。

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    片付けるのが惜しくて、まだ放置している。夕飯に取っておこうかしらん。腹の足しにはならないかしらん。😸

    この演出、玩具の広告に使えそうだな(←自画自賛)

    😸かわいすぎるチャパティを焼いている動画はこちら
    動画をダウンロード

    ◎商品はAmazon.inで購入した。本気な銅製品だけあり、結構、いいお値段だった😅

    Desi Toys Brass Pretend Play Kitchen Set
    ➡︎https://www.amazon.in/Desi-Toys-Brass-Pretend-Kitchen/dp/B07LBZY4BH/ref=sr_1_1?dchild=1&keywords=brass+kitchen+pretend&qid=1624956201&sr=8-1

    ★美容と健康にも効果を発揮! 水の健全を保つ銅製のポット動画を作り始めたばかりで、編集もできておらず、画面が傾いている😅

    ★こちらでは、新しいステキな銅ポットも紹介しています。
    【Surround Fitness🇮🇳02】体育会系コンフォート・ウエア&その周辺も紹介することにした。
    ➡︎https://museindia.typepad.jp/2021/2021/06/inste.html

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    引き籠る日々が続く中、気分転換になるイヴェントに参加。YPO主催によるイタリアン・クッキングクラスだ。オーストラリア在住の英国人セレブリティ・シェフ(らしい)、ゲイリー・メヒガン (Gary Mehigan)が講師。

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    前日のうちに、必要な材料が届けられ、眺めているだけで気分が盛り上がる。無論、オンラインでのイヴェントにつき、速やかに作業するべく、あらかじめ準備しておく必要がある。日曜ながらも早起きをして、台所の準備を整える。

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    ラップトップをキッチンに設置して、準備万端。友人ら含む数十名プラス家族が参加してのイヴェントだ。我が家も料理が一切できない夫に参加してもらう。メニューはミネストローネスープとブルスケッタ、スパゲッティ・カチョエペペ 、そしてアイスクリーム。

    まずはアイスクリームの準備。わたしは半分にだけヴァニラ・エッセンスを加え、残り半分には抹茶を加えた。夫も抹茶アイスクリームが好物なのだ。材料は手間をかけないよう、加糖コンデンスミルク、生クリーム、そしてエッセンスのみ。かなりの高カロリーとなるが、それはそれ。

    ついで、ミネストローネを準備し、加熱している間に、ブルスケッタ用のペストを作る。パスタはペコリーノチーズを使った「スパゲッティ・カチョエペペ」。シンプルに 、塩、チーズと胡椒で味をつける。ペペロンチーノもそうだが、わたしはこういう「具が少ないシンプル」なパスタも大好き。しかしながら、夫が香りの強いチーズが苦手なので、チーズは控えめに和える。食べるときにトッピングすればOK。

    夫はといえば、真剣な顔でシェフの指示に聞き入っている。しかし、予備知識がないから、理解が進まない模様。なんだかんだでキッチン、荒れ放題。料理とは、段取り、片付けなどのセンスも重要なのだということを理解して欲しいものだが、そこまで考えが及んでくれたかどうかは不明だ。

    ミネストローネは庭で摘んだセロリやパセリの風味が効いていて、とてもおいしい。パスタは夫が塩加減を間違えていたようで、かなり塩分きつめとなったが、それなりにいける。チーズが大量に残るので、自分のランチに活用しようと思う。

    秀逸はブルスケッタ。イタリアンバジルは家でもすぐに栽培できるし、インドは松の実も入手しやすい。以前はたまにペストを作っていたが、ここ数年、すっかり忘れていた。再びたまに作るとしよう。シンプルなバゲットも、これがあるだけで格段においしくなる。

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    ともあれ、極めてシンプルな工程で、3つの料理が仕上がった。さすが、シェフの指導は的確だと感じ入る。その後、YPOメンバーのWhatsAppで、参加者の料理写真が次々にシェアされる。みな、それぞれに、とてもいい感じに仕上がっている。なにより、家族揃って作って飲んで食べてというプロセスがいい。

    ランチのあとの後片付けは、10名ほどのパーティをやったあとと同じ程度に時間がかかった。どういうことだ。

    ともあれ、久しぶりにそれなりの共同作業。有意義な日曜日でありました。

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    果実の時節。日曜の朝。

    「単独」もいいけれど、「混ぜる」と意外なおいしさが! 

    「南国の鳥のくちばし」のような形をしたマリカ・マンゴー。

    掌に余るほど、どっしり大きなバンガンパリ・マンゴー。

    パイナップル、ざくろ、ムサンビ(スイートライム)を混ぜてみた。

    庭のミントがまとめ役。

    曇天続きだった高原に、光降り注ぐ朝。見目もまた麗しく。

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    Candy pie and Rocky loaf.

    Nicely baked😸

    Candy パイ🥧に、Rocky ローフ🍞

    おいしそうに焼けてます。

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    🍒果物採集(ラビンドラナート・タゴール)

    危険から守り給えと祈るのではなく、危険と勇敢に立ち向かえますように。

    痛みが鎮まることを乞うのではなく、痛みに打ち克つ心を乞えますように。

    人生という戦場で味方をさがすのではなく自分自身の力を見いだせますように。

    不安と怖れの下で救済を切望するのではなく、自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。

    成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような卑怯者ではなく、失意のときにこそ、あなたの御手に握られていることに気づけますように。

    (石川拓治訳)

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    イチジク、ライチー、バナナにストロベリー。小さなイチジク、熟するのを待つ。

    不揃いの、酸味が強いストロベリーは、天然の糖とレモンで優しく煮ましょう。

    地元のマンゴー種類も豊富に、わたしが好きなのはセンドゥーラ。桜桃の如き香りにて。

    ワッフルは、お気に入りのベーカリー、KRUMBKRAFTのパンケーキミックス。

    水と卵、ヨーグルトを少し加えれば、もっちりバターミルク・パンケーキ風。

    バナナチップスは南インドの定番スナック。ココナツオイルの風味もほんのり、いろんなブランドありますよ。

    🥭Fruit-Gathering: LXXIX (By Rabindranath Tagore)

    Let me not pray to be sheltered from dangers but to be fearless in facing them.

    Let me not beg for the stilling of my pain but for the heart to conquer it.

    Let me not look for allies in life’s battlefield but to my own strength.

    Let me not crave in anxious fear to be saved but hope for the patience to win my freedom.

    Grant me that I may not be a coward, feeling your mercy in my success alone; but let me find the grasp of your hand in my failure.

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