ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

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    インド共和国記念日だった1月26日。毎年この日は好天のバンガロール。雲ひとつない青空、陽光が心地よい午後、ミューズ・クリエイションの学生メンバー5名とともに、「野外活動」を実施した。既述の通り、わたしは昨年10月より週に一度の割合で、日本からのインターン生に諸々を伝授している。しかし、せっかく同じ時間を提供するならば、彼女一人だけでなく、他に関心のある若者にも参加してもらう方が有意義だと考えた。彼女にとっても刺激になるし、互いに切磋琢磨できる。かような背景からミューズ・クリエイションのWhatsAppコミュニティから「ACT MUZ」の参加者を募り、活動を開始している。

    ミューズ・クリエイションで実施する慈善団体訪問では、貧困層の人々の暮らしや実態の片鱗を学ぶことができる。ゆえに今回は、学生だけでは行くことのできない場所を含め、市街中心部の「物語性がある場所」を巡った。行く先々で、歴史的な背景や特徴など、ガイドブックや書籍などでは得られない情報も提供した。

    訪問先の概要はインターンの入江さんに、そして当日の感想は参加者全員に提出を依頼。たとえ短い文章でも、学生たちのリアルな声は、今後、誰かの参考になるに違いない。

    以下、ひとまずは訪問先の概要を記載する。この項に関しては、客観的かつ正確な情報が望まれるので、入江さんのレポートを参考にしつつも、坂田が大幅に加筆修正した。昨今では、英文ホームページの情報を自動翻訳して構成することも可能だし、さらにはChat GPTを利用すれば、文章力を研磨する必要がなくなるかもしれない。それでも、アナログな表現力を重視する者としては、自ら手を加え再構成したい。そもそも英文と日本文では、文章の構成自体が異なるがゆえ、そのままでは違和感がある。文章力の向上も望んでいる彼女にとっては、編集者(わたし)による校正自体も勉強になるがゆえ、長文だが記載する。(写真はバンガロール・クラブ)

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    【バンガロール半日観光(12:30〜6:30 pm)訪問先リスト】

    The Bangalore Club(社交スポーツクラブ)
    Noritake(陶磁器店)
    Ananya (ファッション)
    Amrapali (ジュエリー)
    Beruru / The Purple Turtles (ガーデン&インテリア)
    Ritu Kumar(ファッション)
    Nicobar(ライフスタイル)
    UB City(複合商業施設)
    Taj West End Hotel(高級ホテル)
    RainTree / Anokhi(ブティック)
    KingfisherTower(友人宅訪問)

    ① The Bangalore Club

    バンガロール・クラブは、英国統治時代の1868年、大英帝国将校らのために英国によって設立された、インドで最も古い社交クラブの1つ。ウィンストン・チャーチルはじめ、社会的ステイタスのある人々によって構成されてきた。

    バンガロールの中心部、15エーカーの美しい緑に囲まれたクラブは、そもそもが社交スポーツクラブとして誕生していることから、プールやテニス、バスケットボールやスカッシュなどのコート、ジムなどを完備。その他、バンケットルームや、バー、宿泊施設、各種商店、図書館などを備え、一つの街のような機能を果たしている。またクラブ内でのイベントも充実しており、会員同士の交流も豊かだ。

    現在、バンガロール・クラブの会員になる条件は厳しく、そのケースにもよるが申請から15年〜30年待つ必要がある。坂田マルハン夫婦がメンバーになれたのは、1970年代に会員となった義父ロメイシュのおかげ。我々のインド移住直前に、煩雑な手続きを経て家族会員に申請してくれた。その約10年後、夫は正会員に、わたしは伴侶会員になれた。会員は最大6名のゲストを招待可能。ゆえに、これまでも、多くのクライアントや友人知人らをお連れしてきた。

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    ② UB (United Breweries) City

    UB Cityは、バンガロール拠点の不動産大手「Prestigeグループ」との合弁事業でUBグループによって2008年に誕生した、バンガロール最大の複合商業施設。バンガロール中心部に広がる自然美豊かなカボン・パークに隣接する一等地に位置する。グローバルな高級ブランド店や飲食店を擁するショッピングモールをはじめ、オフィス・ビルディング、高級サーヴィス・アパートメント、高級アパートメント・ビルディングなど6つのブロックで構成されている。

    以前、この場所には英国統治時代に作られたビール工場があった。1947年の独立後、当時22歳だったヴィッタル・マリアに継承されてのちは、インドのビールの代名詞でもあった「キングフィッシャービール」が、ここで生産されていた。

    ③Taj West End

    タージ・ウエストエンドの歴史は、1887年、英国人女性ブロンソンがベッド 10 床の下宿から始めたバンガロール最古の宿「ウエストエンド」に遡る。英国植民地時代、英国の高官やその家族のための避暑地として利用されていた。1984年、タタ・グループの傘下であるタージ・グループ・オブ・ホテルズの一部となり、「タージ・ウエストエンド」と改名された。ガーデンシティと呼ばれていた往時の面影を今に残す、緑豊かな美しい庭園。そしてエレガントなコロニアル(植民地)様式の建物が特徴的だ。

    ④RainTree

    英国統治時代、富裕層の居住地として一般的だったバンガロー(Bungalow)。樹木に囲まれた広大な庭を擁する平屋の一戸建て、コテージのような建築物だ。年中温暖な気候のバンガロールとはいえ、4月から5月にかけての盛夏は気温が上がる。しかし、木陰は涼風が流れ込み、低層の建築物は日差しを受けにくく快適なのだ。ゆえにバンガロールは従来から「ガーデンシティ」「エアコンシティ」と並び称されてきた。

    このRainTreeは、19世紀に建てられたバンガローを改築して造られたマルチ・デザイナーズブティック。洗練されたデザイナーズファッションやジュエリー、インテリア小物を扱うほか、ジャイプール拠点のブランドAnokhiの支店もある。敷地内にある、大きく枝葉を広げた巨木レインツリーがシンボルだ。ちなみにレインツリーとはモンキーポッド(学名:Albizia saman)の別名で、日本では日立のコマーシャルでおなじみ「この木なんの木、気になる木」の、あの木である。

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    🍣ほぼ毎週火曜日の午前中に開催されている「女性の勉強会」。インド人、外国人のメンバー、約40名によって構成されているグループだ。さまざまにキャリアを持つ女性たちによって構成されているが、年齢層はかなり高く、わたしは「若手」の部類に入る。1年半前に入会したばかりにもかかわらず、今年度はアクティヴィティの役員を任され、スピーカー(語り手)や訪問先のコーディネーションに関わってきた。

    さて、一昨日の火曜日は、わたしがスピーカーを依頼された。ちょうど1年前にも「インドと日本の関係史」について語った。非常に好評で、続編をリクエストされた。しかし今回はカジュアルに「日本の食文化」のプレゼンテーション。日本語でのセミナー(講演)は、もう10数年以上前から行っているが、パンデミックが明けてからは、英語でのセミナーやトークも引き受け始めている。

    かつては、自分の英語力や知識の不足(まだまだ学び足りない)を理由に辞退してきたが、歳月は流れ、年齢を重なる。何年経っても理想の状況には至らない。さあらば、わたしはわたしの視点で、極力「誠実に」「真摯に」「柔軟に」物事を整理して、語ろうとの考えに行き着いた。ゆえに、使う資料は毎度、「生き物を育てる」ように手を加えて現在に至る。絶え間ない改訂が必要だ。

    さて、このところ「爆発的に」と言っていいほど、「今度、日本へ行くの」という友人知人が増えている。それに伴い、日本に関してさまざまを尋ねられる。しかし正直なところ、1996年に日本を離れて以来、一時帰国を除いては「住んでいない」母国の事情に、わたしは詳しいわけではない。しかしながら、食文化であれば、ある程度は語れる。インドはヴェジタリアンが多いから、彼らが日本の旅行中にどのような飲食店を選ぶべきかといった具体的なアドヴァイスも添える。

    結果、質疑応答や情報交換も活発な、楽しい時間を育めた。メンバーからの質問や情報共有によって、時間はより深みを増すし、わたしの知識も増える。人の言葉を聞くことも、とても大切。これから益々増えるであろう問い合わせに、どう対応するか。信頼できる情報元をまとめた「英語版のリンク集」を構築する必要がありそうだ。

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    🍔勉強会のあとは、久しぶりにARAKU COFFEEで一人ランチ。毎度お気に入りのオレンジ風味コールド・コーヒー、そしてチキンのサンドイッチ(バーガー)を注文。厨房で焼かれるパンに挟まれた、オーガニックの野菜、良質の鶏肉による揚げたてのフライドチキンは、「ハイクオリティなジンガーバーガー(KFC)」といった感じで、本当においしいのだ。


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    ランチを終えて、久しぶりにインディラナガール界隈を散策する。初めて訪れた2005年12月から19年間、この界隈の変貌を眺めてきた。バンガロールで最も栄枯盛衰が激しく、「そこここが常時工事中」のエリアだ。昨今はまた、開発めざましく、訪れるたびに浦島太郎状態だ。飲食店やブティックが軒を連ねる12th Main と、南北の目抜き通り100フィートの交差点では「遺跡発掘中?」と言いたくなるような、相変わらずの前時代的環境による土木工事が行われている。安全性、機能性、効率、その他。毎度のごとく、土木建築に関することも、あれこれ語りたくなるが割愛。

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    これがマンハッタンならば(比べるな😅)、すいすいと歩けるところ、落とし穴や障害物やブチ切れた電線などに気をつけつつ歩く必要があり、気が抜けない。わずか数百メートル歩くのに、数キロメートル歩いたかのようなエネルギー消費だ。それでも、ときには「歩くこと」が大切。車窓からでは伝わらない、歩くことで得られる情報も多々あるが故。

    インテリアショップのThe Perple Turtlesや、同系列のガーデニング関連ショップBERURUへも、久々に足を運ぶ。新居の準備をしていた2年前は、しばしば訪れて買い物をしていたものだ。訪れるたびに新たな発見があり、歳月の流れを感じさせる。

    もうこれからは、「自分のことに関して」は、遠く未来を見据えずに生きたいと切に思う。やりたいことを先延ばしにしない。なにしろ、「つい最近のこと」……と思っていた過去が、10年前や20年前だったりするのだ。この調子だと、あっというまに70歳、80歳。ゆえに、意欲があり、身体が自由に動くうちに。

    限りある人生。身体のメンテナンスも最優先に、今年、来月、来週……と、極力、身近なタイミングで、自分のやりたいことをやろうと、改めて思う。

    (次の投稿に続く)

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    🌳昨日の最終目的地はBIC (Bangalore International Club)。ここで開催されたBhoomi主催の式典プログラムに参加するためだ。バンガロール郊外にある、オーガニック農法や環境問題に取り組むBhoomi Collage。わたしは2012年に訪れたオーガニックフェアでその存在を知り、同学校が発行する雑誌を定期購読してきた。日本の福岡正信自然農園については、その雑誌を通して知ったという経緯もある。

    その後、バンガロール南部郊外にある学校にて開催されたバザールにも訪れ、彼らの活動の一端を学んだ。

    さて、この日は、気候変動対策や自然保護に取り組む全国的な学校連合 “All Schools CAN (Climate Action and Nature)” の発足を記念する式典が開催された。同連合の主導により、サステナブルな未来を構築すべく取り組みが、より広く積極的に展開されるというものだ。登壇者一人一人が、地球環境の変容を前に、未来の子どもたちのために叡智を集結させようとしている。専門家が手を取り合って、具体的な運動を始めようという切望していることが、伝わった。

    関心のある方は、ぜひとも関連サイトにアクセスしていただきたい。

    時間の都合上、最後のハイティー(ほぼ夕食)まで参加することができなかったが、このような活動の一端について、気軽に学べる環境をありがたく思う。

    先ほど、旧居の書斎から、10年以上前に定期購読していたBhoomiの雑誌を引っ張り出した。久しぶりにページをめくれば、今なお、ぐいぐいと惹きつけられるテーマの数々。雑誌はすでに廃刊となっているが、やはりこうして手に取ると、ネットで情報を得るよりも遥かに、強く、心惹かれる。雑誌やテキスト類など、まだまだ多数の書物を旧居の書棚に収めているが、このシリーズは新居の「月光ライブラリ」に移動させよう。たとえ10年以上前の編集でも、内容は普遍的なものが多い。勉強になる。

    月光ライブラリが、また豊かになる。

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    🌱BHOOMI COLLAGE
    https://bhoomicollege.org/

    🌱居心地のいい場所、バンガロール・インターナショナル・センターにて。手紡ぎ手織りの布。インドで仰がれる福岡正信の自然農法(2021年1月)
    https://museindia.typepad.jp/2021/2021/01/bic.html

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    五臓六腑に染み入る粗食。昨夜の残りが、むしろ豊か。

    青梗菜とネギの炒め物。干し椎茸や高野豆腐入りの味噌汁。有明海の風味豊かな海苔。インド産の日本米「谷藤米」。放し飼い鶏の旨味ある卵……。

    鍋で多めに炊いておいたご飯を、曲げわっぱに移しておくと、ほんのり檜のいい香りと、適度な潤い。

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    歳を重ねて、経験を重ね、実感し、腑に落ちることは多い。たとえば、自分の身体。

    若き頃は、自分の身体の気に入らないところを意識しては、劣等感の材料にしてきた。インドに移住し、アーユルヴェーダに出合い、自分の身体を「大切な楽器のように取り扱おう」と頭の中で思っていても、うっかり無茶をしてしまいがち。

    気持ちが先走って、身体の声が聞こえない。身体が健康なければ、魂も不自由になってしまうのに。だから静かに、耳を傾ける時間が必要なのだ。

    なにも、スピリチャルな話をしているのではない。極めて、当たり前のことを、ここ数年は「身を以って」感じている。自分の身体の「気に入らないところ」を意識するのではなく、「いいところ」を尊重して、感謝しようと。

    なるたけ身体が喜ぶ燃料(食事)を与え、適度に休養させる。1日の終わりには、軽くストレッチをして「お疲れ様」と労わり、1日の始まりには手のひらで全身を摩りつつ、「今日もよろしくお願いします」と挨拶をする。

    かつては、ろくに鏡を見ることもなく1日を始めていた。しかしこのごろは鏡に向かって、おはようございます。という。化粧はミニマムのままだが、今までは適当に手櫛ですませがちだったところ(雑)、このごろはきちんと、髪を梳かす。すると自ずと頭皮が刺激され、目が覚めるような気がする。

    老化は自然現象。抗うのではなく、痛めないように、しかし鍛えることも大切。不具合は放置せずに、早めに対策を講じる。

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    先日も記した通り、先週からアーユルヴェーダの診療所に通っている。腰痛治療のための10日間のプログラム。幸い、診療所が近いこともあり、移動時間を含めても、実質2時間程度。ゆえに朝か夕方、訪れている。

    この期間、金曜日にミューズ・クリエイションの集い(若者向けACT MUZ。詳細はまた後日)を旧居で実施した以外は、対外的な約束をいれず。書斎の掃除や自分のことをしたり、猫らと昼寝をしたり、のんびり過ごしている。

    アーユルヴェーダの診療所では、木製のベッドに横たわり、まさに「俎上の鯉」。生薬がたっぷり溶け込んだオイルで、頭髪から爪先まで、全身をマッサージされる。何千年も前から継承されてきた生命の医学、アーユルヴェーダ。遥かな歴史を重ねてきた治療法なのだ。信じて身を託せば、不具合は和らいでゆく。

    死ぬまで元気でいるために。身体が喜ぶものを食べて、休息も尊んで、暮らそう。

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    今年に入ってから、旅をする機会が増えている。誕生日の週末もどこかへ行こうかと夫から提案されたが、わたしは近場で気分転換ができれば十分だと思っていた。そもそも、平日はバンガロールの中心部にある旧居、休日は空港近くの新居を往来する日々。落ち着きがない。

    旧居から新居までは、道路交通事情にもよるが、車で北へ約40〜50分程度。このリゾートまでは更に北へ40分ほどの距離だ。

    かつては、閑散としていた北バンガロールは、過去10年でみるみるうちに変貌している。特にデヴェロッパー大手のPrestigeグループやEmbassyグループの手がける高級住宅地が次々に誕生し、空港周辺のトラフィックを加速してきた。今ではもう、さまざまな不動産会社が雨後の筍のごとく、開発を進めている。

    特にPrestigeグループが、2011年、このナンディ・ヒルズにPrestige Golfshireというゴルフコースと住宅地のコンプレックスを構築してからは、北部の開発が加速されたように思う。PrestigeグループとJWマリオットは提携していることから、ゴルフコース内にもスケールの大きいマリオットのホテルがある。

    わたしたちが今回滞在しているリゾートは、ゴルフコースから車で5分ほどの場所にある、やはりマリオットの経営するMulberry Shadesというホテルだ。こちらはこぢんまりと、アットホームな雰囲気が漂う、真新しいリゾートだ。以前から気になっていたので、ここで過ごそうと決めたのだった。

    ナンディ・ヒルズに近づくと、空気が変わる。

    以前は「いい感じ〜」くらいにしか思っていなかったのだが、今回は明らかに、異なる力を感じた。去年の誕生日はタミル・ナドゥ州にある霊山、アルナーチャラの麓で過ごし、山の周辺14kmを、都合2周もするなど、よくわからない衝動を起こしたものだ。あのときは、パワースポットのパワーを浴びすぎた気がする。

    その後も再訪し、またしても14km歩いた。自分でも、その衝動がよくわからない。

    そして昨日。山を仰ぎつつ、ここは「いい感じ〜」を超越する力を感じた。懐かしさも感じる。ナンディ・ヒルズ。かなりのパワースポットではあるまいか。実際、山の頂上や、周辺にも寺院は点在している。あいにくここ数日は曇天で、ピクニック日和とは言い難いが、2泊3日の滞在中、寺院に足を伸ばしてみようと思う。
    天気がよければ、日の出を見に行く……ということも考えていたが、明日の朝も曇天らしいので、それはまた別の機会に。

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    昨日の朝、夫が花を注文してくれていた。美しいアレンジメントを家に置き去りにするのは惜しく、ニューアーク・ミッションでいただいた花と一緒に、車に積み込んでホテルに持ってきた。それらを部屋に飾る。テーブルには、誕生日ケーキなども用意されている。

    わたしがここに滞在していることを知ったPrestigeグループの友人Anjumが、ワインやアペタイザーなども届けてくれる。本当にありがたく、うれしい。

    夕食は、ホテルがアレンジしてくれる車でPrestige Golfshireまで赴き、EASTというオリエンタルレストランで夕食をとった。やはり、Anjumが個室を準備してくれていて、スタッフが歓待してくれる。広すぎるほどの贅沢な空間。シェフに味付けの好みなども伝えて、ヘルシーに美味な点心や、魚料理などを楽しんだ。とてもおいしかった。

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    日本に生まれ育ち、米国を経て、インドに暮らすことになった自分の命運。せめて誕生日くらいは、その意味を、しっかりと考え、噛み締めよう。

    異邦人であるわたしを受け入れてくれるこの国と、我がライフを取り巻く人々に感謝しつつ、この先の一年もまた、大切に過ごす。

    みなさん、ありがとうございます。

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    インドの友らと行く年を見送り、来る年を迎えた。そして2日の昨日は、正月気分が皆無のバンガロールで過ごすミューズ・クリエイションの関係者を誘ってのBBQ新年会を開催した。

    多くの在留邦人が日本へ一時帰国をする年末年始。その一方で、仕事の現場を離れられず、単身でバンガロールに残る駐在員や学生たちも少なくない。今回は「比較的寂しげな正月を迎えるかも……」という人たちに声をかけての、BBQ新年会だった。

    しかし、特に寂しくはなさそうなご家族連れや父娘の参加もあり、とても賑やかな午後となった。

    ちなみにインド社会では、太陰太陽暦のヒンドゥー暦に基づき、毎年変動するところの10月&11月あたりのDiwali(ディワリ)が本気の正月で、太陽暦による正月は特段、祝わない。ゆえにインド社会に合わせ、元旦から勤務の日系企業も多数。参加されていた人も、途中でオンラインミーティングをされていた。

    さて、前回のミューズ・クリエイション企画は家族連れによる参加者40名ほどの大規模なものであったが、今回は十数名と小人数につき、料理も、豚スペアリブ、丸鶏グリル、野菜などに絞り込む。なんとなく炊いていた日本米が大人気(インド産の日本米である谷藤米)であった。

    谷藤米は、やや多めの水(米2カップに対し水3カップ程度)で、あらかじめ1時間ほど浸したのちに炊くとおいしい。わたしは四半世紀以上、電気釜を使わず鍋で炊いているので、火加減は適当だが、おいしく炊ける。なにより曲げわっぱのお櫃が、米の旨味を引き立てる。

    皆が持ち寄ってくれたおつまみやスナックなども食べつつ、飲みつつ、語りつつ……。ところで、巨大なチョコレートチップ・クッキーは、我が友人の娘(16歳)が数年前に起業したベーカリーで販売されているもの。利益の半分を慈善団体に寄付するというコンセプトもさることながら、これが非常においしいのだ!

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    🍪このクッキーの背景については、後日、改めて、紹介する。

    毎度、時の流れを忘れさせる「龍宮城」な、坂田マルハン宅。人々は、帰らない。たしかランチから始めたはずなのに、日が暮れても語り合い続ける。途中から坂田のセミナーモードも稼働。さらには参加者各位のお仕事インタヴューを始めたものだから、楽しくて話は尽きず。

    昨日は、スーパーコンピュータ(スパコン)について、少しばかり勉強させてもらった。まだコンピュータが普及していなかった我が大学時代(1980年代)、「日米スパコン貿易摩擦」なる言葉を耳にしたのが最初だったか。当時の「スーパー」と今の「スーパー」とでは、その超絶具合がとてつもなく違うということも、漠然とながら推察できた。

    テクノロジーの進化のすさまじさ。

    ……などと浸っている場合でもなく、翌日の今日は、慈善団体訪問実施につき。

    「もう、そろそろ帰って」

    と発令したのが夜の9時。みな、残り物を持ち帰るなどし、元気に帰っていった。

    今年もまた、千客万来の家、バンガロールのパワースポット化😂に磨きがかかりそうだ。

    🍪MACHA’S BAKERY
    https://www.machasbakery.com/

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    (日本語は下に) Pizzeria “4P’s” run by a Japanese couple soft opened in Indiranagar. They have already opened more than 30 restaurants, mainly in Vietnam, but also in Cambodia and Japan.

    Both the taste of the food and the architecture of the restaurant show a distinct individuality and thoughtfulness that sets it apart from other restaurants.

    The burrata cheese, made in a corner of the restaurant, is fresh with the flavor of good quality milk. The baking oven imported from southern Italy not only bakes the dough to an aromatic flavor, but its appearance is also beautifully in harmony with the interior.

    The black and reddish-brown walls, painted in the traditional Kerala style, create beautiful shades of light. It reminds me of the paintings of Giorgio de Chirico (Italian), one of my favorite surrealist painters. The round window through which light leaks from the cheese factory looks as if it were a full moon in the night sky. According to the owner, the architect of this building is Italian. It makes sense.

    The grand opening will probably still be a month or two away. But even now, you can fully enjoy the flavorful cuisine and atmosphere of the restaurant.

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    日本人夫妻が経営するピッツェリア「4P’s」がインディラナガールにソフトオープニングした。彼らはすでに、ヴェトナムを中心に、カンボジア、日本など30店舗以上を展開している。

    同店の背景については、10月下旬、試食に行った時の記録に記しているので詳細は割愛する。下部に試食会と、チーム各位に食のセミナーを実施したときの記録のリンクをはっておく。

    昨日は夫と二人で訪れた。まだ店内の工事は不完全だが、インドではよくある光景。最低限のインフラと安全性が確保されていれば、あらゆる商業施設は「とりあえず」開店する。インドに限らず、米国でも「ソフトオープニング」という言葉は珍しくない。営業を開始しつつ、全体を整えて、すべてが準備が完了した時点でグランド・オープニングとなる。

    インドでは、拙速は禁物。日本人にはなかなか受け入れ難い状況だが、遅れながらもいつのまにか、なんとかなっているという世界観だ。

    わたしたちは、インドという名の列車に乗った以上、その列車の中で大荷物を抱え、前へ後ろへと動き回ったところで、早く目的地に辿り着くわけではない。荷物をおいて、列車の動きに身を委ねるしかないときもあるのだ。

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    さて、4P’sであるが、料理の味も、店内の建築も、他店とは一線を画した個性と思い入れが見て取れる。椅子やテーブルの木材やサイズ、カウンターの広さ、釜の配置、カトラリーやリネン、食器類……。目に飛び込むそれぞれに濃(こま)やかな配慮が見て取れる。

    まずはオリジナルのサングリアで乾杯。ほんのりとスパイスの香りが効いて、爽やかな喉越し。店の一隅で作られるブッラータチーズは、良質のミルクの旨味が封じ込められて新鮮。大き過ぎないのが、むしろいい。

    ピザは、試食のときに気に入ったマッシュルームと、人気だというナスのトッピングを2種類。1枚で2度おいしいこのコンセプトは、小人数で訪れる時にも非常によい。ピザが均等にカットされ、耳の部分が多過ぎず少な過ぎず、ちょうどよい塩梅なのもうれしい。ヴィネガーでマリネされた揚げナスが、風味豊かでこれも好みの味だ。

    試食のときよりも格段においしくて感嘆。相当の試行錯誤があったであろうと想像された。そして楽しみにしていたカニのパスタが、本当においしかった!

    わたしは基本的に一人ランチが多い。インディラナガールでは、ARAKU COFFEE、INFINITEA、LAVONNEあたりに立ち寄ることが多いが、有力な選択肢が増えたのも個人的にうれしい。

    料理の味もさることながら、角地で窓が広く、大きな樹木を眺める開放的な空間が心地よい。昼間はまた、異なる風情だろう。

    ケララの伝統的な塗装が施された黒や赤茶色の壁は、風合いや手触りがよく、光の陰影も美しい。シュルレアリストのイタリア人画家、ジョルジョ・デ・キリコの絵画世界を彷彿とさせて、わたし好み。チーズ工房の光が漏れる丸窓は、あたかも夜空に浮かぶ満月だ。

    南イタリアから取り寄せたという釜は、生地を香ばしく焼き上げるだけでなく、その外観も美しくインテリアに調和して絵画的だ。

    オーナー曰く、この建物を手がけた建築家はイタリア人だとのこと。納得だ。イタリア人とはいえ、インドの風土や環境を熟知したうえで建築されていることが見て取れる。内壁の塗装に時間はかかったようだが、その分、耐久性があり、メンテナンスはしやすいのではないかとの印象を受けた。

    グランドオープニングまでは、まだ1、2カ月ほどはかかるだろう。しかし今でも十分に、その滋味溢れる料理と雰囲気を楽しめる。なお、当面は毎週火曜日は休業とのこと。夜は予約を入れた方がよさそうだ。

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    🍕近々、バンガロールにオープンする日本人経営のピザ・レストランPizza 4P’s。試食会へ。(2023/10/28)
    https://museindia.typepad.jp/2023/2023/10/4p.html

    🇯🇵日本とインドの相互理解を高めて発展へ。OKaeri Ventures オカエリ・ヴェンチャーズ 始動!
    https://museindia.typepad.jp/2023/2023/11/okaeri.html

    🎨A night to melt into surrealism. シュルレアリズムに溶ける夜。
    https://museindia.typepad.jp/2023/2023/01/night.html

    🎨The Disintegration of the Persistence of Memory 記憶の固執の崩壊
    https://museindia.typepad.jp/2023/2023/01/dali.html

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    ここ5年あまり、インドのEコマースが急成長したおかげで、日常の買い物のほとんどを、デリヴァリーですませるようになった。かつては頻繁に訪れていた近所のスーパーマーケット「トムズ・ベーカリー」、通称トムズを訪れる機会も激減した。しかし、どんなに歳月が流れ、新規参入のスーパーマーケットが栄枯盛衰のドラマを展開しようとも、トムズの存在感は他の追随を許さない。

    昨日は久しぶりに、トムズに足を運んだ。平日にも関わらず、店内はクリスマス関連の食料を買い込む人々で賑わっている。昔ながらの「昭和ムード」あふれるクリスマスの装飾が、生き生きと郷愁を掻き立てる。

    トムズ。ここに久しく暮らすバンガローリアンなら誰もが知る、ごちゃごちゃとした、昔ながらのスーパーマーケットだ。所得階級の差を問わず、地元の多くの人々に愛されている。まだバンガロールの人口が少なく、静かな地方都市だった20年ほど前までは、土地の人々だけでなく、駐在員家族にとっても大切なスーパーマーケットだった。

    今では信じられないが、バンガロール東部の新興エリアであるホワイトフィールドに住む友人家族も、ここまで買い出しに来ていた。無論、当時は交通渋滞もなく、速やかにたどり着けたのではあるが。

    2年前の記録の残した同店の背景や特徴。加筆修正して、記しておく。

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    ◉バンガロールの老舗スーパーマーケット兼コンビニエンスストアといえばトムズ。ケララ出自のクリスチャンにより1962年に創業された。従業員もまた、その大半がケララ州のクリスチャン・コミュニティが出自だ。

    ◉西暦52年という早い時期に、インドにキリスト教をもたらしたとされるキリスト十二使徒の一人、聖トマスに因んでの「トムズ」だろう。ローカルのクリスチャンの中には、この店のことを、故に「トマス」と呼ぶ人もいる。

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    ◉創業当初は、ベーカリー&カフェだったこともあり、素朴な味わいのパンやケーキ、スナック類が豊富だ。「昭和テイスト」なドーナッツが安くて美味。かつて、金曜日のミューズ・クリエイションの集いの日には、毎週のようにお菓子を焼いてきたが、自分で作らないときには、トムズのドーナッツ(2005年は1個10ルピーだったが今は18ルピーに値上がり……しても激安)を買い、ふるまったものだ。昨日は久しぶりに買った。素朴においしくて一度に二つも食べてしまった🍩

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    ◉店内には生鮮食品や乳製品、加工食品、各種調味料に日用消費財とあらゆるものが揃っている。リカーショップも併設されており、新銘柄のアルコールは大抵入手できる。売れ筋の商品については、店のお兄さんに聞くと的確に教えてもらえる。リカーコーナーはパンデミックの間に改築されてきれいになった。外には果物店もあるなど本当にコンビニエンス。

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    ◉2010年前後、バンガロールでは、小売業のテストマーケティングが全国の都市部に先んじて行われ、数々のスーパーマーケットの旗艦店が一気に林立した。トムズの行く末を案じたものだが、杞憂だった。新しいスーパーマーケットが数年のうちに淘汰されても、昔と変わらぬ風情のまま、多くの人々に利用されて続けている。

    ◉イースター、そしてクリスマスの時期には、普段に増して込み合う。昨日も、店内に入った途端、2005年に初めて訪れたときと変わらぬ世界が広がっていた。創業当初から変わらないのであろう、そのクリスマスケーキ(プラムケーキをアイシングでコーティングしたもの)の風情に、毎年、安心させられる。

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    ◉この界隈のクリスチャンにとって、クリスマスケーキといえば、この茶色いプラムケーキが定番なのだ。ドライフルーツやナッツ類が入ったもので、ラム酒の風味が利いているものもある。日持ちするので早めに購入する人も多い。

    ➡︎Kerala: The sweet story of India’s ‘first’ Christmas cake
    https://www.bbc.com/news/world-asia-india-64062202

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    ◉このほか、クリスマスの時期に食べられるローズ・クッキーやKulKulsと呼ばれる菓子類なども山と積まれている。十年以上住んでいつつも、食べたことのないお菓子も少なくない。

    ◉バンガロール在住、クリスチャンの画家、ポール・フェルナンデス氏の本に描かれた1970年代のトムズ。パンタロン姿の男女が、時代を映している。我が家の近所には、彼のショップ&小さなミュージアムがあり、バンガロール土産に好適な絵画やグッズもある。以下の記録は、彼の講演を聞きに行ったときのもの。

    ◎昔日のバンガロール、ゴア、ムンバイの情景を慈しみ描く。

    https://museindia.typepad.jp/2017/2017/11/paul.html

    ◎aPaulogy Gallery
    https://apaulogy.com/

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    土曜の夕暮れ時。TAJ WEST ENDと並んで、個人的に思い入れのあるホテル、OBEROIの緑に満ち溢れた庭へ赴いた。ジャーナリストの友人、SHOBA の新しい書籍の出版記念パーティが開催されたのだ。バンガロールに移住したばかりのころ、わたしは彼女と、とある勉強会で出会った。夫同士はまた、ビジネスでの関わりがあった。

    チェンナイ生まれのSHOBAは、ニューヨークやシンガポール在住を経て、わたしたちと同じ2005年に、バンガロールへ移住した。彼女はこれまで、4冊の本を上梓し、経済紙のMintなどにコラムを寄稿してきた。2009年、家族で訪れた京都で舞妓を取材し、自ら舞妓姿に挑戦したエピソードは、今でも彼女のブログ(下記にURLあり)で読むことができる。

    彼女たちと同様、ニューヨークに暮らし、同じ年にバンガロールへ移り住んだわたしにとって、彼女の視点によるこの本は、コンテンツ(目次)を読むだけで、強い共感と懐かしさを感じさせる。

    🇮🇳

    オベロイホテルによって主催された『NAMMA BANGALORE : The Soul of a Metropolis』出版記念の催し。会場は、デカン高原の心地よい風がそよぐ緑に満ち溢れたガーデン。パネルディスカッションの登壇者には、知人のファッション・キュレーターやサイエンティストも名を連ねている。会場に足を運べば、共通の友人らが何人もいて、会話が弾む。

    登壇者による同書の説明や印象を聞きながら、わたしは紛れもなく、バンガローリアンなのだなということを、しみじみと感じ入る。旅行者として、初めて訪れて以来、ちょうど20年。2003年12月、初めて訪れたバンガロールの印象と、現在の街の様子の、激変したところ、変わらないところ……。脳裏で記憶が巡り巡る。

    バンガロールの食、文化、芸術、ライフスタイル、自然、人々……。カテゴリー別にまとめられたこの本は、バンガロールを知る上で役立つ「情趣を伴ったガイドブック」のようでもある。

    SHOBAと我が家の住まい(旧居)が比較的近いこともあり、わたしのThom’s Bakeryはじめ、老舗の飲食店や商店への愛着に触れた描写にさえ、共感を覚える。サウスインディアン・コーヒーやビール、ワインなどへの思い、伝統的な建築物への視点など、さっとページをめくるだけでも、随所に、自分の印象と重なる部分がある。同じ街に住み続けていてなお、沸き上がるノスタルジア。感傷的な心持ちにさせられる。

    もう、18年も経ったのだ……。

    そう、インドでの暮らしは、普段はもう喧騒にまみれて怒涛。感傷に浸るには余りにリアルな日常で、事実は小説より奇なり。さらには四季の変化に緩やかなバンガロールでは、季節の変わり目の移ろい、センチメンタルな心の動きを自らの内に見いだしにくい。ホテルのロビーに飾られたクリスマスツリーを見て「そうだそうだ、師走なのだ」と再認識するくらいだから。

    しかし、この日の夕暮れは、鬱蒼の緑の中で、登壇者の語りを聞きながら、バンガローリアンである自分をしみじみと振り返り、浸ったのだった。

    その後、ホテルの一隅で提供されたドサやワダ、カスタードプリンなど、「インドならでは」の軽食やスイーツが楽しくおいしく、ゲストらとの交流も楽しく、いい時間を過ごしたのだった。

    そしてこの日は、我が家にしては珍しく、パーティのハシゴである。師走といえば催しに溢れており、友人らは一晩に2、3のイヴェントを掛け持ちすることも少なくない。わたしはこう見えて(!)連日のパーティは苦手だし、深夜の帰宅にならぬよう早めに退散するし、ましてや一晩に2イヴェントは避けているのだが、この日はどちらも、大切な催しだったので、出かけることにしたのだ。(つづくのだ)

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    ◉NAMMA BANGALORE : The Soul of a Metropolis
    https://www.amazon.in/NAMMA-BANGALORE-Metropolis-SHOBA-NARAYAN/dp/9357024662

    ◉SHOBA NARAYAN
    https://shobanarayan.com/

    ◉My Life as a Geisha
    https://shobanarayan.com/my-life-as-a-geisha-condenast-traveler-october-2009/

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    🏏昨日は、インドの超絶国民的スポーツであるクリケットの、ワールドカップ決勝戦であった。多様性に富み、統一感が少ないインド世界において、クリケットはしかし「国民的スポーツ」と呼べるほどに、多くの人々が熱狂するスポーツだ。クリケット以外では、ホッケーやカバディも昔から人気があったが、それ以外のスポーツは、ほとんどマイナー。十数年前からサッカーやバドミントン、バスケットボールなど他のスポーツへの関心も高まり始めていた……気がするが、しかしクリケットの人気度には、未だ、遥か及ばない。

    とはいえ、昨今では、女性選手がバドミントンやレスリング、重量挙げ、ボクシングなどでメダルを獲得したことなども追い風となり、各種オリンピック競技やスポーツ選手の養成が活発化している模様。大企業がCSR(企業の社会貢献)の一環としてプロジェクトを立ち上げているケースなども見られる。

    ちなみに、ここカルナータカ州のハンピには、オリンピック選手養成のための一大施設がある。2年前のハンピ旅行の際に視察した記録(下記ブログ)を残している。また、我が家の空港に近い新居のすぐそばに、名バドミントン選手(女優ディーピカ・パドゥコーンの父親)と名クリケット選手による一大スポーツセンターもできるなど、ここ数年、クリケット以外のスポーツに対する関心度は高まりつつある。

    ⚽️そんな最中の昨日。かつてバンガロールに暮らし、ミューズ・クリエイションの活動にも参加され、個人的にも何かしらご縁のあった木米さんと約5年半ぶりにリアル再会した。彼は、COVID-19パンデミックの最中、わたしが100本以上も怒涛制作した動画のなかでも、特に力を入れていた「座談会動画」の2本に出演してくれている。そこで、彼のバックグラウンドなども語られているので、ご覧いただきたい。

    彼はバンガロールを離れたあと、カンボジアに移り、シェムリアップを本拠地とする「アンコールタイガーFC」というサッカー(フットボール)クラブにて、マーケティング関連の仕事に携わっていらっしゃる。
    今回ご一行は、「アンコールタイガーFC」に出資したチェンナイ拠点のインド企業への表敬訪問も兼ねた視察のために、インドへいらした模様。現在、「アンコールタイガーFC」は、カンボジア初のスマートスタジアムを建設中で、来年には完成予定だとのこと。インドのメディアでも関連記事が紹介されている。

    さて昨日の朝、チェンナイからバンガロール入りされ、そのまま我が家に近いスポーツセンターを視察(想像以上の規模に一同、圧倒されていた)、その後、我が家に立ち寄って、ランチを取りつつ数時間を過ごされたのだった。

    2015年に「アンコールタイガーFC」を設立、元サッカー選手でありオーナーでもある加藤氏とその御子息。
    カンボジアで「シャングリラ」というラーメン店(旭川系など)を4店舗、展開されている山川氏。
    IT関連ビジネスのコンサルティング会社を経営されている伊藤氏。

    そして、バンガロール在住、木米さんと親しい奥夫妻……。

    みなさんそれぞれのバックグラウンドが興味深いが、次のご予定もあり話し込んでいる場合でもなかったが、これもご縁。混沌インド世界のお話ししつつのランチタイム。ドリンクやサラダなどは準備して、あとはSwiggyのデリヴァリーでそれなりに賑やかな食卓だ。

    書斎のモニターでクリケットの試合を見ている夫(新居にはテレビがない😅)。そこに集う男子らの姿が味わい深い。

    書きたいことは募るが、とめどないのでこの辺にしておく。我が未踏の地、カンボジア。アンコールワットのあるシェムリアップへ、近い将来、訪れようと心に刻んだ。

    📷「アンコールタイガー」に因んで「虎」のポーズな一同。あと、木米さんとの思い出写真が味わい深いので発掘。師走の折り紙教室とか、とんこつラーメン研究会とか、ミューズ・チャリティバザールとか、お別れDJナイトとか……。楽しく遊んだ思い出ばかりだ。次はカンボジアで!

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    【木米さん登場のブログや動画】

    🍜「バンガロールとんこつラーメン研究会」始動。(2017/07/29)
    https://museindia.typepad.jp/2017/2017/07/tonkotsu.html

    🇯🇵師走の最中。なぜか折り紙スパルタ教室。そしてなぜか調理実習。(2017/12/03)
    https://museindia.typepad.jp/2017/2017/12/origami.html

    🇮🇳バンガロール 元在住者の座談会→駐在を経て、世界に羽ばたく①インド生活が人生に与えた影響/20代後半のある時期をバンガロールで過ごし、現在はカンボジア、東京で暮らす二人が、当時の経験や現在の状況を語る。(2020年9月)https://youtu.be/WqCjCR41wvw

    🇮🇳バンガロール 元在住者の座談会→駐在を経て、世界に羽ばたく②
    バンガロール駐在を経て、ハーバード・ビジネススクール (MBA)へ。タフで有意義な経験を重ねた米国での2年間と、アフリカを見据えた今後の展望を語る。(2020年9月)

    【サッカー&スポーツ関連のブログ】
    ⚽️オシム監督率いるJリーグ、バンガロールへようこそ!(2006/10/11)
    https://museindia.typepad.jp/blog/2006/10/post_3.html

    🏏クリケット。多様性国家が一丸となるスポーツ(2019/05/01)
    https://museindia.typepad.jp/library/2019/05/ckt.html

    🎾新居近くの一大スポーツセンターにて。久しぶりにバンガロール外食、美味。(2022/06/21)
    https://museindia.typepad.jp/2022/2022/06/sports.html

    [HAMPI 02] 鉱山に製鉄所、更にはオリンピック選手養成施設を見学(2021/10/09)
    https://museindia.typepad.jp/2021/2021/10/ypo.html