ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    ヒンドゥー教の新年であり光のお祭りでもあるディワリは、一年で最も盛大な祝祭だ。今年は11月中旬がディワリだが、すでにディワリ関連のイヴェントやパーティはあちこちで開催されている。友人ら、あるいはコミュニティやグループが企画のパーティの招待状が舞い込んでくる。

    さらには今、結婚式のシーズン。我が家はわたしが日本人だし、夫の家族&親戚は非常に小さいので、身近に結婚式を挙げる人はいない。しかし、基本的に大家族主義で親族の結束が強いインドのソサエティは、結婚式に参列するだけでもたいへんだ。

    インドの結婚式は1日で終わらない。数日間のプログラムが用意されていることもあり……。パンデミックを終えて、静寂を打ち破るが如く、去年、そして今年と、イヴェントごとの賑わいと華やかさは、以前にも増してパワーアップしている気がする。

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    さて、妹夫婦の滞在は5泊6日。無理のない程度に、街を巡るなどしている。一昨日は市街東部のインディラナガールへ赴き、行きつけのカフェレストランARAKU COFFEEでランチをとった。

    インディラナガールは、かつて「町外れの住宅地」だった。1980年代、義父ロメイシュが仕事でバンガロールに赴任していたころ、インディラナガールに住んでいた。普段はデリーで祖父と暮らしていた夫と義姉は、学校が休みの時、ここに滞在していたらしいが、当時は閑散とした森のような場所だったという。

    わたしが移住した2005年ごろには、エリアの南北に横たわる100フィート・ロードこそ、飲食店やブティックが立ち賑わっていたものの、さほどの喧騒はなかった。しかしながら、過去十数年の栄枯盛衰たるや著しく。

    中でも100フィート・ロードに交差し東西に横たわる12th Mainという通りの変貌ぶりには目を見張る。昔は、ここにあるKerala Ayurvedaのクリニックに通うため、毎週のように訪れていたが、このごろは、Urban Companyというサーヴィスの一つで自宅でサロン(スパ)のフルサーヴィスが受けられるようになったことから、あまり訪れなくなった。すると、来るたびに新しい店舗が誕生しているのに気づく。

    クライアントの視察旅行などの際には、必ずご案内する通りのひとつなのだが、店が進化する一方、舗道の整備ができなさすぎており、足元が危険。極めてスリリングな探訪となるため、「歩きやすい靴で」とお願いしている。

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    ARAKU COFFEEでは、お気に入りのコールド・コーヒーや各種料理を注文。高品質な食材の料理は、いつも本当においしい。わたしのお気に入りはフライドチキンのサンドイッチ(バーガー)。KFCのジンガーバーガーのヘルシー&高級ヴァージョンといったところか。おすすめだ。

    食後、足元の悪い中、Fabindia, Nicobar, Theobroma, Jaypore, そして数カ月前にオープンしたThe Shopなどに立ち寄る。そしていつものごとく、最後はOrganic のスーパーマーケットへ。

    インディラナガールの12th MainとCMHロードを歩き、そこに面する店舗をじっくりと視察するだけで、バンガロールのトレンドとインド・ライフスタイルの断片をディープに知ることができる。もちろん、説明なしサラッと表面を見ただけではわからないことばかりにつき、コーディネーター(わたし😼)が必要だ。

    OKaeri Ventutersでは、バンガロール視察も早晩、本格的に開始しようと思う。

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    昨日は、わたしはUBシティにて、YPOフォーラムの月例ミーティングのあと、友人らとランチ。1枚目の炎が上がっている写真は、UBシティにあるトルコ料理レストランÖz by Kebapçi。ここのノン・ヴェジ料理、特に肉類は非常においしいのだ。

    ランチのあと、妹夫婦と合流。キングフィッシャータワーに暮らすチベット系インド人の友人Dekyiがいつものごとく、家に招いてくれた。KENZO(犬)も元気に出迎えてくれてかわいい。

    こうして瞬く間に月日は流れる。

    さて、今日はこれから、楽しみにしていたハンディクラフトのバザール、A HUNDRED HANDSへ出かける。バンガロールにお住まいの方、お勧めですよ!!

    https://www.instagram.com/ahundredhands/

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    ヴェトナムやカンボジアを舞台に、30店舗以上を展開する人気のピザ・レストランPizza 4P’s。経営するのは、日本人夫妻、益子陽介氏と高杉早苗氏だ。店舗やお二人の背景については、ネット上でも数多の記事が掲載されているので、ここでは割愛。

    近々、東京の麻布台ヒルズ、そしてバンガロールのインディラナガールに新店舗をオープンするという話は、CEOである益子陽介氏のソーシャルメディア (SNS)で、半年ほど前から拝見していた。

    実は2016年、わたしは、共通の友人である豊田氏を通して、益子氏及びフレッシュ・チーズ作りのスペシャリスト小貫氏と、お会いしていた。ゆえに、バンガロール進出の報を知ったときには、とてもうれしかった。

    ヴェトナムやカンボジアで成功されているのだから、インドでもきっと、荒波を乗り越えられるのだろう……と思う一方、この7年間で目まぐるしく変貌したバンガロール(インド都市部)の外食産業事情、ピザ業界の急伸、そして「何をするにつけても、ハードルしかない」インドにおいては、タフな思いをされているかもしれない……とも思った。

    広大無辺のインド世界、もといインド宇宙。住んでみなければわからないことばかり。

    先日、インド人の嗜好を鑑みてのメニュー作りに苦戦されている様子を 益子氏のX (Twitter)にて拝見し、うっかり、口を挟みたくなった。しかし、余計なお世話かと憚られ、ぐっと我慢しつつ😅、ここは開店を楽しみに待つにとどめようと思っていた。そんな矢先の、我が日本旅直前。益子氏からメッセージが届いた。

    インドの食事情などに関してお話を聞きたいとのことだったので、二つ返事で、帰国後(29日)に、「インドの食生活と健康管理セミナー/スペシャル濃密編」を実施することとなった。

    できればその前に、料理の味を試させてほしい。サイトなどで美味しそうな料理を拝見してはいたものの、実際に食べてみなければ、テイストに寄せた話をする際、核心を突けない。バンガロールに戻ってきた翌日(一昨日)の朝、どうしても気になり、セミナーの前にテイスティングをする機会はないかと問い合わせた。すると、偶々その日にも実施予定だということだったので、急遽、バンガロール市街南東部、タミル・ナドゥ州に近い場所にあるキッチンへと赴いたのだった。

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    益子氏曰く、ヴェトナムやカンボジアよりも、「インドは非常にタフ」だとのこと。言わずもがな、痛いほどにわかる。2005年以来、公私に亘り、自他共に、数えきれないほど「インド進出の困難さ」を目の当たりにしてきた。あらゆる側面において。インド人の夫ですら、何度、打ちのめされてきたか。インドでのライフを軌道に乗せるためには、何が決め手となるのか。それはまた千差万別につき。

    一概には言えないことを前提に、わたしが思うところ……。まずはこの国の多様性の実態や歴史、文化、生活習慣や価値観の探究は不可欠。その「基礎の上に」、自分の軸をぐっと刺す。暴風に吹かれて揺れても倒れぬ軸を刺す。基礎なき地盤はもろいから、倒れる。

    そして具体的なVISIONを描く。プロセス(過程)に有意義を見出す。矜持を揺らがせない。日本的な「時間の概念」を脇において、インド的な時間の流れをも尊び(←超絶困難😅)、その上での事業計画(予算案)作成……と、偉そうに書いているが、本当に、このあたり、「肝」なのだ。

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    さて、テイスティングである。サラダに前菜、パスタにピザ……。この日、数あるメニューの中から10種類を超える料理が出された。「全部食べたらお腹いっぱいになりますから、味を見たら吐き出してください」とビニル袋を渡された。ワインのテイスティングで吐き出すのは知っているが、料理でもそうなのか……。と思いつつ。結論から言えば、「吐き出すなどもったいない!😂」

    実はうっかり、ランチに、ごはんと味噌汁をがっつり食べて参上してしまった。しかしながら、インドの食材を吟味し、試行錯誤して作られた料理の数々。バンガロールで作られたフレッシュチーズもまた新鮮でおいしい! 少しずつ、しかし確かに、味わった。気に入った味のピザやサラダなどは、次の料理が届いても皿の隅に確保、のちに食べるなど、楽しませてもらった。

    正直に言えば、インド人の意見を受け入れすぎてか、「ちょっと難解……」と迷走気味な料理もあった。シェフも悪戦苦闘されていることだろう。しかし「基礎」が完成しているのだから、多分、ちょっとした改善で、完成形が導かれるに違いない。……などと偉そうに書いているわたしとて、エキスパートではない。世界各地を旅し、インドの食生活を知る者としての経験値をフル稼働し「客観的」「主観的」双方の意見を忌憚なくお伝えしたのだった。

    🍕

    日本旅の直後で、正直に言えば立て込んでいるときに、なぜわたしがこんなに前のめりなのか……といえば。

    出発前に益子氏からご連絡をいただいたとき、彼らが紹介されている数多の記事を拝見して、共感する点が多く、その実行力に感銘を受けたからに他ならない。ご夫婦がピザ事業を始めることになった契機や思い、そして指針を目にし、何度も頷きながら読んだ。

    同志のようなご夫婦の協調、そしてバンガロールでの開店に向けて、一斉に拠点を移された日本人スタッフやヴェトナム人スタッフ……。そのチームワークにも驚いたし、それをマネジメントされているお二人にも、感嘆するばかり。「タフなインド」を知っているだけに、尚更だ。

    インドで「ことを起こす」際には、「千手観音」的な対応力が要される。店舗の工事(超混沌)に、事務手続き(超混沌)、人間関係(超混沌)その他諸々、「うぉ〜」と発狂したくなるような事態が連発だ。しかも、現在のインドは絶賛ホリデーシーズンで、時間が停滞する。周囲を変えることは無理だから、自分の精神に向き合うしかない……といった達観の境地を望まれもする。

    これからオープニングまでは、波乱が続くだろう。

    しかし、店舗のロケーションも、店のコンセプトも、全般に亘ってすばらしい。この店が開店したら、わたしは間違いなく、ARAKU COFFEEと並んで常連になるし、インド友らにも強く勧める。とても楽しみにしている……ということだけを、ひとまずは残しておく。

    🖋試食会参加に関してはオフレコかと思っていたが、益子氏が公表は問題ないとおっしゃっていたので、ここに所感を残す次第。この記録もまた、未来、ひとつの思い出になることだろう。

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    📷2016年のスクリーンショットは、豊田さんのFacebook(🌏公開)からお借りしました。全体的に初々しい😁
    【波乱万丈】ピザ激戦区・インド進出奮闘記/サイバー辞めてベトナムでピザ屋で成功/インド成功のカギは水牛チーズ/サイバーエージェント流ピザ事業は成功するのか? (PIVOT 公式チャンネル)
    https://www.youtube.com/watch?v=D9sVLwR5smo

    🍕ベトナムを席捲する有名ピザチェーン店オーナーは日本人。「Pizza 4P’s」CEO・益子陽介氏インタビュー (SmartWeb)
    https://smartmag.jp/archives/25175/

    🍕「Pizza 4P’s」を通じて、世界中に笑顔を増やしたい。ベトナム・ホーチミン在住 高杉早苗 (motokura)
    https://motokurashi.com/vietnum-pizza4ps/20171218

    🍕【特集】Pizza4P’s開業10周年記念|益子陽介・早苗氏インタビュー (vietexpert)
    https://vietexpert.jp/discovery/feature/18963

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    一昨日の「浴衣 (Yukata)」を、いろいろな方から褒めていただき、大変うれしい。今回の日本にて、季節外れかもしれないが、もしも入手できれば新しい浴衣を買いたい。なにしろ、持っているのはこの1枚と、あとは高校時代(!)の体育祭で盆踊りを踊るために仕立ててもらった40年ものが1枚あるのみ。「ヴィンテージ浴衣」として、これも別の機会に着ようと思う。

    さて、オベロイホテルのWABI SABIという日本料理店を貸し切って開催された一昨日のイヴェント。今回も、グローバルな実業家たちのグループ、YPOが主催するもので、親しい友人が幹事だったこともあり、手伝うことになった次第。実は2年前にも、YPO主催の日本に関するイヴェントをサポートしたことがある。

    そのときには、わずか1週間足らずの準備期間で、参加者40名の浴衣を仕立てたり、日本風の会場を手配したり、驚くべき速度で「ジャパン・ナイト」が実現した。パンデミックが明けて以降、日本を旅するインドの友人らが急増し、各方面から日本についてを尋ねられる。彼らの好奇心を満たすべく、日本の魅力を引き出すアイデアは数々、湧き出るのだが、わたしの身一つでは足りず。ひとまずは、一人で動けるところから……と、動いている次第。

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    この日のわたしの役割は、日本料理の概要を説明すること。当初は、主催者の要望もあり、ヴェジタリアンの人が、いかに日本で食事を楽しむかを話すつもりだったが、それだけでは当然ながら日本料理の魅力が伝わらない。

    ヴェジタリアンは精進料理との関わり、「禅」の教え、店の名前にもなっている「侘び寂び」についての説明をしつつ、インドにおけるサトヴィック料理との共通性などを説明。それ以外は、肉や魚などを含む、日本食の歴史や基本的なメニュー、諸々の背景などについて語った。日本人の国民食としてのカレーの説明や、インド独立の革命家らによって育まれた中村屋のカレーや銀座ナイルレストランのカレーについても言及するなど、そこそこに深い。

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    ところで、友人のYashoが着ているのは、バンガロールのブティックで購入したという日本の羽織(はおり)。実は海外で、日本の羽織風をデザインし「キモノ」と称して販売しているケースは少なくない。こういう着こなしも素敵だ。

    デザインによっては、サリーの上に羽織を着るというのもありだと思う。南はともかく北インドは冬場寒くなる。サリーの上にカーディガンやパシュミナのストールなどを羽織るのが一般的だが、羽織ならば、ゆとりがあるので、サリーの上からでも着やすいし、美しい。日本で仕入れてこようかしらとも思う。

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    シェフによるクッキングのデモンストレーション、そしてわたしのレクチャー、食事……と豊かなプログラムだった。わたしからは、コンプリメントでギフトを準備。毎度のように、参加者の名前を「いい感じの漢字」の当て字で記し、京友禅柄のかわいらしい千代紙で鶴を折った。千代紙の美しさも、本当に格別。ミューズ・クリエイションの活動でも使ってきた千代紙。このごろは、一時帰国のたびに、上質なものを入手し、ギフトにアレンジして使っている。

    筆ペンと紙と千代紙さえあれば、日本風の世界が表現でき、特別なギフトになるのがいい。ちなみに、幹事が準備したギフトは、著作権フリーの写真をプリントしての日本風の箱、そして名入りの夫婦箸、寿司などを盛り付けるのに好適な黒い石製のお皿。WhatsAppで情報交換しつつ、彼らは瞬く間に、業者に頼んで準備してくれる。

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    わたしが、インドの富裕層やアカデミック層、社会的な影響力を持つグローバルなコミュニティの実態について、折に触れて克明に記すのは、この国の強さの理由のひとつを、日本の人たちにも知ってほしいからだ。インドに対して「新興国」と下に見る人が多いからこそ、敢えて。思いは募るが今日もまた、拙速ながらも経験を記す。

    🇯🇵わずか1週間で準備完了! 日本がテーマのヴァレンタインズ・デー(2021年2月)
    https://museindia.typepad.jp/2021/2021/02/valentines.html

    🇯🇵日本の酒と日本のお茶。日本の味覚でインドの友人知人をもてなす夜。(2022年9月)
    https://museindia.typepad.jp/2022/2022/09/japan.html

    🇯🇵YPOフォーラム/ドキュメンタリー動画 久しぶりに集った盟友8人。(2020年12月)
    親日派の彼女たちに聞く日本旅のエピソード。日本の文化やライフスタイルに対する印象
    https://youtu.be/7ZmPZQIHuuk

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    水曜日は「農民によるカーヴェリー川水源を巡るストライキ@バンガロール」に翻弄されたが、本日金曜日は「農民によるカーヴェリー川水源を巡るストライキ@カルナータカ州」が実施されている。デモ行動などは一部エリアに制限されているものの、交通機関その他、乱れも見られ、連休の延長状態で、世間は軽いカオス。

    わたしはといえば、昨日、楽しみにしていた新空港「ターミナル2」の有意義な取材を終えて、久々に街中の旧居に帰宅。猫ら&夫をハグし😹、リラックス。そして気づけば、日本への一時帰国が1週間後!

    濃かった過去1週間の記録は残しておきたく、まずは日曜日のBBQの続編をアップロードしようと、Macの「メモ」(アプリケーション)を開いたら、昨日の朝、書いていたはずの記録が見当たらない。

    今朝、寝ぼけてパソコンに向かっていたとき、どうやら上書きしてしまった模様😢 「メモ」は手軽なので、つい長文にも使ってしまうが、上書きをするとタイムマシン(外付けHD)でも復元ができないのだ(削除したものは一時的に保管される)。以前も同じことをやったので、せめてシンプルテキストに下書きしようと決めていたのだが……。

    起床後は、まずエクササイズしてシャワーを浴び、朝食をすませて、脳内をすっきりさせてから作業せよ、と自分を戒める。

    というわけで、日曜の出来事。もう一度じっくり書く根性がないので、軽めに。外庭のガゼボ周辺を会場のバーベキューランチ。参加者によるポットラック(持ち寄り)とバーベキューを楽しむ。どれもこれも、おいしい! 料理の詳細にも言及したいところだが、大幅割愛。

    食事をしたり、庭で遊んだり、バスケットボールをしたりと、気ままに過ごした後、みんなで地下の「多目的すぎるホール」に移り、エンターテインメントを楽しむ。あらかじめ「出し物」をしてくれる人たちを募っていたのだ。

    すばらしいピアノ演奏を皮切りに、子どもたち(&わたし)の歌やダンス。日本に詳しいインド人メンバーによる、日本人ですらよくわからない日本に関するクイズ。そして、わたしからの「家族対抗! インド白地図に州名を書き込め!」企画。

    あらかじめamazon.inで購入していた白地図を配布し、家族や個人で、州名を記入してもらう。答案を他の家族と交換しての答え合わせ。わたしが大きな地図を開いて答えを言いながら、各州の特徴や、国境の問題などについても言及する。これは楽しみつつ勉強になる企画であった。わずか数十分で、インドの多様性と国境問題などを知ることができる。

    この日は子どもたちが多かったこともあり、ミューズ・クリエイションの今後に関するミーティングができる環境ではなかったが、みんなが楽しくソーシャライズできたのが、一番の収穫につき、本格再起動の幕開けだ。わたしが一時帰国から戻るころには、年末のホリデーシーズンに突入。諸々のイヴェントが目白押しだが、間隙を縫いつつ、ミューズ・クリエイションの新たな活動を展開したい。

    ミューズ・クリエイションの「団体案内/企画書」も、近々公表し、改めて賛同者を募りたいと考えている。

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    自分をして、久しぶりに労いたい、そんな朝。

    20代半ば。わたしは旅行情報誌の編集者だった。オフィスには、コンピュータはおろか、ワープロさえも普及していなかった1990年前後。常時、過密スケジュールのもと、なんとか仕事をこなせていたのは、「スケジューリング」を重視していたこともある。

    周囲からは「スケジューリングの女王」(スケートリンクの女王ではない⛸)と煽てられて悦に入っていたが、その技や習慣は、27歳でフリーランスになって以降、現在に至る30年余り、磨かれつつ変容しつつ、今のわたしを支えている。
    フリーランスの身の上は、会社員時代よりも一層、スケジューリングが重要となる。仕事に穴を開けたら、即、収入を失う。

    スケジュールを立てるに際して重要なのは、自分のことを知ること。自分の能力。自分の希望。自分の体力……。他人と比べるのは無意味。あくまでも自分の傾向を見つめてプランニングすることが大切だ。

    わたしが一貫して重視しているのは「余白」。フリーランスだからこそ、詰め込まない。たとえ仕事が趣味のように楽しくても、クライアントから受けている以上、仕事は仕事。切り替えが大切。

    ジャーナル(スケジュール帳)とペン、マーカーは必携。そのときどきで、マーカーの色分けやノートの種類も変化してきたが、ともあれ、マーカーで紙面が埋まらないようにするのが肝要。

    そして十分な睡眠や食事の時間。自分を見つめる時間。遊ぶ時間など「生きる楽しみを感じられる時間」は死守する。
    もちろん、思うようにいかないこともあるが、余白があれば調整可能。余白がないと、ドミノ式に倒れていく。フリーランスでそれは致命的となる。

    ……と、悠長にスケジューリングのコツを語っている場合ではない。今日の午後は楽しみにしていた新空港ターミナル2の取材。それが終わってようやく怒涛の1週間がひと段落するが、今のうちに、記録を残しておきたい。

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    ◉23日土曜日/午前中は、バンガロール日本人補習校の代行教師。わずか2回の国語の授業だったが、とても有意義で楽しい時間だった。午後は、学校での出来事や、生徒たちへの伝言ノートを書きたかったが、翌日のBBQパーティを控え、準備を優先。

    ◉24日日曜日/新居でのBBQ大会。名目は「ミューズ・クリエイション本格再始動ソーシャルイヴェント」。子供を含めた40名以上を招くのは初めてのこと。あらかじめ「坂田マルハン家/利用上の注意」を作成、保護者各位にはお子様に説明しておいてもらうなど、肉以外にも準備。新居は約5000Sq ft、外庭はバスケットボールがすっぽり入るくらいの広い敷地なので、スペースは潤沢にある。しかし、ルールを決めねば無法地帯となる。バーベキューを実施する「外庭」はアクティヴに暴れ放題、地下の「多目的すぎるホール」ではエンタメを、そして静かに読書ができる子供たちは「月光ライブラリ」を利用してもらう。

    ◉25日月曜日/午前中、大掃除。新居は基本、週末しか使っていないのでメイドを雇っていない。ゆえにエクササイズ&精神修養を兼ねて、自分で掃除をしている。世間からは驚愕される。しかしわたしは、現状、このライフスタイルを気に入っている。禅修行においても、掃除は重視されている。そのことが、この年齢になって身にしみるのだ。この件、言及すると長くなるので割愛。掃除をしつつも、朝から「明日はバンガロールがバンド(ジェネラル・ストライキのようなもの)になる」との情報が流れ、予定変更に追われる。この日の深夜、日本から到着した知人を泊めることに。

    ◉26日火曜日/知人に「1泊2食付き」を提供後、『インドのテキスタイルとサリー講座』の準備。彼女は中心部から少し離れた場所にホテルを取っていたので、この日、3時ごろホテルに移動。その2時間後、今度は、インターンの女子大生1名、バンガロールに到着。彼女の滞在先は市街を横切る必要があり、移動が不可能だったので我が家に招く。

    ◉27日水曜日/インターン女子に「1泊2食付き」を提供して見送り後(なんだかんだで、楽しかった😁 彼女のことは、いずれまた記すことになるだろう)、10時半より開催の『インドのテキスタイルとサリー講座』のためのサリーやらお菓子やらの準備。資料は先週のうちに印刷やファイリングを用意しておいた。準備は前倒しが大切。講座の様子は別途、残したい。

    ◉28日木曜日/朝。掃除&モップがけ。いい汗かいてのシャワーは最高。いまここ。やっぱり禅の教えは尊い。本日午後は延期となっていた新空港ターミナル2の取材! 楽しみすぎる。またレポートを書きたいので、今日までのハイライトを、残しておきたく、今、記しているところ。明日からは「余白」が多いので、マッサージでも受けて、少しリラックスするつもりだ。

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    昨日の午前中は、バンガロールの日本人補習校を訪れた。週に一度、土曜日に開かれている補習校。来週と再来週の2回、中学生の国語の先生がお休みを取られるということで、代行にて助っ人先生となる。ゆえに教科書をお借りすべく赴いたのだった。

    10年以上前にも、やはり中学校の、国語の授業を2回、代行した。楽しかった。「異国に暮らす子どもたち」の教育については、これまで幾度となく記してきた。書き始めると止まらなくなるので、今日は割愛。

    ここ数日、それぞの仕事の便宜上、わたしはヤラハンカ(空港近く)の新居、夫は市街中心部の猫らが暮らす旧居にて過ごしていたが、学校で夫と合流。新居へ帰宅する前に、ヤラハンカ中心部のショッピングモールへ立ち寄りランチを取ることに。近所に住んでいながらも、モールに行く用事はなく、ここは初来訪。

    「モールでランチ? ファストフードとかしかないんじゃないの?」

    と、乗り気でなかった夫だが、館内に入るやいなや、なかなかの充実ぶりに、キョロキョロと見回しお上りさん状態。フードコートもいい雰囲気。上階の東南アジア料理レストランで、ランチを取ることに。

    夫と外食する時に面倒なのは、彼が「辛い料理」を食べられないこと。「シェフ👨‍🍳」お勧め料理の多くに「唐辛子🌶」のマークがついている。それを避けりゃいいのに、お勧めは食べたいらしく、

    「唐辛子抜きで作ってもらえますか?」

    「いや、この料理は難しいです」

    「え、じゃあ、この料理は? 唐辛子、ほんの少しなら使っていいから」

    「ちょっとシェフに相談してきます」

    みたいな会話が繰り返される。ほんと、はよ注文して。という状況に陥ることしばしばだ。大抵の給仕は、東洋人の妻が辛いものが苦手だから、夫が配慮して唐辛子抜きを所望していると勘違いする。違うんです。

    ともあれ、結果的にはメニューにない麺料理などを作ってもらい😅 料理はどれも、思った以上においしくて、満足だった。 

    食後「アイスクリームが食べたい」という夫に付き合い、ミルキーなクルフィ(インドのアイスクリーム)を購入。まさに日本の「ミルキー」を濃厚にして冷たくしたような味。これもおいしかった。

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    昨日は、女性の勉強会で出会ったMiraのご自宅に招かれた。昨年、彼女と初めて出会ったときのこと。わたしの方にまっすぐに歩み寄り、わたしの両手を取って、「わたしは、自分の前世のうち、いちどは日本人だったと確信しているの」と、彼女は言った。80代の彼女は、しかし凛と背筋を伸ばして身のこなしも軽やかだ。先日のジャパン・ハッバにも、ひとりで来訪された。

    ウッタル・プラデーシュ州のラクナウが出身だという彼女だが、彼女の口からは、ご夫婦で日本を旅されたときのこと、日本での思い出話や数奇なご縁のお話が飛び出す。ご自宅の内装も、日本をはじめ、中国、韓国など、東アジアの家具調度品が配されていて、オリエンタルな雰囲気だ。昔、金沢で購入されたという屏風がひときわ上品に、日本の情趣を放っている。

    女性の勉強会には、外国人駐在員夫人のメンバーも在籍しているが、主にはわたしよりも年上のインド人女性。それぞれにキャリアをお持ちの優秀な方々だ。普段は、スピーカーの話を聞くのが中心だということもあり、お互いのバックグラウンドの話を聞く機会は少ない。しかしながら、昨日のランチでは、9名が食卓を囲み、北インドの美味な家庭料理を味わいつつ、言葉を交わす。

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    日本へ訪れたことがある人も少なくない。我が夫の母方祖父と同じく、現パキスタンのラホール出身で、インド・パキスタン分離独立の際にデリーに移住したという女性もいる。夫の祖父が、分離独立後に決死の覚悟でラホールに戻り、残してきた資産を取り返してインド側に戻ってきた話などをしたら、驚嘆されていた。

    夫の家族を巡る印パ独立時の歴史は、非常に興味深い。祖父の「007」的な決死の物語は、わたしもこれまで文字に残したり、人に伝えたりしてきたが、当時の状況や歴史的背景を知らない人に語っても、ほとんど響かない。

    しかしながら、昨日は、わたしの話を聞いてくれたお二人が「なんと! それはすごい」「分離後に、ラホールに戻ったの?」「それはすごいことだわ」と実感を込めてコメントしてくれる。先達の話を聞くことは、自分が書物やネットを通して学んだことをリアルに検証できる場でもあり、非常に興味深い。家族の絆が強いインドはまた、ファミリービジネスも一般的。別のメンバーからは、義父が創業された重工業の話などをお聞きするなど、これまたインドの産業の一隅を知る上で面白い話を伺えた。

    なんにつけても、インプットの多い日常だ。

    *Miraの許可を得て、写真を投稿しています。

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    🇮🇳🇯🇵8月15日。インドの独立記念日と日本の終戦記念日が同じ日なのは偶然ではない。印パ分離独立を巡る家族の物語など。(超長編)

    https://museindia.typepad.jp/library/2021/08/815.html

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    日曜日。JAYAの個展を訪れ、美味ランチをたっぷりと味わい、ほろ酔い加減で眠たい午後。そのまま帰宅したいところだったが、A HUNDRED HANDSの最終日。1度目はゆっくりと眺める時間の余裕がなかったので、再度、訪問したのだった。

    数多くの出店者が一堂に会する中。何度も顔を合わせてすでに親しい人たちがいる一方で、初めて言葉を交わす人たちもいる。このような場での買い物は、インド各地から訪れる売り手の人たちとの交流もまた、糧となり宝となる。商品の背景を知れば、同じ商品が際立ち異なって見える。それは広大無辺のインド世界と同じ。

    もう、何度となく紹介してきたお気に入りのココナッツ店。企業勤務していた彼は、数年前に家業を継いでココナッツオイルをはじめとする各種ココナッツ製品(試行錯誤で開発)を販売している。このココナッツオイルは、化粧落としからボディマッサージ、ヘッドマッサージ……もちろん料理にと、ありとあらゆる場面で役に立つ。今回、初めて彼のお父様にお会いした。

    わたしはほぼファウンデーションを使わないので、化粧落としを使わず、身体を洗う石鹸でざざっと顔も洗う。ゆえに石鹸は極力「使い心地のよい天然素材のもの」を選ぶ。このようなバザールでまとめ買いするのが常だ。今回は、かわいらしいモチーフが練り込まれた石鹸を購入。絵柄のあるものは着色料が使われているが、肌に負担のかからないものだとのこと。香りを演出するオイルはもちろん天然。あれこれと「嗅ぎ比べ」しつつ選ぶも楽し。

    天然木の廃材で作られた小さな家具は、すでに新居に2つ購入している。今回、また一つ、目が釘付けになった椅子を購入。チーク (Teak)、ニーム(Neem)、インド菩提樹(ピーパル Peepal)と、3つの木が揃った。

    その他、魅力的な出店者は数多あり書ききれず。ひとまずは、ごく一部の写真を残して今年のバザール体験を締めくくりたい。

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