ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

  • 6a01287573b46a970c02b751753c60200b

    ☀️屋外でスポーツをする人には、特に必読の内容です。

    バンガロールは本格的な夏を迎え、空気が一段と乾燥します。熱中症にかかる人も少なくありません。実は9年前、ミューズ・クリエイションのメンバーだった男性が、サッカー(フットサル)の試合でスリランカに赴いた際に熱中症に罹り、非常に危険な状況に陥りました。帰路の機内では「全身が硬直」、誰もそれが「脱水症状」だとわかってなかったらしく、同乗していたメンバーは「死ぬんじゃないか」と本気で思ったそうです。空港からコロンビア・エイジア・ホスピタルに急行し、数日の入院を経て回復されましたが、本当に危険なことでした。

    そのときにサッカーのメンバー向けに書いた記事を含め、かつてミューズ・クリエイション通信で記載した情報などを以下にまとめてシェアします。

    ★帽子、日焼け止め、むしろ長袖、サングラスなど。

    この先、数カ月のバンガロールは一年で最も暑い季節となります。湿気の多い日本の夏、あるいはチェンナイやムンバイの暑さと違い、不快指数は低いものの、水分が不足しがちです。即ち脱水症状になりやすいといえます。木陰などは風も涼しいので、うっかり「大丈夫かも?」と思ったりしますが、日差しを遮るもののない炎天下では、気温が非常に高くなります。帽子などをかぶる、日焼け止めを塗るなどして、日差しから身体を守りましょう。

    また、肌を日差しから守るために、露出を控え、薄手の長袖を着用することをお勧めします。万一、日焼けした場合は、速やかに「アロエジェル」を塗って皮膚を冷やしてください。アロエジェルはドラッグストアやオーガニックショップで入手できます。また、日射しによって目もやられますので、外出時はサングラスをかけることをお勧めします。

    ★喉が渇いてからでは遅い! 常に意識して水分の補給を

    水分といっても、普通のボトル水は身体に吸収されにくく、体内の塩分が低下します。「塩分が少量含まれており、吸収をよくするための糖質が入った飲料」が、スポーツ時には好適です。

    たとえば、嘔吐や下痢などの症状、あるいは高熱が出たときの水分補給には、「天然の点滴」とも言われるココナツウォーターが最適ですが、スポーツ時など、汗で溶け出した塩分を補うには、ナトリウム(Sodium)を多く含む「エレクトラル(ELECTRAL)」をお勧めします。最寄りのドラッグストアで入手できます。いくつかのサイズがありますが、わたしは小さいサシェ(1リットル用)を複数買っておき、旅行に出る時などにも持参しています。夫が、比較的胃腸が弱いので、万一食あたりになったりした際に役立つのです。ボトル水の中に入れて振って飲めばいいので便利です。

    また、バンガロールではあまり見かけませんが、4月~6月に、乾燥した猛暑に襲われるデリーなど北インドに赴くと、よく「ニンブ・パニ」が売られているのを見かけます。以下に詳細を記していますが、レモン水です。水にレモンの絞り汁と、砂糖と塩を入れたものです。簡単に作れるものですから、これをスポーツの練習時に持参するといいでしょう。エレクトラルよりもナチュラルなので、飲みやすいしおいしいと思います。いずれにしても、身体のためには「氷入りの冷たい飲み物」は極力避けた方が無難です。

    ★普段からの運動に加え、練習前には入念なストレッチを

    みなさん、ご存知だとは思いますが、普段からヨガやストレッチ、ラジオ体操などで身体を伸ばしたり、ウォーキング、ジョギングなどで身体をほぐしておくことはとても大切です。また、スポーツの直前には、特に時間をかけてじっくりとストレッチをされることをお勧めします。たとえ若いころ、運動をしていたとしても、日頃やっていないと、肉離れを起こしたりアキレス腱を切ったりしやすくなります。

    ★運動の前は、満腹でも空腹でもNG!

    空腹時の運動は、血液中のブドウ糖が不足して低血糖症になる恐れがあるそうです。逆に満腹だと、消化器官に集まるべき血液が全身に巡り始めるため、消化不良を起こしてしまう……というわけで、いずれも身体に負担をかけます。運動前は脂質を控え、おにぎりなど炭水化物を少量をよく噛んで、あるいはバナナなど消化のよい果物、野菜ジュース、栄養補給の食べ物などを摂取しましょう。

    ★空きっ腹に飲酒は、場合によっては命取り! 特に乾燥している時期は注意が必要

    それから最後に。アルコールは「水」ではなく、「火」のようなものです。アルコールは体内を乾燥させるので、水分補給にはなりません。空きっ腹でアルコールを摂取すると、身体に多大な負担がかかります。特にスポーツ直後の飲酒には、くれぐれも気をつけてください。

    「とりあえず、ビール」「喉が渇いている時のビールはおいしい!」と多くの日本人が口を揃えて言いますが、身体にとっては「毒を流し込んでいるようなもの」です。真っ先にビールを飲みたい気持ちはわかりますが、やめましょう。

    特に、暑さなどで身体が疲労しているときにアルコールを摂取すると、内臓や筋肉に悪いのはもちろん、血糖値も下がるし、疲労感を増長します。場合によっては気を失うことにもなります。どうしても飲みたい場合は、まずはアルコール以外の水分を取り、胃袋に食べ物を入れ、筋肉が冷えきったあと、よく冷えたビールを飲むことをお勧めします。

    334779238_691748849315247_4464225818885245834_n

    6a01287573b46a970c02b751753c5c200b

    334779238_691748849315247_4464225818885245834_n

    334779238_691748849315247_4464225818885245834_n

    ●ELECTRALエレクトラル/インド版ポカリスエット。熱中症予防や食中毒時にも便利

    飲み過ぎ、食べ過ぎ、食あたり……。嘔吐や下痢に見舞われた際の、水分補給に役立つエレクトラル。粉末を水に溶いて飲めば、水分が速やかに身体に吸収される。ポカリスエットのメディカル版。たいていの薬局で販売しているので、今すぐ調達を!

    ●TUSS NIL/喉の痛みや咳に即効性あり。症状の出始めに服用するのがポイント

    KERALA AYURVEDAの咳止めシロップ。天然の成分につき、一般の咳止めシロップのような毒々しい甘さや人工的な風味がせず、副作用もない。咳がひどくなる前、「喉が何だかいがらっぽいな」「ちょっと風邪気味?」というときにすかさず飲もう。坂田マルハン家およびその周辺でも、非常に重宝している。常備薬としてぜひとも購入しておきたい商品だ。keralaayurveda.bizほか、amazon.in, Bigbasket.comなどでも入手可能。

    ●PUDIN HARA/胃腸の不調の特効薬! ミントの濃縮液

    極度乾燥の話題とはずれるが、常備薬でお勧めの筆頭がこれ。食べ過ぎによる胃のもたれ、不快感、ガス、消化不良などに効果のあるミントの濃縮液プディン・ハラ。アーユルヴェーダの処方による生薬だ。単なるミントの濃縮液だからと侮るなかれ。我々夫婦は、このプディン・ハラにどれだけ救われたことか。

    外食で食べ過ぎたとき。二日酔いで具合が悪いとき。乗り物酔いでぐったりしたときなど、爽やかなミントの香りが、胃の不快感を速やかに取り除いてくれる。脂っこいものを食べたとき、濃厚なインド料理を食べたときなどにも、ぜひ一粒二粒、たっぷりの水と摂取したい。げっぷ(失礼!)が爽やかなミントの香りに変化する。

    液体が即効性が高いがタブレットが携行に便利。たいていの薬局で販売されている。ボトル入りは、BigBasket.comでも販売されている。
    わたしは、日本への一時帰国時に友人らへのお土産に持参している。かなり喜ばれる。なお、小さなボトル入りの液体は、グラスに水をいれ、数滴を落として飲む。間違っても一気飲みしないように。

    ●ココナッツ・ウォーター/天然の点滴。神に捧げる果実の威力は絶大。

    ほのかに甘みのあるあっさりとしたジュースで、速やかに喉の渇きを潤し、体内に吸収される。暑い時期の身体冷却、嘔吐や発熱の際の水分補給に好適。アーユルヴェーダによると利尿効果や精力増進効果もあるとのこと。点滴と類似した成分を含む。ただし、塩分を含まないので発汗した際には、ココナッツウォーター以外に「塩分」の接種が必要。

    ●ニンブ・パニ(レモン水)/夏のインドの風物詩。ヒマラヤの岩塩とジャガリを混ぜて飲む

    インドで「レモン」と言えば、このピンポン球大のライムをさす。廉価で出回っている一般的な柑橘類。夏になると家庭ではnimbu pani(ニンブ・パニ:レモン水)が作られる。家庭によってレシピは異なるが、基本はライムの絞り汁にハチミツ、あるいは砂糖(ジャガリ)を加えたものを水で割る。汗をかいたあとは、塩(岩塩)を加えたほうがよい。食堂やレストランのドリンクメニューにも必ずあり、ソーダ水で割るのも一般的。アーユルヴェーダ療法によれば、風邪、胃の不快感、肥満に効く。

  • N4

    Eコマース界隈の急伸と、昔ながらの宅配サーヴィスの進化に伴い、食料品の調達が便利になった昨今。オンラインのスーパーマーケット、BigBasket.comを初めて利用したのは2014年。以来、内容は拡充し、試行錯誤を経て利便性は高まっている。とあるイヴェントで、CEO夫妻と話をしたことがあるが、そのコンセプトにも感銘を受けた。

    今、読み返したら、興味深い内容だと再認識。このとき、日本のソフトバンク、孫正義氏が多大なる投資をしたことでも知られるインドの配車サーヴィス「Ola」のCEOの話も聞いた。参考までにシェアしておく。

    N5

    N1

    N2

    N7

    ◉経験を生かして「問題解決」を目指した結果。経験がないからこそ「リスク」を恐れなかった結果。(2019/02/08)
    https://museindia.typepad.jp/2019/2019/02/bbola.html

    冒頭から話が逸れた。

    そのBigBasketが、COVID-19のロックダウン下で、新たなサーヴィスを開始した。スマートフォンにダウンロードしたアプリから注文できるBBdailyというもので、夜の10時までに注文したら、朝8時ごろまでに、玄関先まで配達してくれるというもの。最初は牛乳やヨーグルトなどの乳製品だけだったが、気づいたら、野菜に果物と次々に選択肢が増え、今や、スーパーマーケット状態。便利である。

    さらには、以前も記した通り、週末はNamdhari’sが、店ごとアパートメント・コンプレックスまで来てくれる。Namdhari’sとは、2000年、スィク教徒によってバンガロールに創業されたヴェジタリアンの食材のみを扱うグローサリーストア。母体は野菜や果物の「種」の会社で、欧米、東南アジア、日本にも種子を輸出している。

    バンガロール郊外にある自社の直営農場では、オーガニックではないものの、安全な野菜を生産。果物などは、海外からの輸入品も販売している。その他、穀物や乳製品、調味料、菓子類、日用消費財なども揃う。完全にヴェジタリアン向けのため、卵は置いていない。

    このNamdhari’s、旧居には土曜日、新居には日曜日、店を開いてくれることから、外出せずとも気軽に購入できるのが便利。先ほど、フルーツ大好きな夫が、自ら買い物カゴを下げて購入してきた果物などを、きれいに洗って冷蔵庫に納めた。

    ちなみに2枚目の加熱して食べる種のバナナは、数日前にBBdailyで購入していたもの。輪切りにして蒸して食べるのもおいしいが、今日は軽くバターで焼いてみた。するともう、これが旨味たっぷり、甘さのなかにほんのり酸味があり、極めておいしく出来上がった。このバナナでパンケーキを作るのもいいかもしれない。

    BigBasketでは、商品の特徴や効能、調理法なども記されており、極めて実践的。このバナナはケララ州原産で、栄養価が非常に高く、妊婦さんやアスリートにもお勧めだという。ヴァイタミンC, B6やカリウムなどを含有し、免疫力を高め、骨を強し、消化を促進するなど、非常に「よさげ」だ。

    マンゴーのシーズンはそろそろ終わるが、今はジャックフルーツもおいしい。黄色い実の部分だけが売られているが、全体像は巨大な緑色のトゲトゲした果実。友人宅の庭になっていた写真を発掘したので載せておく。

    N3

    日本語では波羅蜜(パラミツ)と、仏教的な響きの名を持つこの果実もまた、栄養価が高くさまざまな効能がある。このまま食しても、独特の歯応えと甘味がおいしいが、チップスなども売られている。また、加熱調理し、惣菜として出されることもある。

    そして今の時期、わたしが果実のなかで一番好きな「マンゴスティン」が食べられるのも幸せ。当たり外れはあるものの、わたしはマンゴーもさることながら、マンゴスティンが果物の女王だと思っている。

    ……と、果物ひとつをとっても、話が尽きぬ。新居の外庭の使い方をまだ考えていないのだが、やはり一部は果樹園にするべきか。ハーブ園にしたい、いや、日本庭園……? いやいやヤギや鶏を飼育したい……などと、未だに方向性が見えていないが、果樹園。いいかもしれない。

    N6

  • DEL2

    DEL4

    DEL4

    現在は、インド各地でモンスーンの時節。デリーは数週間前、大雨が続いて道路が冠水し、たいへんだったようだ。それを思うと、少々の蒸し暑さくらい辛抱せねばと、昨日は外出を試みた。

    所用もあって、近所のHauz Khas Villageへ。十数年前「お洒落なエリア」として脚光を浴び始め、玉石混淆ながらも歩くのが楽しかったこの界隈。

    しかし今は、廃れ気味の感が否めない。そもそもから、雑然とした古い路地に、洗練されたブティックやカフェなどが点在するエリアだったが、お洒落で目を引くブティックが減っていると、単に古びた通りになってしまう。また時代は巡るだろうけれど。

    その後、サケットというエリアにあるショッピングモール群へ。平日だというのに、多くの人々で賑わっている。

    2020年1月に義父ロメイシュが急逝して、心の整理がつかないまま、世界はロックダウン。ようやく去年の10月、2年8カ月ぶりにデリーを訪れ、今年の1月に京友禅サリーの展示会をして……。

    毎回、家の片付けなどに追われるばかりで、気持ちが落ち着く余裕がなかった。まだ、内装工事、壁の再塗装やカーテンの付け替えなど、あれこれとやるべきことはあるのだが、今回は、さすがのわたしも数日であれこれをやり遂げる気力なく、次回に見送ることにした。

    バンガロールの旧居、新居、そしてデリー宅。さらには福岡の実家。どこに行っても、片付けばかりしている。尤も、片付けによる変化を楽しんでもいるので、昨今では「片付けも趣味のひとつ」ということにしているが、体調の管理も大切。慣れない気候の中で張り切って、主要行事の前に体調を崩してはいけないので、今回は控えめだ。

    DEL5

    DEL6

    DEL7

    DEL8

    昨日はモールを歩きながら、ロメイシュ・パパが思い出されて、少しブルーになってしまった。パパが好きだったベーカリー (Bread Talk) や、パパが好きだった靴屋 (Hush Puppies)が目に飛び込んできては、泣けてくる。デリーには、パパとの思い出がいっぱいだから、夫もわたしも、まだ感情が揺れやすい。

    とはいえ、パパはわたしたちのそんな様子を望んではいないはず。上階に暮らす義理の継母のUmaを誘って、夕飯を共にする。アルヴィンドの実母は、わたしが夫と出会う数年前に、慢性白血病で他界している。

    そして、パパとUmaが出会ったのも1996年7月。なんと、わたしたち夫婦がニューヨークで出会った5日後のこと。そして結婚したのは、わたしたちよりも半年早め。ゆえに、二人が夫の両親として、嫁であるわたしを迎え入れてくれたのだった。

    夕飯は、一昨日は家で、昨日は近所にある人気店、PLATSにて楽しんだ。家での食事は、もう30年以上、デリー宅を守ってくれているドライヴァーが準備してくれる。彼は運転だけでなく、さまざまなことを管理してくれる大切な存在なのだ。

    PLATSのコンセプトは、以下の通り(ホームページの概要を要約)。

    ・フランス語で「皿」または「プレート」を意味するPlats
    ・料理のジャンルにはこだわらない。創造力とテクニックを駆使
    ・旬の食材を用い、各国料理の味付け取り入れる
    ・コンテンポラリーなダイニング体験を提供
    ・洗練されていながら心地よく、親しみやすい雰囲気

    とまあ、こんなところか。開業したのは2019年の終わり、パンデミックの直前だったので、諸々たいへんだったようだが、デリヴァリーの拡充でしのいだとのこと。インド都市部の飲食産業は、パンデミックを経て大きく変容したとつくづく思う。

    イタリアンにアレンジされたポーク・ダンプリング(小籠包)や、野菜のグリル、シーフードサラダ、コロッケ風、マッシュルームのクリームパスタなど、小皿料理やメインをシェア。どれも、ユニークながらも奇を衒わず、とてもおいしかった。デリー宅から徒歩数分のご近所につき、また来ようと思う。

    https://www.plats.co.in/

    ところでUmaは、昔から、インドファッションの着こなしがとても上手。昨日は、ロング丈のハンドブロックプリントのスカートに、クルタ(トップ)を合わせていて、とても素敵だった。マキシマム丈のスカートも、こうして着ると、重くなりすぎずにいい感じ。今度、真似してみよう。

    ちなみにこのハンドブロックプリント(木版更紗)は、アジュラック染めと呼ばれるもので、インダス文明時代からの歴史を持つ。すなわち数千年前。現在のパキスタン、シンドゥと呼ばれるエリアが起源とされており、イスラムの幾何学模様や植物、花などがモチーフとなっている。

    インドでは、グジャラート州やラジャスタン州で作られてきた。インド亜大陸のテキスタイルの歴史は、本当に古くて、豊かだ。

    DEL9

    DEL10

    DEL1

  • Be1

    Be2

    今日やらなくていいことは、全部後回し。

    禁断の、やめられないとまらないポテトチップス。

    バンガロールのインド菓子ブランド ANANDもの。

    過剰包装が、過剰だよ! ご贈答用なの?

    大袋でミニマム包装なパッケージを作ってください。

    100gなんて、一瞬。

    ビールは、超久々のEight Finger Eddie。

    ちょっと甘いけど、濃厚で美味。

    ちなみに現在、入手できるインドビールで、わたしが一番好きなのは、

    Arbor Brewing CompanyのBangalore Bliss、もしくはIPA。

    しかし、激レアなのよ。Thom’s に行って調達せねば。

    今、NetflixのKing the Land観ながら、律儀にアップロード。

    あ〜。至福!

    Be4

    Be3

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • R6

    R6

    日本に住んでいた20代のころまでは、「ごはんと味噌汁」を食べずにいても、特に問題はなかった。むしろ日本料理を食べることの方が少なかったし、長期出張中なども、特に日本食が恋しくなることはなかった。

    しかし、年を重ねるごとに、嗜好は変化する。それまで特に好きではなかった味噌汁を「おいしい」と感じるようになったのは30代後半になってからだった。40代でインドに移住してからは、簡単に手に入らないという現実も手伝ってか、日本米や味噌を重宝するようになった。

    長い旅行の後、久しぶりに帰宅して用意するのは日本米と味噌汁。インド人の夫でさえも、「やっぱり、家のご飯は落ち着くねえ」などという。だいぶ、間違っている😅

    R2

    R3

    我が夫のケースはさておき、年を重ねるにつけて、生まれ育った国の基本的な食事が、身体に合うことを実感するように思う。特に顕著なのは「病み上がり」。体調が悪いときの炊き立てご飯や味噌汁、あるいはおにぎりが、どれだけおいしいか。

    さて。先に写真をご覧になった方は、一部、雑というかダイナミックな盛り付けに驚かれたかもしれぬ。新鮮な豆腐を手に入れにくいから、夫の好物でもある高野豆腐(大きいのを齧るのもおいしい)は常備。これらは最近の、朝食や昼食の写真だ。無論、毎日、日本米を炊くわけではないが、頻度は増えた。なお「谷藤米」は、インドで作られている日本米で、最近のお気に入りだ。

    R4

    R5

    ミューズ・リンクス(坂田のビジネス部門)では、過去10年以上に、不定期ながらも多様なセミナー(インド・ライフスタイルセミナー)を実施している。中でも『インドでの食生活と健康管理』は、開催頻度も高く、最優先してきた。なお、文化や歴史、日印関係などを伝える「パラレルワールドが共在するインドを紐解く/必修編」は、ロックダウンのころ、オンラインで実施し、それを編集してYoutubeにアップロードしている。

    それらも大切だが、インドに「暮らし働く」人たちには、何をおいても健康管理が最優先だ。元気でなければ、仕事どころか、生きていくことさえ辛い。

    バンガロールの食生活は、10年前と比べると、雲泥の差で便利になり、選択肢も増えた。情報源を確保し工夫すれば、健康的な食生活を実現できる。しかし、日本の利便性を優先した食生活に馴染んでいる人にとっては、暮らしのハードルは高いようだ。

    結果、日本から持ち込んだ大量のインスタント食品を常時、食べ続けることになる。かつてミューズ・クリエイションのメンバーには、折に触れて伝えてきた。「極力、新鮮な料理を作りましょう」と。料理の得手不得手はあるにせよ、最低限の自炊をするか否かで、ライフの質は大きく変わる。

    日本での仕事を辞めて帯同した女性たちの中には、「専業主婦になる」ということ自体に違和感を覚える人が少なくなかった。家事や料理をすることにも抵抗感を覚える気持ちは、わからないでもない。

    しかし。人生はチームワーク。異郷の地で就労できない以上、家族の命を健康に保つための食生活管理部門は、帯同の妻が担うのが賢明だと考える。タフな労働環境のもとで働く夫や、慣れない学校に通う子どもたちのためにも、滋養のある食事を作ることが、妻の重要なミッションだと思うのだ。

    単身赴任者が体調を壊し、精神的にも参っている様子を、これまで無数、見てきた。諸悪の根源が「インド」のせいになっているが、いや、自分の心身を守るのは、自分の責任でもある。日本人の多くはハードワークで睡眠不足、ストレスを溜めがちだ。そして気軽に市販薬を飲みすぎる。……だめだ、話がどんどん長くなってくるので、一時停止。

    最低でも、元気が出ない時こそ、「ご飯と味噌汁」を食べよう、という話である。インドでも、米や味噌は手に入る。味噌汁に野菜や卵を入れれば、一汁一菜、それで十分。インドはまた、米の種類も豊かな国。パサパサとした長粒米は、焼き飯やパエリア風など、炒めるとおいしさが際立つ。また北東インドのブラックライスは、もっちり餅米のようで味わいもよく、栄養価も高い。多めの水に長時間浸して、炊く必要があるが、お勧めだ。

    このごろは、書き残したいテーマが多すぎて、日頃の食生活の記録がおざなりになっているので、「米と味噌汁」の記録写真をまとめて載せつつ、関連リンクも貼っておく。ちなみに、たまたまダイエット関連のことを書くために撮っておいたタンパク質豊富な鶏肉料理の写真も載せておく。インドの鶏肉は美味。骨つきの肉をスープにしつつ、一石二鳥な簡単料理についても、後日記そうと思う。

    R7

    R8

    なお来月中旬、久々に『インドでの食生活と健康管理』のリアルなセミナーも実施する予定(@ヤラハンカ宅)。後日、詳細を告知する予定だが、関心のある方はあらかじめ、お知らせください。

    R9

    R10

    ◉ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~(食の記録専用のブログ)
    食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味する。
    https://museindia.typepad.jp/eat

  • JAYA10

    JAYA2

    JAYA7

    JAYA6

    10月初旬に日本へ一時帰国して以来、濃密な日々を過ごしてきたが、土曜の夜、妹夫婦を見送ってひと段落。わずか5泊6日、実質4日間の滞在ながらも稀有な時間を過ごせたのではないかと思う。「ご家族がいらしているの? ぜひお連れして」という感じで、無条件に歓迎してくれるインドの友ら。

    わたしにとってはすでに「当たり前のこと」となっているインドの社交の姿は、しかし一般的な日本人にすれば、慣れない習慣なのだということにも気付かされる。

    ともあれ、わたしは今、この社会に暮らせていることを、本当にありがたく思う。

    日曜の午後は、アーティストの友人JAYAの個展だった。会場は、数年前、市街北部にオープンしたThe Leela Bhartiya City Bengaluru。隣接するモールには訪れたことがあるが、ホテルは初めてだ。

    彼女も妹夫婦を招いてくれていたのだが、帰国の翌日だったので、夫と二人で訪れた。これまで何度となく紹介してきたが、わたしたちの新居には、彼女の作品が4枚ある。いずれの絵画も、購入したときに思い描いていた以上に、新居の空間になじみ、わたしの心を和ませてくれている。

    実はまだ、絵を飾られる「壁」の余白は各部屋にある。暮らしながら、調えていこうと思っていた空白。先日のA HUNDRED HANDSでは、チベットの絵画を1枚購入した。そして日曜日も、以前から気になっていたJAYAの絵を2セット、購入したのだった。

    夫もわたしも、以前から欲しいと言っていた絵。好みが一致し、ほぼ迷うことなく選んだ。

    JAYA3

    JAYA4

    JAYA5

    会場には、親しい友人や、久しく会っていなかった友人知人らにも会うことができ、話が弾む。ところで1枚目の写真は、友人のYashoとLakshmi。絵画の前に立つ2人の姿に目が釘付けになり、ポーズを取ってもらった。絵画とファッションが溶け込んでいる。本当にすてき。

    JAYA9

    JAYA1

    その後、展示会場に隣接するダイニングで、サンデーブランチ。このブランチがまた、非常においしかった! かつて、ITCホテルの名インド料理店で女性初のシェフを務めていたYashoと、昨今のインドの外食産業の急伸についても語り合う。彼女の食に関する知識もまた、広く深く、ちょっとした会話からも学ばされることが多い。

    先日のTAJ WEST END にせよ、このホテルにせよ、ブッフェのクオリティがここまで上がるとは……と、感嘆することしきり。インドの食や食文化についても記したいことは多々あれど、追いつかぬ。

    さて、これから「女性の勉強会グループ」のディワリ・ランチに出かける。本当は着物で参上したかったが、まだ着付けを習得できておらず、サリーにて赴く。近々、Youtubeを見ながら着付けの特訓をせねば!👘

    JAYA8

    🎨JAYA JAVERI インドの自然や情景、歴史を刻む建築物……。やさしく慈しむように描く画家、ジャヤ・ジャヴェリの世界。

    399907205_18366549217074607_6973052280193062315_n

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • Faのコピー

    Farm10

    バンガロール北部、空港へ向かう途中の田園地帯にあるFarmlore。2020年に開業したこの店には、昨年8月の我が誕生日と、大晦日の2回訪れた。長閑な環境の中で、「食のエンターテインメント」を心ゆくまで楽しめる、とてもすてきな場所だ。

    先週の土曜日、デリーから出張中の男性2名とランチを共にすべく、久しぶりに訪れた。

    Kyodo News(共同通信)のジャーナリスト、高司氏とAshish。高司氏は、半年前にデリー宅で『京友禅サリー展示会』を開催した際、取材に来てくださった。その後、オンラインで追加取材を受け、記事にしていただいた。高司氏が配信した記事は、いくつかのメディアに取り上げられたようで、そのうちの一つも送っていただいていた。

    Ashishは、2008年から同社に勤務されているということで、もちろん訪日の経験もあり。こうなるともう、話が盛り上がらないはずもなく……! 料理を楽しみつつ、会話も尽きず。12時30分の開店を待たず、一番最初に店に到着していたにも関わらず、「まかない」が準備され始めた3時過ぎまで、贅沢なランチタイムを過ごしたのだった。

    実は高司氏。デリーでお会いした際は、こちらが取材をお受けする側だったので、京友禅サリーについてご説明したのだが、わたしもいつもの習慣で、彼のバックグラウンドなどもお尋ねした。すると、ご出身が福岡だという。福岡のどちらですかと尋ねると、東区だという。え? 東区のどちらですかと尋ねると……多々良だという。

    多々良……! 名島の実家から徒歩圏内の隣町である。実はその日、やはり偶然にも、福岡市出身の駐在員ご夫妻が来訪されて会話が盛り上がり、結局、みなさんとデリー宅でワインを開け、スナックを食べ、最後には夕飯も一緒に楽しんだのだった。思い返すに、かなりユニークな夜だった。

    Farm6

    Farm7

    Farm6

    さて、肝心のFarmlore。概要だけ、簡単に記しておく。過去の記録に詳細を残しているので、関心のある方には、ぜひ下記のリンクにも目を通していただきたい。

    バンガロール出身のオーナー、そしてチェンナイ出身の若き3人のシェフがキッチンを仕切る。ヘッドシェフは、コペンハーゲンの名店Noma(ノーマ)でインターンの経験がある女性、Mythrayie。男性シェフらはそれぞれ、スウェーデンやマレーシアのレストランで働いた経験もある。

    Farmloreでは、「地産地消」「伝統的な食文化への敬意」「大地との繋がり」をコンセプトに、創造性を駆使した実験的な料理を提供している。自然農法に基づいた食材選びに始まり、環境に配慮したキッチンや店舗の構成。発電はソーラーパネルによって自給自足され、併設の水耕栽培ファームで育まれた新鮮な野菜が用いられる。

    店は完全予約/前払い制。グループは6人まで。子どもは12歳以上。料理は「シェフにお任せ」で、平日ランチは5コース、ディナーは10コース。ノンヴェジタリアンも、さまざまな食材が用いられるので、あらかじめ食べられない食材は申し出ておく必要がある。

    中でも鍵となるのは、マンゴー。このファームはマンゴーの森の只中にあり、その恩恵を受けていることをつぶさに感じられる。釜の燃料も、燻製に使う木も、数種類のマンゴーだ。

    料理を供するたびに、シェフやスタッフが、丁寧に食材などを説明してくれる。この店もそうだし、ムンバイの名店、Masqueもそうだが、この実験的なキッチンは、かつてスペインのカタルーニャ地方にあった世界的に有名な前衛的レストラン、「エル・ブリ(エル・ブジ)」の流れを継承している。

    わたしたち夫婦は、2016年にバルセロナを旅した際、エル・ブリで腕を振るっていたシェフらが創業した「Dis Fru Tar(ディスフルタール)」で食事を楽しんだ。

    そのときの様子なども、過去の記録にリンクを残しているので、関心のある方がご覧いただければと思う。書きたいことは尽きぬが、毎回、長くなりすぎるので、この辺にしておく。

    Farm2

    Farm2

    Farm2

    Farm2

    Farm2

    🍴……と思ったが、やはり料理の写真を見るに、料理について触れずにはいられない。今回、感動した味覚の一つは、ケララから独自のルートで直送される牡蠣。わたしの好きな「海苔のような風味」がある牡蠣で、謎めいたソースとの相性が抜群。その他、ダックや白身魚、ロブスターなども出されたが、トビコのソースがかかったロブスターが、殊のほか、おいしかった。

    🐜店を出て、農道を歩いている時、赤い蟻を見つけたAshishが、「トッピングの蟻って、これかな?」という。「え? なに? 蟻?!」……何言ってんの? 的な反応をする高司氏とわたしに、Ashishは、写真を拡大して見せる。

    カラメルのようなトッピングだと思っていたが……蟻だった!! (2枚目の写真の左奥、クリームの上)

    その後、Ashishは、シェフにWhatsAppで蟻を使う理由を尋ねたところ、カルナータカ州のクールグ(コーヒー豆の産地でもある)では、赤い蟻をチャトゥネにして食べる文化があるという。亜鉛を含んでいるほか、マンゴーの木から得た柑橘の酸味もあるという。
    まったく気づかずに、ハフッと食べてしまったよ😅

    🍷従来、アルコールは持参だったが、今回はワイン提供のライセンスを取得されたとのことで、店で注文できるようになっていた。ゆえに、持ち込みはできない。念のため。

    🍚ところで、最後のオープンキッチンの写真は「まかない」の図。非常に、おいしそう。前回も記したが、おいしい「まかない」を出す店は、いい店だ。若い頃、複数の飲食店でアルバイトをした経験のある者として、力説する。

    🥭大晦日はFarmloreで、至福の10コースランチを楽しむ。2022/12/31 
    https://museindia-fuoes.wordpress.com/2022/12/31/farmlore-2/

    🥭Double Happinessな2022年8月31日①我が誕生日 2022/08/31 
    https://museindia-fuoes.wordpress.com/2022/08/31/farmlore-4/

    🇪🇸[Barcelona 10] 五感と五味を刺激せよ! 未知の味覚世界へ。2016/10/08
    https://museindia.typepad.jp/_2016/2016/10/barcelona10.html

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • S4

    S10

    一昨日の「浴衣 (Yukata)」を、いろいろな方から褒めていただき、大変うれしい。今回の日本にて、季節外れかもしれないが、もしも入手できれば新しい浴衣を買いたい。なにしろ、持っているのはこの1枚と、あとは高校時代(!)の体育祭で盆踊りを踊るために仕立ててもらった40年ものが1枚あるのみ。「ヴィンテージ浴衣」として、これも別の機会に着ようと思う。

    さて、オベロイホテルのWABI SABIという日本料理店を貸し切って開催された一昨日のイヴェント。今回も、グローバルな実業家たちのグループ、YPOが主催するもので、親しい友人が幹事だったこともあり、手伝うことになった次第。実は2年前にも、YPO主催の日本に関するイヴェントをサポートしたことがある。

    そのときには、わずか1週間足らずの準備期間で、参加者40名の浴衣を仕立てたり、日本風の会場を手配したり、驚くべき速度で「ジャパン・ナイト」が実現した。パンデミックが明けて以降、日本を旅するインドの友人らが急増し、各方面から日本についてを尋ねられる。彼らの好奇心を満たすべく、日本の魅力を引き出すアイデアは数々、湧き出るのだが、わたしの身一つでは足りず。ひとまずは、一人で動けるところから……と、動いている次第。

    S6

    S1

    この日のわたしの役割は、日本料理の概要を説明すること。当初は、主催者の要望もあり、ヴェジタリアンの人が、いかに日本で食事を楽しむかを話すつもりだったが、それだけでは当然ながら日本料理の魅力が伝わらない。

    ヴェジタリアンは精進料理との関わり、「禅」の教え、店の名前にもなっている「侘び寂び」についての説明をしつつ、インドにおけるサトヴィック料理との共通性などを説明。それ以外は、肉や魚などを含む、日本食の歴史や基本的なメニュー、諸々の背景などについて語った。日本人の国民食としてのカレーの説明や、インド独立の革命家らによって育まれた中村屋のカレーや銀座ナイルレストランのカレーについても言及するなど、そこそこに深い。

    S9

    S5

    ところで、友人のYashoが着ているのは、バンガロールのブティックで購入したという日本の羽織(はおり)。実は海外で、日本の羽織風をデザインし「キモノ」と称して販売しているケースは少なくない。こういう着こなしも素敵だ。

    デザインによっては、サリーの上に羽織を着るというのもありだと思う。南はともかく北インドは冬場寒くなる。サリーの上にカーディガンやパシュミナのストールなどを羽織るのが一般的だが、羽織ならば、ゆとりがあるので、サリーの上からでも着やすいし、美しい。日本で仕入れてこようかしらとも思う。

    S7

    シェフによるクッキングのデモンストレーション、そしてわたしのレクチャー、食事……と豊かなプログラムだった。わたしからは、コンプリメントでギフトを準備。毎度のように、参加者の名前を「いい感じの漢字」の当て字で記し、京友禅柄のかわいらしい千代紙で鶴を折った。千代紙の美しさも、本当に格別。ミューズ・クリエイションの活動でも使ってきた千代紙。このごろは、一時帰国のたびに、上質なものを入手し、ギフトにアレンジして使っている。

    筆ペンと紙と千代紙さえあれば、日本風の世界が表現でき、特別なギフトになるのがいい。ちなみに、幹事が準備したギフトは、著作権フリーの写真をプリントしての日本風の箱、そして名入りの夫婦箸、寿司などを盛り付けるのに好適な黒い石製のお皿。WhatsAppで情報交換しつつ、彼らは瞬く間に、業者に頼んで準備してくれる。

    S2

    S3

    わたしが、インドの富裕層やアカデミック層、社会的な影響力を持つグローバルなコミュニティの実態について、折に触れて克明に記すのは、この国の強さの理由のひとつを、日本の人たちにも知ってほしいからだ。インドに対して「新興国」と下に見る人が多いからこそ、敢えて。思いは募るが今日もまた、拙速ながらも経験を記す。

    🇯🇵わずか1週間で準備完了! 日本がテーマのヴァレンタインズ・デー(2021年2月)
    https://museindia.typepad.jp/2021/2021/02/valentines.html

    🇯🇵日本の酒と日本のお茶。日本の味覚でインドの友人知人をもてなす夜。(2022年9月)
    https://museindia.typepad.jp/2022/2022/09/japan.html

    🇯🇵YPOフォーラム/ドキュメンタリー動画 久しぶりに集った盟友8人。(2020年12月)
    親日派の彼女たちに聞く日本旅のエピソード。日本の文化やライフスタイルに対する印象
    https://youtu.be/7ZmPZQIHuuk

  • Inf5

    先週の火曜日。午前のミーティングを終えた後、午後の所用がカニンガム・ロードに近かったことから、久しぶりにInfiniteaでランチを取ることにした。ちょうど、オーナーのガウラヴも食事をしているところだった。彼に会うのもまた久しぶり。元気そうで何よりだ。

    2005年11月、米国からバンガロールに移住したわたしたち夫婦は、カニンガム・ロード沿いのアパートメントに居を定めた。引っ越してまもない、ある夜のこと。夫と二人で夕飯を取るべく、カニンガム・ロードを歩きながら店を探していた時に、このInfiniteaを見つけたのだった。

    当時、まだ20代半ばだったガウラヴ。そのころから、彼はとてもフレンドリーで、ゲストへの配慮も濃(こま)やかだった。初対面の際に交わした言葉がきっかけで、彼のバックグラウンドに興味を持ったわたしは、その後、一人で再訪した際、インタヴューをさせてもらった。

    以降、拙宅でチャリティ・ティーパーティーを開催した際には、ティー・テイスティングを実施してもらった。また、ミューズ・クリエイションを創設してからは、店舗でインドの紅茶講座とテイスティングをさせてもらったこともある。

    先週、撮影した写真は、彼とシェアしたあと、そのままフォルダの中に眠りかけていた。ところが今朝、Facebookの投稿で、Infiniteaが20周年を迎えたことを知った。

    わたしもまた、18年前の記録を遡り、懐かしい写真を発掘。インタヴューさせてもらった記事は、『深海ライブラリ』ブログに転載した。当時のバンガロールの息吹が、伝わってくる。あれから、変わったもの、変わらないもの、その目まぐるしさ……。

    「お茶に合う料理を」と、創業当初から料理も菓子作りも、自ら試行錯誤してきたガウラヴ。当初はチベット風の蒸し餃子「モモ」が看板メニューだったが、今はヴァラエティ豊かにヘルスコンシャスなメニューも多く、いずれも安心できるおいしさだ。

    わたしがランチをとっていたら、彼の妻のDeekshaも店に来た。彼女とはこれまで、軽く挨拶をする程度だったが、この日はわたしの午後の約束の時間まで、延々と語り合った。

    今、18年前の記録を読み返して、つくづく、プロセス(過程)と歴史を知ることの大切さを、実感する。一筋縄ではいかないインド市場。

    今だけを見ても、見えないことは多い。利便性の追求を優先せず、欧米先進諸国とは異なるルートで、独自の発展を遂げているこの国。インド独立以前、マハトマ・ガンディの理念あたりから遡って、この国の産業や市場を眺めることが、大切なのだ。わずか18年の市場の変遷を見続けているだけでも、そのことを痛感せずにはいられない。

    このごろは、過去の検証が生きる(生かさずにはいられない)出来事が続く。記録し続けてきたことが、単に感傷的な回想に止まらぬ、さまざまな場面で「データ」として活用できるようになってきた。蓄積のアウトプットに試行錯誤する日々。無駄にしたくないと改めて思う。

    Inf3

    Inf3

    Inf3

    Inf3

    Inf3

    ⬇︎当時、インドの人口は10億人余りだったことから、「十億分の一のインド」というタイトルにしていた。今や14億人。日本の3倍近い人口が増えている。遍く謙虚に学び知ることの重要性を、改めて思う。十把一絡げで、インドを語るなかれ。このインタヴュー記事はかなり興味深い内容。ぜひお読みいただければと思う。

    【十億分の一のインド】ガウラヴ・サリア (Infiniteaオーナー)/インド人インタヴュー(7/26/2006)
    https://museindia.typepad.jp/library/2006/07/gaurav.html

    ☕️第1回/紅茶講座&ティーテイスティング@Infinitea (12/11/2014)
    https://museindia.typepad.jp/mss/2014/12/tea.html

    ☕️第2回/紅茶講座&ティーテイスティング@Infinitea (01/11/2017)
    https://museindia.typepad.jp/mss/2017/01/tea.html

    ☕️Infiniteaで、お茶を飲み、食事をし、語り合う。月下美人は咲き、季節は巡る。(2020/06/14)
    https://museindia-fuoes.wordpress.com/2020/06/14/infinitea/

    Inf9

    Inf9

    Inf9

    Inf2

  • Book1

    Book1

    Book1

    先日、『アシャの日記』の英語版の出版記念会が開かれた会場、Atta Galattaが、とてもすてきな場所だった。かつてコラマンガラにあった同店は、昨年、インディラナガールに移転したとのこと。店舗は1階と地階。サンドイッチやモモ(チベット風餃子)などの軽食を楽しめるカフェも併設されており、とてもいい雰囲気だ。

    ミューズ・クリエイションのチャリティバザールで、毎年販売代行をしてきたTULIKA BOOKSの絵本や、日本人にも人気の芸術性が高いTARA BOOKSの絵本など、インドの多様性を伝える良質な子ども向けの本も販売されている。

    地階にはまた、セミナーホールも併設されており、しばしばイヴェントやワークショップが開催されているようだ。来年には、ミューズ・リンクス(坂田のビジネス部門)の各種セミナーも少しずつ復活させようと思っている。新居はセミナー会場としての設備が整っているが、市街北部につき、利便性が高いとは言い難い。

    一方のインディラナガールは、界隈に店舗も多く、人々が集まりやすい場所だ。オーナーに確認したところ、会場の使用料金も良心的。何らかのイヴェントを開催したいとの思いが募る。

    なにしろ、書店とカフェが併設した場所というコンセプトがいい。我々夫婦が出会ったのも、マンハッタンのブロードウェイ沿いにあった大型書店、BARNES & NOBLEのスターバックスカフェ、だったからな。😸

    ところで、TULIKA BOOKSといえば、絵本を動画にしたすばらしい作品 “Why do the Bhils Paint? (『どうして水玉模様なの?』)” がある。ロックダウンで引きこもっていた時期、オンラインでミューズ・チャリティフェストを開催した。その際、ヴァラエティ豊かな動画作品を70本ほど作ったのだが、その中の一つが、その動画に日本語訳をつけたものだ。わたしが初めて、絵本を日本語に訳した作品でもある。

    本当に味わい深い動画につき、ぜひ、ご覧いただければと思う。

    Book7

    Book7

    Book7

    Book7

    Book7

    💧Why do the Bhils Paint? 『どうして水玉模様なの?』インド先住民族ビル族に伝わる絵画の起源を伝えるアニメーション。

    🥟ATTA GALATTA
    https://www.instagram.com/attagalatta/
    https://www.facebook.com/AttaGalattaBookstore/
    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ