ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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    昨年、ロックダウンに入ってからというもの、深夜、ハードリカーを飲みながら日記を書いたり、映画を見たりするひとときが増えた。

    ウイスキー、ラム酒、ジンなど、これまで飲まないまま、バーカウンターに眠っていた酒類が、少しずつ消費されていった。

    ちなみに夫は、ロックダウン中、瞑想やらエクササイズやらに本気を出して、ほとんどアルコールを飲まなくなった。痩せた。

    一方の妻といったら。家にある9割方のアルコールを消費、運動不足で増量だ。

    毎日、最低8000歩、目標1万歩を心がけてはいるのだが、身体は重め。少し膝が痛んでもいた。

    アーユルヴェーダのドクターからも、「少し体重が増えただけでも膝に負担がかかる」と言われて、しょんぼりしている。

    ちなみに、日々、温めた生薬配合オイルで「温湿布」をし、回復傾向ではある。

    そんな矢先に知った、「ジンに浸したゴールデン・レーズンは関節炎に効く」という事実。については先日も記したので割愛する。

    ジン作りに不可欠なジュニパー・ベリーを使って、今日、残っていたウォッカを用いてのジン作り実験をした。

    オレンジだのアプリコットだの、すでに風味がついているウォッカが残っている。それらに、極めて適当に、家にあるスパイスをあれこれ入れてみる。

    シナモン、クローヴ、キュミン、サフラン、粒胡椒……。丸一日もすれば、できあがりだというお手軽さ。半日経過の現在、どれもそれなりに、いい味出してる。

    すでにインド産のクラフト・ジンがあれこれ販売されていることを知ったがゆえ、敢えて自分で作る必要もない気がしないでもないが、既製のジンに好みのスパイスを入れて飲むという手もありそうだ。

    健康によさげなアルコール。ということで、罪悪感なく、夜更けに飲むことができる。すばらしい。

    「絶妙な味わい」のクラフト・ジンができた暁には、改めて報告したい。

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    先日購入した「ゴールデン・ミルク・マサラ」を試してみた。マサラチャイをおいしく仕上げるコツは、スパイスのバランスもさることながら、「牛乳のクオリティ」による。以前は近所の商店で購入していたが、昨年からは、オンライン・スーパーマーケットのBigBasket.comが、毎朝、決まった商品を宅配してくれるBBDailyというアプリによるサーヴィスを利用している。

    前日の夜10時までに予約すれば、翌朝届けられる。取り扱う牛乳の種類も豊富で、オーガニック、A2タイプ(お腹がゴロゴロしない)、スキムミルク、バターミルクなどさまざま。

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    最近でこそ、ボトル入りで殺菌済みの牛乳も普及しはじめているが、インドの牛乳の主流は「ビニル袋入り」で、自宅で煮沸が必要。煮沸するのは面倒だが、個人的には、こちらの方が断然おいしいと思う。チャイやミルクコーヒーはもちろん、プリンやムースを作ったり、シチューを作るにも、濃厚な牛乳はいい味を出してくれる。

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    写真の鍋は、ミルク煮沸用。二層式になっていて、注ぎ口から水を入れ、本体に牛乳を注ぐ。外側の水が沸騰すると、その際にホイッスルが鳴るので、吹きこぼれを防ぐことができるという優れものだ。

    防腐剤が使われていない牛乳なので、購入したらすぐ煮沸し、一両日中に消費するのが理想的。最初はほの甘くておいしい牛乳が、日を重ねるにつれ、風味が落ち、やがて苦味が出て、腐敗……というプロセスをたどる。

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    なお、暑い季節は腐敗が早く、加熱したときに、ヨーグルトのように分離する場合がある。それは明らかに腐敗している証拠なので、処分されたし。なおBBDailyは、カスタマーセンターにメッセージを送ると、即返事がきて払い戻ししてくれる。仕事が異様に早い(写真参照)。

    かつてBigBasketの創業者夫妻とパーティで話をしたが、彼らがカスタマーセンターに重きをおいていることなど聞いていたこともあり、納得のサーヴィスだ。BBDailyは、野菜や果物、パン、スナック菓子のほか、インドらしくプージャ(儀礼)の際に使う線香や花なども販売している。

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    *ヨーグルト(CURD)もビニル袋に入っているものがあるので、牛乳と間違えないよう要注意。写真の赤いパックは、素焼きポット入りともどもヨーグルト。

    ところで、インドの乳業を語る時に欠かせないのは、乳製品大手Amulの存在。印パ分離独立の前年、1946年に、グジャラート州アナンドにて創業された。アナンドは、英国統治時代のムンバイに生乳を供給する一大酪農地だったが、当時の植民地政府は、私的独占企業に集乳権を許可していたことから、酪農家たちは不当に搾取されていた。

    諸々の経緯を経て、当時、グジャラート州の地方政治家だったT. パテールの尽力などもあり、アナンドの酪農家たちによる酪農協同組合が組織された(白い革命)。

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    個人的にはインド移住当初から、Amulガールが主役のアムールの広告が大好きだ。特にムンバイに住んでいたころは、週に一度、水曜日に刷新されるアムールのビルボード(看板広告)を見るのが楽しみであった。

    インドだけでなく、世界の時事、トレンドを素早すぎるほど素早くキャッチして、広告にするのである。ダジャレ風コピーもウィットに富んでいて、面白い。尤も、ヒンディー語がわからないわたしには、解説をしてもらう必要がある広告も多々あるのだが、それでもなお、楽しめる。

    この本は、2012年に販売されたもの。アムールの50年に亘る広告史のダイジェスト版である。この本をめくれば、インドのトレンドや時事問題が垣間みられて非常に面白い。仕事でも活用させてもらってきた。現在では、インスタグラムやFacebookなどソーシャルメディアで、アムール・ガールに出会うことができる。

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    写真のドーナッツは、先日記した老舗トムズ・ベーカリーの定番。インドにいながらにして、「昭和の懐かしい味」がするドーナッツ。過去8年間、毎週金曜日に拙宅をオープンしてミューズ・クリエイションのメンバーが集っていたが、お茶の時間は毎週のようにお菓子を作っていた。しかし、多忙な時などは、このドーナッツや、ムンバイはJUHU初のNATURALのアイスクリームを出したものだ。

    このドーナッツ。10年以上前は1つ10ルピーだったのが、今は15ルピー。物価高騰著しいインドにおいて、未だ15ルピーはいかにもお安い。トレンドに流されない、地に足がついた商売だなと思う。夕方になると、学校帰りの制服姿の子どもたちが、おやつを買いに来るのもこの店。ほかにもマフィンやパウンドケーキ、サモサなどスナックやサンドイッチなどもたくさんあって、庶民のニーズに応えている。

    チャイとドーナッツのことを書きたかっただけなのに、付随するあれこれが多すぎて、今日も今日とて記録が長い。後日、この記録は追加情報も併せてブログに転載する。関心のある方は、後日ご覧いただければと思う。

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    昨日は、ランチの帰路、久しぶりにショッピングモールの「1MG」に立ち寄った。

    昨年、ロックダウンに入ってからというもの、それまで以上にオンラインでのショッピングが「通常モード」となった。最上階のFoodhallに立ち寄るのは、一年以上ぶりだ。久しぶりに足を踏み入れ、その商品の量の充実ぶりに目を見張る。

    バンガロールの老舗スーパーマーケット兼コンビニエンスストアといえば、1962年創業のThom’s Bakery & Supermarket。通称トムズ。2010年代の一時期、スーパーマーケットが次々に誕生した時期があったが、この店の「安定感」は不動だった。新しい店が消えても、未だ健在だ。

    そもそもケララ出自のクリスチャンが創業したトムズ。西暦52年という早い時期に、インドにキリスト教をもたらしたとされるキリスト十二使徒の一人、聖トマスに因んでの「トムズ」である。ローカルのクリスチャンの中には、この店のことを、故に「トマス」と呼ぶ人もいる。

    従業員もみな、ケララ出自の人々。何かしらの安定感があるのだ……と、今日は、トムズの話題ではない。

    Foodhallは2012年、小売大手のフューチャー・グループによって創業した、富裕層向け高級スーパーマーケット。当初はムンバイ 、デリー、バンガロールなど都市部のショッピングモールの中にオープン、輸入食料品などを扱ってはいたものの、品揃えは決して豊富とはいえず、陳列棚にもずいぶん「ゆとり」があった。

    ところが、昨日久しぶりに訪れて、驚いた。

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    全体に「非常に密」なのだ。特にFoodhallの独自ブランド、ARQAのスパイスコーナーの充実ぶりには目を見張る。かつてARQAは「アーユルヴェーダ」に特化したスパイスを販売していた気がするが、今や他国からの輸入スパイスも含め、コンディションのよいオーガニックの各種スパイスが並んでいる。

    我が家は、自宅で胡椒が収穫できるし、その他のスパイスも少し買えばしばらくもつので、さほど必要ではないのだが、眺めているだけでも楽しくなる。

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    各地から取り寄せられた、何種類もの季節のマンゴー。ずいぶん手頃な値段になった新鮮な葉野菜各種。インドらしさが漂うシュガーケーン(さとうきび)ジュースコーナー……。インドのロジスティック(物流)事情の向上が、その商品構成を一瞥しただけで感じられる。

    店中の随所を撮影して紹介したくなる衝動に駆られるが、自分の買い物をすませて早々に退散。

    オンラインショッピングは便利だが、こうして実際にお店を巡るのも楽しい。不要と思われる「回り道」の途中に、新しい発見がある。COVID-19が落ち着いたら、久しく保留となっている「お買い物ツアー」なども実施したいと思う。

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    オープニング前のパーティに引き続き、先日、ひとりで夕食を食べて、すっかり気に入ったインディラナガールのARAKU COFFEE。今日は、バンガロールで働く「コーヒーが大好き」だという日本人女性と初対面ランチを楽しんだ。

    普段のわたしは、冷たいコーヒーを飲むことはないのだが、前回のDARK&STORMYがおいしかったものだから、今回もコールドブリュー・コーヒーを。オレンジの香りが爽やかなCAFE L’ORANGE。「全メニューを制覇したい」との思いもあり、前回とは異なるお勧め料理を、シェフのラーフルに尋ねる。

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    アンドラ・プラデーシュ州にあるイタリアン・チーズ工房から届くブッラータ モッツァレラ(生クリーム入り)が主役のBURRATA & SOURDOUGH WAFFLE。

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    サンチョーク(Sunchork)という根菜や玉ねぎのグリル SUNCHOKE ROAST。イスラエル・アーティチョークとも呼ばれるサンチョークは、日本語でキクイモ。

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    自家製チキンのひき肉に包まれたSCOTCH EGGS。

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    そして紫さつま芋のニョッキと黄金色のさつま芋のグリル添え。料理名、不明。

    今日の料理で使われた野菜類の多くは、プネにある契約農家から届いているという。

    二人でシェアしながら、味わう。いずれも素材の滋味が感じられ、本当に美味。

    食後のデザートは、前回の中東スイーツKANAFEがおいしかったので再び。そしてパッションフルーツのケーキ。二人だと、あれこれ試せるので楽しい。

    店内は、休日ということもあって、ほぼ満席の人気っぷり。たまたま訪れていた友人らにも声をかけられる。気がつけば3時間以上も過ぎていて、本当に居心地のいい店だ。

    バンガロールにお住まいの方、改めて、お勧めです。

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    久しく『マルハン家の食卓』というブログを書いてきた。しかし、一年前、ロックダウンに入ったあとから、更新が滞っていた。

    滞っていた期間に、我が家の食卓は大きく変化した。

    バンガロールにおいては特に、食材及び飲食店のデリヴァリーの拡大、買い物代行サーヴィスの拡充、「身体によいもの」「品質の高いもの」の増加が顕著だ。現在、我がインド生活は16年目に突入しているが、この1年間の急伸ぶりは特筆すべきだと実感する。

    というわけで、記録をきちんと残しておこうと、数日前から、ソーシャルメディアに記載してきた食の記録を、少しずつ『マルハン家の食卓』に転載している。週に1、2回の記録ながら、塵も積もれば山となり、なかなか先に進まない。

    さて。アルチザン・ブレッドのKRUMB KRAFTは、お気に入りのベーカリーとして我が家の定番となった。この店を知ってから、よくも悪くも、自宅でパンを焼かなくなってしまった。

    このベーカリーの楽しいところは、そのときどきで、期間限定のパンやお菓子が販売されること。定番化してほしいものもあるが、店側も、多分、試行錯誤しているのだろう。

    今回は、ゴールデン・レーズンが入ったHot Cross Bunsと、Cinnamon Rollsを試してみた。どちらも、甘さ適度にとてもおいしい。オーヴントースターを温度低めに設定して、少し時間をかけて温め直す。コーヒーとよく合う。

    Caramelised Onion Whole Wheat Crackersは、毎回購入。ちょっとお腹が空いた時に数枚食べる。ワインやビールにもよく合う。KRUMB KRAFTは、チーズやジャム、ディップ、スパイスなど、そのときどきで販売している。

    今回、眼にとまった「Golden Milk Masala」。ゴールデン・ミルクとは、ターメリック入りの牛乳のこと。インドでは「Haldi ka doodh」と呼ばれ、昔から健康によい飲み物として愛飲されている。

    5年ほど前、米国人の書いたトレンド記事で「ターメリック・ラテ」という文字を見かけて、ちょっと笑ってしまった。名前によって、ずいぶんお洒落な印象になるものだと。

    わたしはインド移住早々のころ、ヨガの先生に教わって以来、ちょっと体調が悪いな……というときに、温めた新鮮な牛乳にターメリックの粉とハチミツ(どちらもオーガニック)を入れたものを飲んで眠る。すると熟睡できて、翌日にはかなり爽快に目覚められるのだ。『インドの食生活と健康管理』のセミナーでも、伝授している。即、実行して「効果がある」と報告してくれる人もいる。

    マサラ・チャイは、折に触れ、自宅にあるスパイスを使って、そのときどきの気分で適当に作るのだが、これがちょっと面倒な時もある。そんなときに、この「ゴールデンミルク・マサラ」は使えそうだ。さまざまなスパイスと茶葉が粉状になっていて、温めた牛乳に入れるだけでよいらしい。
    一から作る方がおいしいに違いないが、実はパッケージの雰囲気に心惹かれて購入した。ジャケ買いである。明日にでも、作ってみようと思う。おいしいといいな。

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    🌳Bangalore Scenes (1/3) たとえ都市化が進んでも、やっぱりここは、ガーデンシティ。

    所用で外出。用事を済ませた後、特にあてもなく、車で市街を走る。

    いつもは後部座席だが、木の花が咲く、この季節、しっかりと光景を眺めたく、助手席に座る。前方に広がる光景は格別。

    自分で運転をしたいとの衝動に駆られる。インドの運転免許証は持っているし、我が家の車はオートマティック車なので、運転しようと思えばできるのだが、この道路交通事情を思うと、運転する気にはならない。なにしろドライヴァーのアンソニーの運転がとてもうまいので、彼に任せっきりである。

    10日ほど前までは、桜によく似たピンク・テコマが満開だったが、すでにほとんど散っている。これから先は、グルモハル、火焔樹が赤く燃え咲くことだろう。

    この街は、最初から緑に溢れていたわけではない。バンガロールの樹木の多くは、18世紀にマイソール王国を統治していたティープー・スルタンが、ペルシャやトルコ、アフリカ大陸、南アメリカなどから運び込ませたという。

    たとえば、前述のグルモハルは、マダガスカルから。空を覆うばかりに枝葉を広るレインツリー(この木なんの木、気になる木、の、あの木)はカリブの島から。ブーゲンビリアはブラジルから。

    写真にもある紫色のジャカランダもまた、ブラジルから。そのあたりの詳細は、ちょうど10年前、ラル・バーグ植物園ツアーに参加した時の記録に残している。近々、ブログにまとめて転載するので、関心のある方は、後日ご覧いただければと思う。

    でもって上の最後の写真、よ〜く凝視して欲しい。生き物が、紛れているところがシュールです。

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    🌳🥥Bangalore Scenes (2/3) マレシュワラムのMTRでスペシャルなミールスを食す。

    軽くドーサでも、と思ったのに。というか、ドーサですら、軽くないのに。ついついうっかり、「スペシャル・ミールス」などを注文してしまったランチタイム。プーリーやらビシベレバスやらプラオやらカード(ヨーグルト)ライスやらスイーツ各種やら、出てくる出てくる。食べても食べても増量しない代謝のいい身体をください神様。

    路傍にて。写真を撮りたくて車を降りたら、魅惑的な果実に目がとまった。

    インド生活16年目にして初めて食べる、このツルンとした果実。タミル・ナドゥのココナッツらしい。あ〜名前を忘れた! 調べても出てこない。明日、ドライヴァーのアンソニーに尋ねよう。ココナッツ&ココナッツウォーターは非常に身体によい。神様への捧げ物にもなる。このあたりの話は、動画でも詳細を説明している。この、まるでジェリーのような果実のなかに、ほんの少しの果汁が入ったココナッツも、きっと身体によいのだろう。

    これもまた、後日ブログにて紹介するので、関心のある方は、後日ご覧いただければと思う。

    路傍で1房、食べた後、自宅できれいに薄皮を剥いで洗い、夫に出した。

    「中に液体が入っているから、一口で食べて。……なんだと思う?」

    「ん……? コンニャク……?」

    日本人かよ!

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    🌳🌼🦜Bangalore Scenes (3/3) ドライヴの最後に、市民憩いのカボン・パークへ。

    ニューヨークでは、アッパーウエストサイドに住んでいた。セントラル・パークまで徒歩5分。あの公園は、あのころのわたしにとって、「命綱」のような存在だった。大都会の真っ只中にありながら、豊かな自然がそのままに在るセントラル・パーク……。

    毎年5月の渡米時には、必ず近くにホテルを取り、朝な夕なに足を運んできた。去年も、今年も、あの新緑の息吹を感じることができないと思うと、本当に遣り切れない。

    遣り切れないと嘆いても仕方ないので、バンガロールの中心街にあるカボン・パークに立ち寄った。実は移住当初に訪れて以来、中に入ったことはなかった。ところが……かなりいいではないか、この公園! かつては、おっさんたちが随所で昼寝をしているのが、どうも居心地が悪かった。いや、今でもおっさんたちが随所で昼寝をしているには変わらないのだが、なんやかんやで、感性が寛大になった。

    これからは、外出のついでに立ち寄って、少し散歩をしてみるのもいいかもしれない。

    少し外出をしただけで、記録しておきたい光景が随所に。綴っておきたい事実も尽きぬが、今日はこの辺で。

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    COVID-19共生世界に突入したからというもの、かつて以上に、身体の基礎的な免疫力を高めることを心がけている。無論、わたしたちはノンヴェジだし、わたしは日々、アルコールを摂取しているし、そこまで厳格に健康志向ではないのだが、できる範囲内で、自然の恵みを純粋に取り入れている。

    毎朝の1杯。かつては、ターメリックと蜂蜜をお湯で割って飲むのが定番だった。しかし今年に入ってからは、インドのAYUSH省が勧める、感染症に効果があるスパイスを加えることにした。トゥルシ(ホーリーベイジル/聖なるバジル)、シナモン、ショウガ、コショウなど。

    過去、すでに掲載した写真も混ざっているが、改めて。

    本日の豪華フォーミュラは、ヒマラヤの蜂蜜、すり下ろしたばかりのターメリックとショウガ、庭で収穫して乾燥させた粒胡椒、Gourmet gardenからギフトでいただいたオーガニックのシナモンとクローヴ、HappyHealthyMeのInvincible Supergreens(モリンガや青麦若葉、アムラが入った「無敵の粉」)、庭で育てているトゥルシとミントの葉を加えた。

    あれこれ混ぜればいいってわけではない。と言われそうなほどの混ぜっぷりだが、混ぜてもよかろう。と、思っている。

    なにしろ、複数のスパイスが共在する「カレー料理」とは、このようなものである。

    本来は、そのときの体調や気候に合わせて、スパイスをブレンドするのがよいのだが、今日は気分的に、あれこれ入れてみた。

    シナモンやショウガ、クローヴ、葉っぱなどは、捨てずにしばらく咀嚼する。クローヴは歯や口内の環境保全にも貢献してくれる。目覚めたての身体が、大地の恵み享受する。ありがたい。

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    🇮🇳インドには、アーユルヴェーダやヨガを研究、推奨する「AYUSH省」がある。2014年、現在のBJPモディ政権が樹立したあとに発足されたもので、インド中央政府厚生省に属する。近代西洋医学以外の医療政策を統括している部門だ。このサイトでは、同省が提案する健康に関する情報がしばしばアップデートされている。

    🙏AYUSHとは、以下の頭文字を表している。

    *Ayurveda(アーユルヴェーダ/インド5000年の伝承医学)

    *Yoga & Naturopathy(ヨガ&ナチュロパシー)

    *Unani(ユナニ医学/古代ギリシャの医学を起源とする印パ亜大陸イスラム文化圏の医学)

    *Siddha(シッダ医学/南インド、タミル地方に伝わる極めて古い伝統医学で、起源は1万年以上前)

    *Homeopathy(ホメオパシー/ドイツ起源の自然療法)

    ★Ministry of AYUSH, Government of India
    ホームページはいまいち旧式で見辛いが、FacebookやInstagram、Twitterで、参考になる健康管理情報が発信されてくる。お勧めです。

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    わたしにとって、バンガロールで最もお気に入りの場所が、またひとつ増えた。ここは間違いなく、これからもしばしば、訪れることになるだろう。

    貧困層支援の慈善団体創設者であり、実業家であり、ソーシャルアントレプレナーでもある友人マノージ。彼が20年以上に亘って構築しているソーシャル・エンタープライズのARAKU COFFEEが、パリのマレ地区に次いで、インド1号店を、バンガロールのインディラナガールにオープンした。

    先月、身近な関係者だけが招待されてのソフト・オープニングのパーティに足を運んだことはすでに記したが、昨日、オープン後、初めて訪れた。

    マノージが手掛けるビジネスのひとつ、ARAKU COFFEEについては、昨年から何度か紹介してきた。『ミューズ・チャリティフェスト2020』のために、マノージが撮り下ろしてくれた動画をご覧になった方もいるだろう。

    南インドのアンドラ・プラデーシュ州、ヴィシャカパトナムにほど近い「アラク・ヴァレー」という風光明媚な場所にて、コーヒー農家を支援しつつ、極めて良質なコーヒーを生産するARAKU COFFEE。

    良質のコーヒーの生産、農家支援、職業訓練、雇用機会の提供、環境保護、オーガニックの食材、国産品によるインテリア、グローバル・スタンダードの品質管理、トップクラスのマネジメント……。

    一方で、日本を含むコーヒー器具類をも販売するなど、そのディスプレイも上品かつ心地よい。一隅にはライブラリーもあるなど、たいへんな読書家でもあるマノージのセンスが随所に鏤(ちりば)められている。

    夫とマノージとは、グローバル組織であるアスペン・インスティテュートを通して出会った。マノージは、夫が属していたグループのモデレーターだったこともあり、夫は彼の人柄や生き様はもちろん、バイタリティ溢れる行動力に、強い敬意を抱いている。

    🌱The Aspen Institute
    https://www.aspeninstitute.org/

    ARAKUは、そのビジネスモデルそのものが特筆すべきで、Social Enterprise(社会問題解決を目的として収益事業に取り組む事業体)としても知られており、インドのメディアでもしばしば取り上げられている。

    なお、ボードメンバーには、バンガロール拠点IT大手インフォシスのセナパティ・ゴパラクリシュナンや、マヒンドラ・グループ(財閥)会長のアナンド・マヒンドラらも名を連ねる。

    ビジネスモデルに関心のある方には、ぜひARAKU COFFEEサイトのEXPLOREの項目を見てほしい。また、複数メディアに紹介されているので、以下、リンクをはっておく。もちろん、コーヒーの味も試してほしい。個人的にはMICRO CLIMATEが好きだが、いろいろ試されることをお勧めする。

    ❤️Naandi Foundation
    https://www.naandi.org/

    ❤️ARAKU COFFEE
    https://www.arakucoffee.in/

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    📚First look: All you need to know about Araku’s first café in India
    お店の紹介は、このVOGUE INDIA にて、とてもすてきに紹介されている。ビジネスモデル含め、関心のある方は、ぜひご覧ください。
    https://www.vogue.in/culture-and-living/content/araku-coffee-first-cafe-in-india-bengaluru

    📚New in Bengaluru: ARAKU Café raises the bar for coffee shops in the country
    https://www.cntraveller.in/story/new-in-bengaluru-indiranagar-araku-cafe-raises-the-bar-for-coffee-shops-in-the-country/#s-cust0

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    ⇧DARK & STORMY/ コールドブリュー・コーヒーに、ほのかなスパイスとシトラスを加え、炭酸水で割ったコールドドリンク。さっぱりと、しかしコーヒーの香りがほどよく、食事にも合う。

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    ⇧開店から1週間足らず。すでに若い世代を中心としたゲストで賑わっていた。

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    ⇧上階は、コーヒーのテイスティングが楽しめるコーナーがあり、ミーティングルームなど、パーティなど貸切にも対応できるスペースも備えている。

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    ⇧つい長居をしてしまいたくなるライブラリーのコーナー。ひとりで外食をすることが多いわたしにとって、このような空間は、本当に幸せ。

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    ⇧食事もさることながら、コーヒー専門店につき、コーヒー関連のメニューが非常に充実している。全種類を試してみたくなる。

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    ⇧これは1カ月前のソフトオープニングのときの写真。右下の女性は、コーヒーのクオリティの鍵を握っている米国人のコーヒースペシャリスト、マリア。

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    ⇧こちらも1カ月前の写真。料理やスイーツは、ムンバイで、今、最も人気のあるレストランMASQUEを経営する女性起業家、アディティの監修によるもの。ヴォーグのサイトに写っている右端の女性だ。シェフはかつてMASQUEで働いていたラーフル。コーヒー風味のソフトクリームは甘すぎず、ほどよいミルクのコクとコーヒーの香りがいい塩梅。普段はブラックで飲むのだが、甘みとベリーの風味が個性的なBLACK FORESTも、とてもおいしかった。

    🍽Masque Restaurant
    https://www.masquerestaurant.com/

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    ⇧こちらは昨夜の写真。一人で訪れたから、あまり食べられないと伝えるのだが、シェフのラーフルが前菜からデザートまで、勧めてくれる。ビーツのサラダとマスカルポーネのムース風。まるでおやつのようでもあり。新鮮なアレギュラ・サラダは独自の近郊農家で栽培しているとのこと。敢えてエビの頭をつけているというグリルも、わたし好みの味。なにより印象的だったのは、この中東のデザート。ぜひ試してみて欲しい。

    ↓ ↓ 以下は1カ月前の記録より抜粋 ↓ ↓ 

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    スタッフの女性に誘われ、店舗奥の、ライブラリーにて。タイプライターを前に、一人の男性が座っている。なんというのだろう、彼のような人を。

    人の言葉から、詩を紡ぐ人。

    「あなたの人生で大切なことと、そのエピソードを話してください」と尋ねられたので、コーヒーのソフトクリームを試食しながら、

    「旅」

    と答えた。

    20歳のときに初めてロサンゼルス空港に降り立った時に人生が変わったこと、その後ニューヨークに渡って夫と出会ったこと。これまで無数の土地を旅してきたけれど、インドにたどりついたこと。そして今もまだ、毎日が旅の途中なのだということを、話した。

    そうしたら、彼は丁寧に、ポストカードをタイプライターに挟み込んで、パチパチと一文字ずつを、打ち始めた。

    そして、この詩をくれたのだった。

    ソフトクリームを食べながら、思わず泣きそうになった。なんだかもう、いろいろなことが、ツボすぎる。

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    そして毎度おなじみ漢字短冊とミューズ・クリエイションのオリジナルTシャツをお土産に渡したら、ことのほか喜ばれた。なんでもマノージのお嬢さんが、今、日本語を勉強中だとのこと。ARAKUコーヒー自体が日本と深い関わりを持っていることもあり、ご縁は繋がる。

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    ↑我が家のCANDYも、告知に貢献😸

    ☕️ARAKU COFFEE/ 高品質オーガニックコーヒーを生産するソーシャルアントレプレナー。アラク・コーヒー創業者マノージが語る日本との関わり/撮り下ろし

    ☕️南インドのコーヒー文化/伝統的なサウスインディアン・コーヒーとその楽しみ方/良質なコーヒーの新潮流/インドで購入できるコーヒー豆や、おすすめのカフェなど

    ☕️通販を賑わせるおしゃれな手工芸&天然素材のマスク/農家支援のワールドクラス高品質コーヒー ARAKU COFFEE

    ☕️Araku coffee’s make in India push | Co-Founder Manoj Kumar EXCLUSIVE | India Revival Mission

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    市街北部のヤラハンカに建設中の新居。ようやく内装を詰める段階、今日はキッチンまわりの最終打ち合わせ。諸々の進捗を確認して帰路、久しぶりに韓国料理店のアリランでランチ。

    バンガロールの北部郊外には、いくつかの慈善団体があることから、ミューズ・クリエイションのメンバーと訪問をした帰路、ここに立ち寄ってランチを取りつつの反省会……というのが定番だった。

    そんな日々も、すでに遠く幻のよう。

    おいしいんだかまあまあなのか、いまひとつ判断しかねる石鍋料理を食べた後、階下の食料品店で豆腐などを購入。今日はニラ風の野菜が売られていたのでそれも買った。ここの大豆もやしはとてもおいしいのだが、あいにく品切れ。

    ところでわたしは、その顔立ちのせいか、昔から、よくコリアンと間違えられる。

    米国でも、ここインドでも、韓国料理店に来ると、オーナーらしき女性から、あるいはお客の女性から、あたかも「同郷の人ですね」という気持ちのこもった、黙礼をされることがある。韓国料理店だけではない。近所のスーパーで出会った女性に、すれ違いざま、「アンニョンハセヨ」と挨拶されたこともある。

    そんなとき、得も言われれぬ一抹の、懐かしい感傷が、心を過ぎる。

    韓国人のコミュニティの結束力については、米国在住時から目の当たりにしてきた。ここインドでも、然り。

    詳細を綴れば長くなるが、ともあれ、我々日本人が、この地でふんだんに白菜が食べられるのも、豚肉店で「コリアン・スライス」という名の豚バラ肉を入手できるのも、豚骨スープ用の骨を買えるのも、先達コリアンのおかげなのだカムサハムニダ。

    出来立てでまだ温かい木綿豆腐と絹ごし豆腐。今夜はまず、絹ごしを冷奴にしようと思う。

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    3泊4日の古都マイソール&ジャングル、カビニ旅。食の記録もたくさん残しているので、以下どうぞ、ご覧ください。

    https://museindia.typepad.jp/2021/mysore-kabini-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E6%97%85/