ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

  • 05lunch00

    新たな週も開けたことだし、先週の「ローカルフード探検レポート」は早々に書き残しておきたいと思う。

    ローカルフード探検隊の主旨に、「胃袋から、南インドの生活に触れる。庶民が訪れるローカルな店が対象。」との一文を盛り込んだ。

    今回、目的地のある未踏のエリアに足を踏み込んだとき、これは店だけでなく、普段訪れない地区に身を置くことで、新たな発見があるに違いないと、肌に感じていた。

    それもあって、早めに訪れ、街の様子を撮影しておいたのだった。

    インドのライフスタイルを、日本へ伝える仕事をしている。しかしそれは、「ある一部の」であり「氷山の一角」に過ぎない。

    訪れたことのない土地、訪れたことのない場所、かかわり合ったことのない文化、習慣は無数にある。

    インドとは、知れば知るほど奥深く、謙虚な初心を忘れてはならないし、忘れることもできないと、考えている。

    そのことを、身を以て突きつけられるような、金曜の出来事だった。ともあれ、能動的に動くことの大切さを痛感している。

    05lunch01 その店は、バンガロール市街西部の「Balepete」という地域にあった。

    インターネットでバンガロールの「評判の高いドサ」情報を調べていて、見つけた。

    創業は1902年。Balepete Circleと呼ばれる場所の小さな店が起源らしい。

    その後、1926年に現在の場所に移動した。

    Udupi Sri Krishna Bhavan。

    通称、USKB。

    先日、植物園見学の帰りに寄った「MTR」ほか、非常に有名な店の名は耳にしたことがあったが、この店のことは知らなかった。

    というわけで、この老舗を初回探検のターゲットに決めたのだった。

    喧噪の街路をくぐり抜け、たどりついたこの店。探検隊の名にふさわしいロケーションだ。

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    早めに到着していたので、隊員たちが来るまで、街の写真を撮影したり、店頭や店内の様子を探る。菓子類もまた、おいしそうだ。

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    店はメインのダイニングのほか、入り口の右脇にスペシャルルーム、そして左脇に立ち食いコーナーがある。

    スペシャルルームといえば、インドの場合、エアコンが入っている部屋であることが多いのだが、ここは単に、囲われているだけ。

    しかも、1ルピーの追加料金を払わねばならない。スペシャルルームの方が、サーヴィスが行き渡っているのだろうか。

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    ところで、南インドの国民的軽食(本来は朝食)であるところのドサの存在感、そしてドサを出す食堂情報。これは、日本における、ラーメン屋のようなものだな、とあちこちのサイトのレヴューを見て思った。

    「**のドサは、バンガロールで一番」

    「ここのマサラドサは、世界一」

    「この店のドサを食べずして、ドサを語るな」

    「南インドで生まれ育ったわたしの一押し」

    「君は**のドサを食べたことはないのか? あれを食べたら、この店が一番とは言えなくなるぞ」

    といった「熱い思い」が、随所にちりばめられている。味覚は十人十色。それぞれが、それぞれの旨さを提供しているのだということを知り、やはり「試してみずには」いられない。

    そんな次第で、今日はともかく、ドサを! と思って店を訪れたのだが……。

    ランチタイム(11時半〜2時半)はミールス(定食)中心で、ドサはやっていないとのこと。ランチタイムを除く午前中と午後のみだとのこと。

    ローカルになればなるほど、このドサのタイミングが難しい。我が家の近所のKOMALAという食堂も、一日に何度か休憩やらドサのない時間があるのだ。

    ちなみに、ドサについてはこれまでも幾度となく記してきたが、米の粉と豆の粉を混ぜて発酵させたものを、ギーなどの油脂でクレープ状に焼いたスナックだ。

    パリパリ香ばしいもの、しっとりもちっとしたもの、薄いもの、厚いもの、大きいもの、小さいもの、筒のように丸められたもの、三角形に折り曲げれたもの、三角帽子(円錐)のように立体的なもの……とさまざまだ。

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    隊員一同、残念に思いつつも、ミールスのほか、定番のイディリ(IDLI)、ワダ(VADA)、そして、PAKAKO隊員がお勧めの、チャウチャウ・バス(CHAW CHAW BATH)という料理を頼むことにした。

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    店の一隅には、甘み炸裂シロップ漬けのグラブジャムンも見られる。デザートも、少しは味わってみたいものだ。

    05lunch11 わたしとPAKAKO隊員はBADAMI(アーモンド)のジュースを。

    アーモンドに、多分、牛乳やターメリックか何かが入っているのだろうか。

    風味のよい、甘いドリンクだ。

    U-KO隊員はフレッシュライムソーダを注文。

    レモンの絞り汁に炭酸水を加えたフレッシュライムソーダは、インドで一般的な飲み物。

    これにシロップを加える「スウィート」と、塩を加える「ソルト」の2種類がある。ラッシーと同じ感覚だ。ラッシーの場合、塩に加え、スパイスが入ることもあるが。

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    揚げられているのがワダ、蒸したものがイディリ。バターが載ったイディリを見るのは初めてだ。まずは好物のワダを。

    香ばしく揚がっていて、なかなかに美味。どことなくガンモドキ。ウラド豆の粉の風味がいい。

    イディリはかなり「もちっ」としている。が、このバター。この揚げ物。お察しの通り、ローカルフードはハイカロリー食

    それでなくても、代謝の悪い昨今の隊長。ローカルフード探検隊結成を機に、エクササイズ強化を始めている。などという話はさておいて。

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    これが噂のチャウチャウ・バス。左の赤い液体は、サンバルと呼ばれる「南インドの味噌汁」のようなもの。具は少なめで、スープ的。

    イディリなどは、ココナツのチャトゥネやこのサンバルに浸して食べるのだ。

    で、右側のふたつ。KARA BATHとKESARI BATHが二つセットになってCHAW CHAW BATHらしい。自分で書いておきながら、なにがなんだかわからない。

    どっちがどっちかわからんが、左側は甘く、右はソルティ。素材は何なのか。そのあたり、まだ詰めていない。後日、調べて追記する。

    いずれにしても、後日ホームページに「インド料理ガイド」のようなものを作る予定だ。などと言っているが、いつになるかわからん。

    わからんが、宣言だけはしておこう。

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    そしてこちらがミールス。定食だ。全体に、「甘い」のが特徴。ムンバイでよく食べていたグジャラティ・ターリーもまた、ジャガリがきいた甘さと、チリの辛さが濃厚だったが、こちらは、辛みは控えめで甘い。

    南インドでこの甘さは、初めての経験。ユニークな味わいだ。

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    食事中、インドについて語り合う。いや、語り合うというよりは、隊長が主に、語っていた。というのも、前日に、インド進出を計画している某日本企業に勤める方から、電話があったからだ。

    その業界における、インドの実情をお知りになりたいとのこと。数名で構成されているそのチーム。誰もまだ、インドへ来たことがないという。

    書籍やネットなどで情報を収集し、進出プランを立てられているとの話を聞いた。多分その上で、出張されるのだろう。

    が、いつも思うのだ。インドは、まず、来てみなければわからない。インドを知ろうと思うのは、欧州全体を知ろうとするのと変わらぬほどの広がりだ。

    その広がりに加え、貧富の差。宗教の差。価値観の差。言語の差。あまりにも、異なりすぎる複数の世界の共存。

    インドの一般は語れない。

    どんなに本を読んでも、映像を見ても、来てみなければわからない。来た上で、然るべき情報を得、それから戦略を立てる。その方が遥かに効率がよいとのことを、告げた。

    その際に、きちんとしたコーディネータ(案内人)を付けることも肝要だということも。それはまあ、暗に「わたしに依頼してください」と告げているのだが。

    インドに暮らしている、あるいは訪れたことのある人ならば、わたしの言わんとすることは理解していただけるであろう。PAKAKOさんもU-KOさんも、そのあたり、同感してくれる。

    住んでいても、わからないことばかりだもんね。

    新しい発見が、あるものね。

    05lunch17 語っているうちにも、そろそろ午後の工芸展へ向かう時間。

    現地では別の友人らと待ち合わせをしているので、急ぎコーヒーを頼む。

    そしてコーヒーが届き、一口、二口を飲んだところで……。

    通りから、祭りの太鼓の音が聞こえて来て……あの衝撃の出来事に遭遇したのだった。

    あのような祭りに「偶然」遭遇することはまた、稀なことである。

    過激な祭りがあるから見に行こう! 

    と心構えをして出かけるのならまだしも、「偶然」だもの。

    あれはランチが消化不良を起こして逆流してもおかしくないくらいの強烈さだったと、改めて思う。あれは、肌身に感じてみなければわからない、独特の空気だ。

    そんな次第で、どこかしら中途半端なローカルフード探検レポートとなったが、ともあれ、隊員の感想も下記にそえ、一旦、しめたいと思う。

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    【隊員1号PAKAKOさん】

    お店に一歩、入った瞬間に、昔ながらのインドが残る店内にすっかり魅了! 壁に書かれたメニューには南インド全般で食されているものはもちろんだが、”Set Dosa” “Bisibele Bath” “Chow Chow Bath”など、カルナタカ州ならではのメニューがズラリ! 

    メニューを見ているだけで興奮。

    残念ながらDosaなどはランチタイムには出さないとのことで、食べることは出来なかったが、オーダーしたミールスは、今までにバンガロールでは食べたことのない、全体的に甘辛い味付けでとても美味しかった。

    中でもコクのあるサンバルが最高に気に入った。

    次回は午前中に来てぜひMasala DosaやSet Dosa や Rava Idliを食べてみたい! でもこうやってレポートを書きながらも、あの体中に穴の開いた彼らのことが、頭から離れない(@@;)

    shine

    【隊員2号U-KOさん】

    ここのドーサが、ランチタイムは食べられず残念でしたが、代わりにいただいたミールス(定食)が好みの甘辛味で良いランチでした(穴行列まではね)。

    特にニンジンの炒め物がしっかり濃いめで白いご飯が進む進む。添え野菜の豆モヤシをほとんど食べちゃってごめんね、PAKAちゃん。

    ワダもフカフカ、チャウチャウ何とかも手がベタベタになるまで摘まみ続け、満足満足ランチだった・・・・のに。

    それから注文したライムソーダは「ソルトorスイート?」と尋ねられた挙げ句、只の炭酸水でした。私の言語力の無さに依るものです。カンナダ語頑張って覚えます。

    *******************
    ■Udupi Sri Krishna Bhavan (←CLICK!) やたらと洗練されたホームページに違和感。

  • 05town00

    本日金曜日は、本来第1回となるはずだった、ローカルフード探検開催日だった。一昨日、急遽「夜の集い」を行ったことから、事実上、2回目である。

    あれこれと情報誌を見ていたときに見つけた「有名店」だが、目的地は、隊員の誰もが足を踏み入れたことのないエリア。

    市街西部の、「古くからのバンガロール風情がこてこてに息づいている」地域である。待ち合わせの正午より、少々早めに着いたので、街を歩くことにした。

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    庶民の暮らしがつぶさに伝わるこのあたり。激しい喧噪。テキスタイルショップが非常に多く、男性は昔ながらの仕立てパンツ、女性はサリーやサルワーカミーズをまとっている確率が高い。

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    往来を、リヤカーやテンポ(小さな配送車)が、ひっきりなしに通ってゆく。その合間を縫うように、バイクやオートリクショーや、人々。

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    下のような、昔ながらのテイラーがあちこちに見られる。値段は、ズポン1本(約300円)、シャツ1着(約200円)あたりに必要な布の値段らしい。

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    素材はポリエステルとのこと。だからここまで、安いのだと思う。これらをテイラーに持って行き、自分のサイズに仕上げるのだ。テイラーの工賃も、多分数百円だ。

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    たまにNOKIAなど携帯電話の看板などを見かけるが、それ以外は、看板の様子も、多分数十年前から変わっていない、といった様子だ。

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    女性のサリー着用率が、中心街など他のエリアに比して、圧倒的に高い。

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    サリー店もそこここに。日常用/労働用の洗濯しやすく乾きやすい「ポリエステル製」の安いものを扱う店、ハレの日用の高価なものを扱う店、それぞれ異なる店がある。

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    インドの人たちは、とにかく、カラフル派手好き。これは、多様性の国にあって、全国的に、全体的に、共通する事柄のひとつといえるだろう。

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    子供のファッションも派手。

    ところでお嬢さん。最近は朝晩が冷え込むから、風邪ひき対策ですか? その帽子。それとも、ファッション?

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    靴底がはがれたので、ちょっと修理をしてもらいましょう……とレモンイエローのサリーがお似合いのお姉さん。このような修理屋さんは、ここに限らず、よく見かける。

    05town14 ジャックフルーツの屋台。

    この果実は、お通じにもいいとか。

    少々の臭みがあるものの、ほんのり甘く、歯ごたえのある果肉。

    あまり食べる機会はないのだが、悪くない味だ。

    ドリアンに似ているが、ドリアンよりは、遥かに食べやすい。

    今はマンゴーの季節が終焉のころ。

    路傍のフルーツが、少し寂しいのだ。

    05town15 右の写真がジャックフルーツの中身。

    さて、街の散策を経て、そろそろ目的の店へ向かう。

    わかりにくい場所であるため、隊員も少々手こずったようだが、無事にみんな揃った。

    老舗店のムードたっぷりのこの店。

    本日はこの店の情報を主に書く予定であった。

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    ところが、予想しなかった出来事に遭遇し、それどころの気分ではなくなってしまった。

    05lunch17 それは、食事を終え、注文したコーヒーがテーブルに届き、一口、二口を飲んだときのことだった。

    外の通りから、ドンドコ・ドンドコと、賑やかな太鼓の音が聞こえて来る。

    雑踏が押し寄せて来る気配に、わたしの心臓までドンドコ・ドンドコと躍動。

    のんきにコーヒーを飲んでなどいられようか。

    いや、いられまい。

    というわけで、隊員2名に断りも入れず、カメラを片手に店を飛び出した。

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    路上では、大勢の群衆に見守られ、鼓笛隊に先導されたヒンドゥー教のグル(師)のような老人が、半ばトランス状態のような風情で、歩いている。

    05kisai03 ああ、なにかの宗教儀礼なんだな。

    と思う。

    インドでは、このような光景は、日常茶飯だ。

    ヒンドゥー教の神々は数多くいらっしゃり、それぞれの逸話などに基づいた祝祭が行われる。

    たとえば、ムンバイ(マハラシュトラ州)のガネーシャ祭り。

    コルカタで盛大に行われるドゥルガー祭り。

    挙げれきりがないほどの、大小さまざまな祝祭がある。

    それぞれのコミュニティが、それぞれに、華やかに、敬虔に、祝祭を執り行うのである。

    さて、コーヒーを飲みに戻ろうかと思ったら……。

    なんか、煙たい!

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    ……と、火を焚いた素焼きの壷を携えた女性たちの行列が! 

    写真で見る限りではわからないだろうが、この喧噪、音、そして匂い。

    いきなり、異次元の世界に突入だ。

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    あ〜。なんか怖いわ〜。いやな夢、見そうだわ〜。

    みんなの表情も、なんか「取り憑かれている感じ」で、若いんだか年寄りなんだかわからない。

    年齢を超越した生命体と化している。

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    当然、店を飛び出し、カメラを携えている隊員と共に、

    「なんの祭りかしらね〜」

    などと言い合いつつ、店内に戻る。

    05kisai06 てか、自分たち、ハンドバッグを店内に置き去り!

    盗難してくれっていってるようなもんやろ!

    隣席に座っていた女性が心配してくれていた。

    申し訳ない。

    実はわたしは、米国在住時、ハンドバッグの盗難、及び財布のスリ、計2回の被害に遭っている。

    しかしインドでは、今のところ、一度もそのような被害に遭っていない。

    だからといって油断しているわけではもちろんないのだが、祭りに興奮して我を忘れている場合ではない。

    気をつけねばと気を引き締める次第である。

    で、ようやくコーヒーを……と思いきや、店の店員さんが、外を指差す。また、なにか来たらしい。

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    わ、なんだなんだ? 鉄棒が、頬に貫通している?!! 

    カメラを構えるPAKAKO隊員の後ろ姿が映っている。

    IMG00025-20110805-1305 U-KO隊員が撮ってくれた一枚。

    うわ、という顔をしながら撮影している我。

    このときはちゃんと、バッグを携えてますよ。

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    しかし、なにがどうして、このスタイルでの祭りだろうか。いくら宗教に因んでいるからといって、これは、大道芸というか、見せ物の域ではあるまいか。

    彼らは多分、子どものころから、頬に巨大ピアスのようなものをして貫通させ、肌を強くしているのだろう。テレビでは見ても、生でこういうものを見るのは初めて。かなりのインパクトだ。

    05kisai14ところで鉄棒の先には、レモン。

    インドのレモンはライムのように小さいのだ。

    このレモンはトウガラシと一緒に括り付けて厄よけにするなど、ヒンドゥー教に欠かせないアイテムのひとつ。

    だと思う。

    ちょっと、詳しいことを調べる気力が、今はない。今なお、あの臨場感がまざまざと蘇り、脳内が混沌としているのだ。

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    頬ばかりか、身体にもピアスをぶら下げているお兄さん。

    自分も耳に穴をあけている身としては、単に部位と数が違うだけ、といってしまえばそれまでなのだが、これは、痛々しい。

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    ……と、今度は、整列した半裸のお兄さんたちが現れた。

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    あいたたたたた。

    痛くはないんだろうけど、痛そうにしかみえない。ちなみに肌についている血のようなものは、多分ザクロの汁だ。

    兄さんの真剣な目がまた、どうしたもんだ。

    05kisai17 兄さんたちの背後に、トラックが見える。

    兄さんたちの後ろにはロープが伸びていて、トラックに結びつけられている。

    お兄さんたちがひっぱるのかなあ、と彼らの背中を見て、目が点。

    お兄さんたちがひっぱるのかなあ、と彼らの背中を見て、目が点。

    繰り返しましたよ。

    以下の写真は、相当に衝撃的なものが見られますので、小さくして、載せます。見たい方は、クリックして、大きくしてご覧ください。

    きっつい写真は見るに絶えない。という方は、もう、ここで引き返してください。

    心構えは、いいですか?

    05kisai18 うわ。

    05kisai19 うわ〜っ!

    このとき、即座に頭に思い浮かんだのは、「野蛮すぎ」「人権侵害?」ということば。

    神への生け贄? 

    どういう歴史があるのか?

    これ、写真を撮って、わたしブログに載せるんだろうか?

    いいんだろうか?

    などと、とりとめもないことを考える。

    あまりの光景に呆気にとられていると、今度は、トラックの上でぐるぐると回るものが目に飛び込んで来た。

    05kisai20 あり得ん。カメラ目線、あり得ん。

    05kisai21 彼ら、皮膚に貫通した針金で、ぶらさがってますからね。

    彼らは。

    脚だけロープ。あとは針金&皮膚力。

    それを、別の兄さんたちが、ぐるぐる回してますから。

    軽く貧血を起こしそうなほどの、光景だ。

    絶句。

    以前、インドで人気となったコマーシャルがあった。

    それを見たときに、面白いとは思えず、一抹の「いやな感じ」を覚えたのだが、あのコマーシャルが思い出された。

    以下、動画を見つけたので、はりつけておく。

    歴史、宗教、文化……。

    その土地、その土地で育まれ、継承されて来たもの。それらを、どこまで「文化」とすべきなのか。

    このような光景を目にすると、考えずにはいられない。

    サーカスのようなもの。

    と思えばいいのだろうか。

    しかし見ようによっては、拷問のようなもの。

    彼らは間違いなく生まれついた時から、こういうことをする以外の人生の選択肢は、なかったはずだ。

    ひょっとすると、楽しんでやっているのかもしれないし、使命感を覚え、誇りに思っているかもしれない。

    どんなに重要な祝祭で、重要な役割だったとしても、これは、どうなのだろう。

    世界のあちこちで、このような「奇習」や「奇祭」は行われて来たし、今なお残っているところもある。それに対し、敬意を払うべきなのか。いやはや、さっぱりわからない。

    この祭りの背景の調べもついていないので、今日はこの程度にとどめておくが、ともかく、ローカルフード探検隊、力一杯、打ちのめされた。

    cafe

    午後、工芸品バザールに赴いたのだが、3人とも、興奮覚めやらず。

    夫、アルヴィンドにこの話をしたところ、

    「ぼく、そういう原始的なの、ほんと大嫌い。ああもう、聞いた途端に、ニューヨークに帰りたくなるよ。絶対、見たくない」

    「わかってるよ。あなたにローカルのエリアに行こうなんて、誘ったことないでしょ?」

    「ミホはなぜ、敢えてそんなところに行くわけ? なにかの罰ゲーム?」

    そういう彼もまた、インド人。100%インド人。

    インド。本当に、訳の分からん国。

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    ローカルフードのレポート、及び工芸品バザールについては、明日にでもまとめてアップロードしたい。今日のところは、取り敢えず、吐露する感じで、奇祭レポートでした。

    ※数時間後:追記。

    迷ったけど、隊員U-KOさん撮影の動画も添付します。自己責任において、閲覧してください。これであなたが精神的ダメージを受けたとしても、責任は取れません。

    価値観が崩壊してゆく感じがすてき。

    教えてここはどこ、わたし生きてるの? 『天国のキッス』BY 松田聖子

    ではなく、

    教えてここはどこ、わたし生きてるの? 『地獄のキッス』BY インドの日常

    って感じですわ。いやあ、たまらん。

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  • 03mangalore09

    昨日は夫が1泊でムンバイ出張。久しぶりに、夜まで羽根を伸ばしたい気分だ。

    先日、なにげなく結成した「ローカルフード探検隊」。現在、わたしを含めて隊員3名。明日金曜日のランチが、初回の探検となる予定だったが、急遽打診。

    お二人とも予定が空いているとのことだったので、さらには「ゲスト1名」をお誘いして、以前から気になっていたマンガロール料理の店、MANGALORE PEARLへと繰り出したのだった。

    この店のシーフードがおいしいと、ローカルの人々に評判なのだ。

    場所は我が家から車で5分ほど。こんな近くにありながら、来たことがなかったとは、どうしたものか。

    03mangalore01 店内は想像していた以上に清潔でお洒落。

    最近、改装したばかりなのだろうか。

    壁に描かれた絵も真新しく、とても楽しい雰囲気だ。

    ところでローカルフード探検隊について、ちょっと書き留めておきたい。

    このたび、ホームページMuseIndia.Infoを立ち上げ、レストラン情報などを整理するにあたり、自分がいかに、土地のインド料理を食べる機会が少ないかに気がついた。

    インドの食材を用い、フードマイレージの低い食生活を心がけてはいるが、外食は比較的少ない。食べるとしても、イタリアン、コンチネンタルなど、非インド料理が多い。

    ムンバイ在住時は、ひとりで「グジャラティターリー(定食)」食べ比べをしたり、未知なる「パルーシー料理」に挑戦したり、あれこれと楽しんでいたのだが、バンガロールではそういう衝動がなかった。

    結果、今になって「敢えて食べに出たい」という気持ちが芽生えたのだ。

    今のところ、ローカル食に積極的な友人2名が隊員として参加してくれることになった。

    以下、ローカルフード探検隊のコンセプトだ。

    【主旨】

    南インド各地で、古くから食されてきた、土地の食材、調理法に基づいて作られた料理を味わう。胃袋から、南インドの生活に触れる。庶民が訪れるローカルな店が対象。

    【資格】

    ・胃腸が強い。
    ・料理を右手で食べられる。
    ・好き嫌いが少ない。
    ・食のストライクゾーンが広い。
    ・男衆に囲まれての食事に抵抗がない。
    ・写真のネット流出ノープロブレム。

    【条件】

    ・現地のマナーに則った作法で食事をする。
    ・どんな食事でも、感謝の心を忘れずにいただく。
    ・万一の場合、「まずい」ではなく、「口に合わない」と表現する。

    といったところだ。

    さて、店に到着したら、U-KO隊員が、すでに到着していた。日本から帰国したばかりの彼女、日本で食べ過ぎて増量したと言いながらも元気そうだ。

    聞けばこの店、U-KO隊員のご主人が、ローカルスタッフと共に「週3で」訪れているという行きつけの店らしい。来すぎやろ! と内心思うが、お勧め料理情報なども得てくれているようで、頼もしい。

    メニューを見ているうちにも、隊員1号のPAKAKOさん、そして、本日のゲストであるH美さんも到着。H美さんに、

    「料理、手で食べられる?」

    と尋ねたところ、「食べません!」と即答される。

    更には、入隊希望の様子がまったく見られなかったことから、あくまでもゲストとして、「第三者的意見」を仰ぐことにした。

    03mangalore03 「まずは(お勧めの)赤いジュースを!」

    ということで注文したのがこちら。

    Cocoom Juiceというこれ。

    Bindaan もしくは Punar Puliと呼ばれる果実の皮で作られているという。

    のっけから、なんのこっちゃ、わからない。

    が、飲んでみれば、「アセロラ?」みたいな風味で、なかなかにいける。

    帰宅して調べたところ、コカム (Kokum) という名が一般的のようである。

    このジュースは、消化を促進するほか、虫さされや日焼けなどによる皮膚疾患にも効果があるらしい。インドの西部沿岸、ゴアなどの地域で愛飲されているようだ。

    昼間ならまだしも、夜。ここはビールでもぐっといきたいところだったが、メニューにはない。鮮やかなコカムジュースで乾杯だ。

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    一皿が70ルピーから200ルピーとお手頃価格なこともあり、あれこれと頼んでみることにした。メニューは幅広い選択肢。料理を選ぶ隊員らの表情も真剣だ。

    ゲストのH美さんにいたっては、博学なドライヴァーに電話をして、お勧めの料理を尋ねる意気込み。隊長(わたし)を上回る熱意ではないか。

    魚、貝、イカ、カニ、エビなどの魚介類をはじめ、卵、鶏肉、マトン、豚肉、そして主食(ライス)、野菜の順で料理名が並ぶ。

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    これらが注文した料理。左手前から時計回りに、

    ・Khubey Sukkah(スパイシーなココナツ風味のアサリ)
    ・Pork Sorpatel(マンガロールならではのスパイシー&サワーな豚肉)
    ・Crab Curry(カニのカレー)
    ・Pomfret Curry(ポムフレットのカレー)
    ・Prawn Fry(エビのフライ)

    というヴァラエティ豊かな構成だ。

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    左上は、米の粉を原料とした主食の数々。隊員が掲げているのは、Sannasと呼ばれる柔らかなIdly(イディリ)で、イーストで発酵させたもの。

    南インドの朝食に欠かせない一般的なイディリは、ブラックレンテル(黒豆)を発酵させたものに、米の粉を混ぜて作られた生地が用いられるが、これは米の粉だけのようである。

    左上写真の左側にあるのは、Neera Dosaと呼ばれるもので、これも挽きたての米の粉で作られたパンケーキのようなもの。

    右側の薄っぺらいスナックのようなものは、Kori Roti、これは、塩か醤油でもまぶすと、せんべいのようでおいしいかも、と思わせるが、このままだと味気なさすぎる味わい。

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    さて、料理であるが、わたしが特に気に入ったのは、アサリのスパイシーココナツ煮込み。

    アサリの身は小さくてほとんど認識できないほどだが、ココナツの殻の白い部分の、さくさくとした歯ごたえ、そしてカレーリーフの風味などが、非常によい。これはビールのおつまみに好適! ビールがないけど。

    カニのカレーも、マイルドな風味で、ご飯によく合う。これもまた、美味であった。

    ポークは店の人が「とても辛い」と言っていたが、さほどでもなく、深みのある味わい。脂身や皮まで調理されているので、コラーゲンはたっぷりだが、カロリーも高い。

    が、個人的には好きな味。さっぱり風味を好む人には、重すぎるかもしれない。

    エビは美味だが、スパイシーな天ぷら風。つまりはどこにでもある料理、という感じで、特にこの店らしい特徴は見られなかった。無難ではある。

    残念だったのは、魚のカレー。わたしが普段購入するポムフレット(マナガツオ)は、臭みなどもなく、さっぱりとした味わいで美味なのだが、このポムフレットは川魚のような匂いがする。

    「釣り」をたしなむU-KO隊員曰く、これは「汽水域でとれる魚特有の匂い」らしい。汽水とは、河川と海とが混じり合う地点、つまり河口域のことらしい。知らなかった。

    この手の魚は、マサラ(複合スパイス)風味にするか、揚げるかの方がおいしく食べられる気がする。

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    こうして記せば淡々とした夕食の光景だが、実はもう、たいそうな大騒ぎであった。

    未知なる食を前にして、酒を飲んでいるわけでもないのに、みんな酔っぱらってるのか、というくらい、うるさい。

    ある意味、酒がなくてよかった。

    盛り上がりが絶好調に達したのは、1種類ずつ注文したデザートがテーブルに揃ったときであった。

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    このプレゼンテーションの、すさまじさ。どうみても、おいしそうには見えない。

    まず左上からRaagi Manni。ラギとは、ヒエや粟などの雑穀のことで、南インドではこの雑穀の粉を練り練りして作る団子、ラギボールというものが食されている。

    そのラギに牛乳とジャガリ(天然の糖)を加えて作られたのがこのデザート。

    次いで左下は、Rice Manniと呼ばれるもの。ライスにミルク、ジャガリを加え、カルダモンやカシューナッツなどで味を付けたもの。

    右側の得体の知れぬ2皿は、カラメルカスタード(プリン)と、ブレッドプディング。

    インドの古くからの料理店では、カスタードプリンを出す店が少なくない。濃厚な牛乳を使い、卵と砂糖だけのシンプルなそれは、鬆(す)が立っていて見た目が悪いものの「懐かしい味」がして、おいしいものも多い。

    が、この店のそれは、見た目が悪いにもほどがある、というくらいに、すさまじい仕上がりだ。ちなみに奥がプリンである。

    超絶に、鬆(す)が立っている。

    見守るばかりで、誰も手を付けようとしない。ここでようやく隊長の出番とばかりに、まずわたしから、ラギに手を付ける。

    ……。これは、なんなのだ? 思ったよりも、おいしい気がする。が、敢えて食べたくはない。甘みは控えめ。

    ライスプディング。そのねっとりとした形状からして、微妙。食べられるものの……つい、口にしてはならなかったはずのひと言を、発してしまう。

    「まずっ!」

    PAKAKO隊員に至っては、

    「気持ち悪い」「糊みたい」

    などという、絶望的なコメントまで出る始末。とはいえ、みな、何口かは試しつつ、味覚の崩壊を楽しんでいる

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    左がU-KO隊員。右がPAKAKO隊員。写真を見る限りでは、「わ〜! おいしい!!」と楽しげな様子だが、実際は極めてネガティヴなコメントが連発している最中だ。

    右上。食べかけの汚い写真で恐縮だが、このラギ・ゼリー。どうみても、こんにゃくだ。

    にも関わらず、わたしを除く3名、これがいちばん「まし」との評価である。

    わたしは、見た目はさておき、カスタード系がましだと思ったが、彼女たち曰く、おいしいプリンの味を知っているからこそ、これは許せない、とのこと。

    確かにそれは、言えている。最早、未知の味覚の方が、慣れ親しんだ味の「失敗作?」よりは、高評価というわけだ。

    デザートの凄まじさにノックアウトされ、おいしかったはずの料理のことが、思い出せなくなりつつある宴の後半。

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    インドの食事どころでは、必ず最後に出される「お口直し」のスパイス。代表的なのは、フェネルシードを砂糖でコーティングしたもので、口中をさっぱりさせ、消化を促進する働きを持つ。

    MIHO
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    これは小皿などに盛られて出されることが多いのだが、この店は、このような調味料入れに入っていた。これなら、埃まみれになる心配もなく、比較的清潔だ。ナイスなアイデアである。

    ちなみにお会計は、一人当たり300ルピー。600円程度であった。

    店を出ると、雨上がりの風が心地よい。昼間は決して歩く気にならない喧噪の路上だが、涼風が吹き抜けて、気持ちがいい。

    MANGALORE PEARLは、ビールもなければコーヒー/紅茶も出ないので、近くのCAFE COFFEE DAYに場所を移して、しめくくることにした。

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    CAFE COFFEE DAYで、わたしとPAKAKO隊員は、オーソドックスにカフェラテを。

    しかし、U-KO隊員とゲストのH美さんは、やたら真剣にメニューを閲覧。ライチーなんたらとか、ニルヴァーナなんたらとかいう、ややこしいものを注文。

    他者の飲食に対する好奇心を見て、自分って意外に普通? などと思えただけでも、探検隊を結成した意義があったというものである。

    今後、『ローカルフード探検隊』のレポートは、MuseIndia.Infoにコーナーを設ける予定だが、今日のところは取り敢えず、隊員からの感想もここに掲載しておく。

    ストレートな感想をいただけたので、店の雰囲気が伝わるのではないかと思う。

    shine

    【隊員1号PAKAKOさん】

    メニューにはシーフードが満載! ココナッツミルクをふんだんに使った南インドらしい蟹カレーはかなり美味。それと、貝のココナッツ炒めはCoastalならではの料理でとっても美味しかったですよね。

    合わせて食べるマンガローリアンの主食である”Sannnas”や”Neer Dosa”は、もちもちとした食感で、カレーとのコンビネーションは最高♪

    魚は、、、まぁ昨日の評価の通り、ぬめりと臭みが気になりました。

    料理全般の辛さや塩加減は私にはちょうど良く、とても美味しかったので、今度はぜひ海老カレーを注文してみようと思います。店員さんもナイスでしたよ❤

    デザートは、、、インドスイーツが好きな人なら悪くはないと思うのですが、ラギは何口が食べたうち2回もじゃりじゃりとカルダモンにヒットしたので、カルダモンが苦手な人はパスした方がいいかも。

    あともう1つの黄色い「やまとのり」は、味は悪くないが食感が私はイマイチでした^^; 残念だったのはサウスインディアンコーヒーが置いてなかったことです!

    shine

    【隊員2号U-KOさん】

    南インドらしい味付けは日本から戻ったばかりの私に大変優しかったです。清潔さも牛丼のすきや位で、不安感全然なし。

    ビールが無いのが本当に残念・・・あの蟹カレーとアサリにKingfisherが有れば、私達いつまでも居座ったでしょうね。

    ブタカレーは油っぽくなくコラーゲン部分たっぷりで、もちもちニールドーサと合いました。

    全員からケチョンケチョンにされたスイーツでしたけど、ラギーのゼリーは蕎麦粉とウイロウを混ぜたみたいで忘れらないお味です。

    赤いジュース(コクーン/ガルシニアの一種のようですね)で始まって消化のいいラギーで終わった今日の探検は体にすごく良かったのでは、と翌朝の体調から感じております。

    ああでもビールさえあればなあ。

    *******************
    ■ MANGALORE PEARL RESTAURANT (←Click!)

  • 18india01
    18india09

    本日締め切りの『激変するインド』の原稿は、テロの話題。テーマがテーマだけに、かなり神経を使う。

    いつも思うのだが1200文字、つまり原稿用紙わずか3枚の中に、伝えたいことを凝縮するのは簡単ではない。

    あらかじめ、インドに関する知識を持っている人が読者であれば、説明を省くこともできるが、新聞読者の大半は、インドの予備知識がなく、多分関心もない老若男女。

    ブログでは書き放題で「推敲する」という作業をほとんどやらないが、文字数が限定された仕事の原稿を書くことは、当然そうはいかない。毎回、訓練のようでもある。

    pencil

    さて、原稿はできたものの、適当な写真を持ち合わせない。テロの話題に触れつつも、異教徒の共存について言及しているので、それを象徴する写真を紹介したい。

    モスク(イスラム教寺院)とヒンドゥー教寺院が隣接しているところを1枚に収めるのがよさそうだ。多分、ローカル商店街のコマーシャルストリートが適しているだろうと思うが、1枚に収まるかどうか、記憶が不確かだ。

    地図を広げてみる。改めて見ると、町中に、いかに寺院や教会やモスクが多いかということに気づく。街の至るところに、在る。

    この国の人々が、いかに宗教に帰依し、宗教に根ざした日常を送っているのか、ということが、地図を眺めるだけで伝わって来る。

    目的地はやはりコマーシャルストリートにした。昼ごろ家を出て、KFCでお気に入りのジンガーバーガーでも食べて、それから撮影に向かおうと準備をする。

    bud

    と、その矢先、友人からメール。

    先日のサリー講習参加者3名で、サリー店巡りをするとのこと。その前にローカルのミールス(定食)ランチを楽しむと書いてある。

    ミールス。久しぶりに食べたい。

    というわけで、速攻、電話をすれば、目的地は我が家とコマーシャルストリートの間あたり。急遽ランチに合流させてもらうこととなった。

    で、前置きが長くなったが、上の大きな写真がその店だ。Ulsoor Lake沿いを走るとき、その山小屋風の外観が目立って気になっていたのだが、なんの店だか知らなかった。

    聞けば、タミルナドゥ州のChettinadという土地の料理らしい。

    山小屋風と思っていたが、近寄ってみると「サンタフェ風」にも見える。(本気か?)

    サンタフェ風、即ちアドビ(アドベ)風、である。

    というわけで、サンタフェ。

    ふふふ。

    おわかりいただける方には、おわかりいただけよう。

    すみません。

    ちょっとやってみたかったんですよ!

    ちゃんと服着てるだけ、許して。

    (当たり前だ)

    せっかくだから、本物のサンタフェの写真も参考までに載せておこう。2005年にアメリカ大陸横断ドライヴをしたときのものだ。

    これが本物のサンタフェだ。

    ところでこの建物。サンタフェで宿泊したホテルだ。

    小高い丘の上に立つTHE BISHOP’S LODGE。本当に、すばらしいホテルだった。

    そういえば、サンタフェには日本風の温泉もあった。トレッキングルートもあったし、町中にはアートギャラリーもたくさんあって、いい場所だったなあ。

    ……と、話題を現実に戻そう。

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    メニュー。読めるがわからん。「カイ・カリ・クルマ」とか、「プーンドゥ・コズンブ」とか言われても、何の料理やらさっぱり。

    もっとも定食のミールスを頼む予定だったので、早急に理解する必要はなかったのだが、ウエイターのおじさんにあれこれと尋ねる。

    わたしはノンヴェジタリアンのミールスを頼んだ。ヴェジのミールス60ルピーに対して120ルピーと高級感あふれているが、240円くらいのものである。

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    料理は、想像以上においしかった。ローカルの店では、主にヴェジタリアンのミールスが主流だということもあり、稀少な印象だ。

    高級ホテルのインド料理レストランにもミールスはあり、かような場所ではノンヴェジはもちろん、シーフードミールスなどもあるが、最近ではもう、値段は軽く10倍。おいしくて当然という話である。

    この店、かなり気に入った。道路沿いのオープンエアということもあり、力一杯、埃っぽいが、まあ埃もスパイスのうち、と思える人にはお勧めである。

    今度はこの店自慢のシーフード料理に挑戦してみようと思う。

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  • 03MANGO00

    バンガロール市街にある植物園、ラルバーグにて、先週金曜日から開催されているマンゴー・メラ、即ちマンゴー祭り

    ■MANGO MELA (←Click!)

    ムンバイに住んでいたときを除いては、ほぼ毎年訪れている。今年は、締め切り間際の原稿のテーマにしていることもあり、初日早々、赴いたのだった。

    そもそもインドで開催されるイヴェントごとは、開催初日、あるいは早い時間に訪れるのは避けた方が賢明だ。というのも、準備ができていない場合が一般的だからだ。

    従っては、せめて時間を遅らせようと、午後ランチを早めにすませて赴いたのだった。

    03MANGO45 左の写真は、金曜のTIMES OF INDIA紙。

    オーガニック・マンゴーに関する記事があった。

    あれは、わたしたちがインドに移住して直後のマンゴーシーズン。

    義姉スジャータから、成長促進剤や強い農薬を使っていないマンゴーを選んだ方がいいと教わった。

    炭化カルシウム (Calcium Carbide)を用いて人工的に熟させる農家が増えているとのことだった。

    バンガロールでは、スジャータが勧めてくれたガンディナガールにある店でアルフォンソーマンゴーをまとめ買いしていた。

    また、ムンバイではNATURE’S BASKETのケミカル・フリーなマンゴーなどを敢えて購入するなど、それなりに注意を払ってきた。

    さて、記事によると、炭化カルシウムは、身体にかなり有害な要素を含んでいるらしい。従っては関連機関が規制に乗り出したらしく、ここ数年はオーガニックマンゴーの生産が増えているとのこと。

    また、記事によると、今年、バンガロール界隈においては、ラスプリ種やトータプリ種が人気が高いとある。

    一方、マンゴーの中でも最も人気の高いアルフォンソーマンゴーのクオリティは、今年、やや落ちるという。

    ちなみにアルフォンソーマンゴーは、ムンバイのあるマハラシュトラ州が主な産地であることから、ムンバイでは早い時期から市場や店頭に並ぶ。

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    さて、マンゴー祭りに欠かせないもの。それは「マイナイフ」&「おしぼり」である。味見用にナイフを用意している店もあるが、そのナイフが、いかにも汚い。

    ここで胃腸を雑菌にやられたのでは話にならんから、フルーツナイフを持参するのである。

    ここまで用意周到な客も、バンガロール広しといえど、わたしくらいのものかもしれん。

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    例年通り、現地カンナダ(カナダ)語一色の看板。読めん。部外者を寄せ付けぬ、ローカル向けムード満点だ。

    このブースの中では、マンゴー&ジャックフルーツの展示が行われているはずなのだが、入り口が閉鎖されている。

    「3時半にオープンです!」

    とのこと。やれやれ。やっぱり、初日はこれだもの。あと2時間もある。

    しかし3時半とは、中途半端な時間じゃあるまいか。まさか占星術による「グッドタイム」を意識しているんじゃあるまいな。

    ちなみにここでは、約100種類のマンゴーが展示されているらしい。が、去年も見たし、カンナダ語の表示しかないし、ま、いいや。

    ということで、販売ブースへ。ちなみに今年は、10種類〜15種類のマンゴーが販売されているようだ。

    03MANGO04ところで看板に描かれていたマンゴー坊や。

    実に、かわいくない。

    不似合いなターバン。

    笑っていない目。

    そして、よだれに見立てられた果汁。

    涙に見立てられていたら哀しげだし、鼻水だともっといやだな。やっぱ、よだれしかないのか。といった印象だ。

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    まだ閉じられた入り口から、展示場をのぞいてみる。中央に並んでいるのは、巨大なジャックフルーツ群だ。

    さて、カルナタカ州各地から集まった数十の農家の露店が並ぶなか、カメラ、ペン、メモ帳。ナイフ、おしぼりを構えての店巡りだ。

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    味見をしたり、メモをしたり、そらもう、一筋縄ではいかんというものだ。

    スペルの確認がとれていないものもあるが、ともあれ、今日は備忘録を兼ねて、取り急ぎ、名前だけを記しておく。

    03MANGO11 ●シューガーベイビー

    (SHAKAR KUTE)

    ピンポン球ほどの小さなマンゴー。これは我がお気に入りマンゴーのひとつ。

    03MANGO12 ●トータプリ(TOTAPURI)

    03MANGO13 ●マリカ(MALLIKA)

    03MANGO14 ●アムレット(OMLET)

    ピクルス用。

    03MANGO16 ●ラスプリ(RASPURI)

    ジューシーで甘みが強い。

    03MANGO18 ●バダミ(BADAMI)

    アルフォンソーマンゴーに似ているが、風味が軽い。

    爽やかな風味。

    03MANGO19 ●カーラパル

    03MANGO20 ●センドゥーラ(SENDURA)

    03MANGO22 ●マルゴバ(MALGOVA)

    これもまた糖度が高く、風味豊か。

    ってか、マンゴーの味を形容するのは、どれもこれも同じ語彙となってしまい情けない。

    03MANGO24 ●バンガナパリ(BANGANAPALLE)

    これもまた、おいしいんだよな〜。

    さて、各店舗のバナーを見れば、大半がケミカルフリー。オーガニック物を販売しているブースも多い。新聞の記事にもあった通り、今年は去年以上にオーガニックものが多い印象を受けた。

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    マンゴー、特にアルフォンソーマンゴーは、皮に近いあたりの風味が芳しく、抜群ゆえ、農薬が使われていないとわかると安心だ。

    心置きなく、ガシガシと食べられるというものである。

    03MANGO30

    ご覧の通り、オーガニック物は形も不揃いだし、大きさもばらつきがある。

    少々汚れていたり、凹んでいたりするものも目立つ。が、そんなことは、いっこう構わぬ。

    おいしくて安全な方が、遥かによいというものだ。

    03MANGO31 03MANGO32

    ドライヴァーに手伝ってもらって、あれこれ山ほど、購入したのだった。もちろん、夫婦二人で食べきれないので、友人や義姉たちへおすそわけである。

    ドライヴァーにも100ルピー(約200円)を渡して好きな物を買うように促す。

    たった200円? と思ったあなた。

    スルスル〜ッと移動して、一番上の写真を見ていただきたい。これ、ほとんどが「最も高価な」アルフォンソマンゴーなのだが、全部で約1200円程度なのだ。

    1200円程度なのだ。

    ふふふ。

    中央のシュガーベイビーなど、1キロで約80円よ。ちなみにアルフォンソーマンゴーは1ダースで400円くらい。

    アナタニモ、マンゴー、アゲタイ……


    ちゅーもんである。もう、たまらんやろ。これが買わずにはいられようか、いや、いられぬ。という話である。

    余ったら冷凍して、ムースやらジュースやらの素材に使えばいいのである。

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    マンゴーを堪能した後は、植物園内のナーサリーへ。オーガニックの肥料や芝生の薬などを購入する。

    先日、せっかく植え替えた芝生なのだが、降り続いた雨のせいで、一部茶色になっているのだ。

    購入先のナーサリーは化学薬品を勧めてきたが、我が庭は裸足で歩き、ごろんごろん寝転がっても大丈夫なように天然にしておきたい。

    ゆえに、ハーブなどで作られた薬を購入したのだった。

    03MANGO40

    天然物でまとめるには、なかなかに試練であることはわかっているのだが、それでもなお。

    我が家の小さな庭であれ、芝生の生育に気を揉んだり、月下美人の蕾が風雨にさらされてダメになるのを心配したり、蓮華の花の開花が気になったりする。

    自然を相手にした、農家の人たちの仕事の、どれほどにたいへんなことか、ということに、思いを馳せる。

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    今日は、さまざまな色の蓮が開花していてとてもきれいだった。我が家も3つの小さな蓮池があるのだが、いつも咲くのは1つだけ。

    簡単そうで、なかなか開花してくれない。新しいものに買い替えようかとも思ったが、もう少し様子を見てみよう。

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    さて、再びマンゴー祭りで購入した品々。右側は、夫がデリー出張の際に持ち帰って来たもの。

    バナナは、関係ない。常備な果物。一応、被写体におさめてみた。

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    ライチーは、茎や葉がついたままのものが、たっぷりとあった。これは義姉宅とシェアしたあと、茎と葉を取り除いた残りだ。

    それから小さなモモも。見た目は今ひとつだが、風味豊かで果汁たっぷりで、とてもおいしい。

    03MANGO44 これは、シュガーベイビー。

    皮の上から、ほおずきみたいに指先で潰して、皮を少しかじって、ちゅーちゅーとアイスキャンデーのように食べるのが「通」らしい。

    しかし、こうして皮をむいてもOK。

    かなり繊維が多いが、とても美味。

    下の写真は本日、日曜日の朝の光景。マンゴーは身体を温める働きがある上、糖分が非常に多いので、1日1個が理想なのだが、この時期、2個は食べてしまう。

    朝晩、1個ずつ、という感じで。ちなみに手前の小さいのは、モモ、である。

    03MANGO!

    週末の話題。書き残したいことはあれこれとあるのだが、取り敢えず、今日のところはマンゴー一色で。以下、過去のマンゴー祭りの記録など。

    ■2010年:マンゴー&ジャックフルーツ祭り@植物園
    ■2007年:マンゴー・パラダイスの極み!

  • 06bread05

    ●日本的コーン&マヨネーズパンを焼いてみた。

    ムンバイ&バンガロール二都市生活も、残すところ約1カ月。来週には引っ越し業者に見積もりに来てもらう。

    ムンバイの家具は一時的にストレージルーム(倉庫)に保管しておくか、潤沢なスペースのあるデリー実家に送るか検討中。その他、不確定要素が多すぎて、考えるのも面倒なので、最早考えない。

    人生、瞬発力と柔軟性である。ぎりぎりでも、いかようにでも、対応しようじゃないか。

    といいながらも、今月は一度バンガロールに戻るべきか、いや、引っ越しまで滞在すべきか、などなど予定がなかなか定まらず、時にウォーッと叫びだしたくなる日々。

    そんな体力余剰の朝は、パンを捏ねるに限る。

    日本のレシピサイト(クックパッド)を見ていたら、急に「コーンマヨネーズパン」が食べたくなった。いかにも、日本的なお惣菜パン、である。

    日本のキューピーマヨネーズならある。あの懐かしい味を再現できるかもしれない。というわけで、今日は普通の小麦粉(MAIDA)を使ってのパン作りである。

    パン作りも4度目ともなると、捏ねるのがだいぶ、うまくなった気がする。

    それはそうと、ムンバイ宅には、オーヴン専用の温度計はおろか、計量カップもはかりもないため、すべて「適当」である。適当であるが、それなりに、できあがるところが、うれしいものである。

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    ベーキングシートがないため、幸いにもバンガロール宅から持って来ていたタルト皿を使うことにした。左上の写真は、二次発酵を終えたあとのようす。右上の写真は、焼く直前にマヨネーズを絞り、つや出しのための卵を生地に縫ったところ。

    「刷毛」すらないので、指先で塗ったが、問題はなかった。

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    ところで、これまでは米国のWHOLE FOODS MARKETでまとめ買いしていたオーガニックのドライイーストを使用していた。しかしこのドライイースト、かなりイーストの匂いがきつい。

    それはそれでよいのだが、インド産のドライイーストも試してみるべきだと思い立ち、先日購入していたインドものを使うことにした。左上の写真がそれである。

    粒が大きくて、これまで見たことのある顆粒状のものとは全く別物の印象だ。これでは粉と混ぜて捏ねることは不可能なので、ぬるま湯で溶かして使用した。

    匂いはほとんどなく、ちゃんと膨らんだので、むしろ米国産よりも使いやすいかもしれない。

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    今日もまた、いい感じで焼けた。

    これがもしパン屋に並んでいたら、まったく気にも留めやしないだろうありふれた形状なのに、自分で作ったと思うと、どうしてこんなにも、かわいらしく見えるのだろう。

    焼きたてのほかほかを、食べる。主観的に言えば「おいしい!」のだが、客観的にいえば「ふう〜ん」という感じである。というのも、記憶の中のコーンマヨネーズパンに比して、味が物足りないのだ。

    マヨネーズを絞るときに「つけすぎないように」と気を遣ったのだが、なじみのあるマヨネーズ系のパンの味に比べると、具とマヨネーズが少なすぎた。

    コーンはたっぷり詰め込んだ気がしたのだが、どうも足りない。特にマヨネーズのしっとり感が少なく思われた。同時に、過去、日本の一般的なパン屋で購入していたパンが、いかにマヨネーズどっさりだったかを認識させられた。

    菓子作りをしていると、バターや砂糖の使用量の多さに気が遠くなりそうになるが、総菜パンの意外な重さを知るよい機会だった。

    食べても太らない体質だったら、力一杯マヨネーズを絞り出すところだったが、我慢したのだった。

  • ■今度はリンゴとレーズンを入れて焼いてみた。パン。

    またしても、パンを焼いた。菓子を焼くと、食べねばならない。二人で食べると、デブが加速する。従っては、しばしば作るべきものではない。

    その点、パンは主食である。毎日食べてもいいものである。となると、焼いて問題ない。ということに、今更ながら、気がついた。

    発酵させる時間待ちが、若干不便だが、家にいる時間が長い日には、問題ない。粉を混ぜて捏ねるのに20分ほど。形を整えるのに10分ほど。実質かかる時間は短い。

    ただ、焼き加減、味わい、その他にこだわり始めれば、簡単とも言ってはいられないのだが、わたしたち二人が「おいしい!」と言って食べられている限りにおいて、満足である。

    03bread0103bread02

    今回は、リンゴのスライスを砂糖で軽く煮たものとレーズンを生地に巻き込んで、またしても型に入れて焼いた。

    もうちょっとふんわりさせたかったが、詰め込んだせいか、どっしりとした仕上がりとなった。型にいれず、シナモンロールのようにふわっと巻いて、ひとつひとつを離して焼いた方がよかったかもしれない。

    ともあれ、それなりに、おいしく焼けた。リンゴとレーズンのほんのりの甘み。これにプロシュートを挟んでサンドイッチにして食べてみた。甘みと塩味が調和して、おいしかった。

  • 01bread

    インド移住当初の2005年末あたりは、限られた店で、限られた数しか、オーガニックの食材を目にすることはなかった。

    『激変するインド』(西日本新聞)にも記したが、しかしここ数年のうちに、複数のオーガニック食品ブランドの食品を、さまざまなスーパーマーケットや小売店で目にするようになった。

    ムンバイ宅滞在時に利用しているのは、アパートメント向かい、ワールドトレードセンター内にあるGodrej(財閥)系の高級スーパーマーケット、NATURE’S BASKET

    インドにしては、「高級スーパーマーケット」的位置づけだが、先進国基準で見れば、輸入物も置いてある小規模商店、といった店である。

    日本のコンビニエンスストア程度の広さであるが、ともあれ、野菜や果物、肉類などの生鮮食料品、輸入加工品、酒類もあるなど、一通りの食材が揃う。

    国産の食材の品揃えが少ないのが玉に瑕だが、数回に一度、やはり近所にある、ごちゃごちゃとあらゆる商品が積み上げられている「インド的コンビニエンスストア」へ赴き、不足分を調達する。

    さて、NATURE’S BASKETのオーガニック食品のスペースは、ここ1年半のうちにも、徐々に拡大、充実の傾向を見せている。

    NATURE’S BASKETの店内でも、さまざまな種類の粉類(各種小麦粉、米粉、豆粉)、岩塩、砂糖、各種豆類、米類、油、ハチミツ、スパイスなどが並んでいる。値段は、先進諸国のそれに比べれば遥かに安い。特に穀物の安さと豊富さを目前にすると、看過することができない。

    「これらをなんとか有効利用したい!」と思わせるに十分な、魅力的な商品が揃っているのだ。

    先日は9種類の豆が混ざったものを一袋購入し、豆とキャベツのスープを作った。多種の豆を食べているというだけで、ずいぶん健康的になった気がする。

    01bread01先日は7種類の穀物入り小麦粉というのを見つけて買ってみた。

    右の写真がそれだ。

    無精製の全粒小麦粉 (ATTA)に、玄米、大豆、ヒエ、アワ、モロコシ、大麦の粉がブレンドされたものらしい。チャパティやパラタ、あるいはパンケーキなど、いろいろと活用法はあるのだろうが、今日はパンを焼いてみることにした。

    Whole Wheat, Bread, Recipeで検索したところ、ある米国人女性のブログにあるレシピが簡単そうなので、使わせてもらうことにした。

    ぬるま湯、牛乳、ハチミツ、植物油、イースト、塩を混ぜたものに、粉を加えて捏ねるだけ。油とハチミツが若干多いような気がしたが、これがしっとりの秘訣かもしれないと思い、レシピに従った。

    バンガロール宅にオーヴン専用の温度計を置いてきたため、適切な温度を測れない。ムンバイ宅のオーヴンがどれほど忠実かあやしいところだが、ともあれ、焼いてみることにした。

    型も適切なものがなかったので、ムンバイ宅に唯一用意していたケーキ型を使うことにした。生地をボールに入れて1時間、型に入れて1時間、計2時間発酵させたあと、オーヴンで30〜40分ほど、焼いた。

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    なかなかいい感じに焼き上がった。

    スライスして、さっそく味見をしてみたところ、しっとりとしておいしい! 油が入っているので、決して低カロリーとは言えないが、素朴で健康的な味がする。

    複数の粉による、懸念していた臭みもなく、ハチミツのほどよい甘さと相まっている。バターを付けるとカロリー過多になりそうだが、スリムな向きにはバターをつけて食べるのもよいだろう。

    インドの食材をフルに活用したパン作り、かなり楽しい。次回はハードブレッドに挑戦してみたいと思う。

  • 久しぶりにOWCのコーヒーモーニングに赴いたり、参加していた方々とランチを共にしたり、買い物に出かけたり、夫が仕立てたスーツをコマーシャル・ストリートに取りに行ったり(上出来だった!)、義姉スジャータとラグヴァンを招いて夕食を共にしたり、本を読んだり、パンを焼いたりしているうちに、数日が流れ去った。

    土曜日。オムレツとフルーツジュースとパンで、軽いランチをとろうと思っていたのだが、朝、冷凍庫を開けたら、パンを切らしていることに気がついた。

    急にパンを焼きたくなった。米国にいたころは、「ホームベーカリー」を使って、超お手軽にパンを焼いていたが、実は一から本気でパンを焼いたことはない。

    小麦粉もバターもイーストも卵もある。せっかくだから焼いてみることにした。本当は、バケット的ハードブレッドが食べたかったのだが、初心者らしく「テーブルロール」を焼いてみることにした。

    ベイキングの本を開けば、発酵の時間が長くて、ランチタイムはどう見積もっても2時になりそうだ。しかし今日は外出の予定もないし、少々遅めのランチでもいいだろうと、取り敢えず、焼くことにした。

    粉を捏ねている時、夫がやってきて、少々不愉快な話題について話し合わねばならなかった。

    苛立ちを言葉にするのではなく、「捏ねる力」に変換しながら、額に汗をにじませつつ、ときに生地を台に激しく打ち付けたりもして、これはなかなかに、いい運動&ストレス解消である。

    負の感情を込められたパン生地は迷惑かもしれないが、まあ、発酵している間にでも、忘れて欲しいものである。

    どの程度捏ねればいいのか、今ひとつよくわからないが、まあ、若干、硬めに焼き上がったとしてもそれはそれでよい。オーヴン内温度計をしっかりと設置して、焼く。

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    菓子を焼くときとはまた異なる、素朴でやさしい香りがキッチンを包み込む。同時にオムレツを焼く。夕べ多めに茹でていたジャガイモを潰して、オリーヴオイルでタマネギと共に炒めて、ざっと溶き卵であえただけのシンプルなもの。

    シンプルだけれど、こんがりと焼けたジャガイモがおいしくて、形は違えどトルティージャ(スペイン風オムレツ)のようである。

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    焼きたてのパンは、とてもシンプルで、おいしかった。ちなみにインドの小麦粉は、基本的に、チャパティなどに使われるATTA( 無精製の全粒小麦粉)と、MAIDA(精製小麦粉)の2種類である。

    今回はMAIDAを使用したが、次回はヘルシーにATTAで焼いてみようかとも思う。インドに豊富なレーズンや、さまざまな穀物などを入れても楽しそうだ。