ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

  • Inf5

    先週の火曜日。午前のミーティングを終えた後、午後の所用がカニンガム・ロードに近かったことから、久しぶりにInfiniteaでランチを取ることにした。ちょうど、オーナーのガウラヴも食事をしているところだった。彼に会うのもまた久しぶり。元気そうで何よりだ。

    2005年11月、米国からバンガロールに移住したわたしたち夫婦は、カニンガム・ロード沿いのアパートメントに居を定めた。引っ越してまもない、ある夜のこと。夫と二人で夕飯を取るべく、カニンガム・ロードを歩きながら店を探していた時に、このInfiniteaを見つけたのだった。

    当時、まだ20代半ばだったガウラヴ。そのころから、彼はとてもフレンドリーで、ゲストへの配慮も濃(こま)やかだった。初対面の際に交わした言葉がきっかけで、彼のバックグラウンドに興味を持ったわたしは、その後、一人で再訪した際、インタヴューをさせてもらった。

    以降、拙宅でチャリティ・ティーパーティーを開催した際には、ティー・テイスティングを実施してもらった。また、ミューズ・クリエイションを創設してからは、店舗でインドの紅茶講座とテイスティングをさせてもらったこともある。

    先週、撮影した写真は、彼とシェアしたあと、そのままフォルダの中に眠りかけていた。ところが今朝、Facebookの投稿で、Infiniteaが20周年を迎えたことを知った。

    わたしもまた、18年前の記録を遡り、懐かしい写真を発掘。インタヴューさせてもらった記事は、『深海ライブラリ』ブログに転載した。当時のバンガロールの息吹が、伝わってくる。あれから、変わったもの、変わらないもの、その目まぐるしさ……。

    「お茶に合う料理を」と、創業当初から料理も菓子作りも、自ら試行錯誤してきたガウラヴ。当初はチベット風の蒸し餃子「モモ」が看板メニューだったが、今はヴァラエティ豊かにヘルスコンシャスなメニューも多く、いずれも安心できるおいしさだ。

    わたしがランチをとっていたら、彼の妻のDeekshaも店に来た。彼女とはこれまで、軽く挨拶をする程度だったが、この日はわたしの午後の約束の時間まで、延々と語り合った。

    今、18年前の記録を読み返して、つくづく、プロセス(過程)と歴史を知ることの大切さを、実感する。一筋縄ではいかないインド市場。

    今だけを見ても、見えないことは多い。利便性の追求を優先せず、欧米先進諸国とは異なるルートで、独自の発展を遂げているこの国。インド独立以前、マハトマ・ガンディの理念あたりから遡って、この国の産業や市場を眺めることが、大切なのだ。わずか18年の市場の変遷を見続けているだけでも、そのことを痛感せずにはいられない。

    このごろは、過去の検証が生きる(生かさずにはいられない)出来事が続く。記録し続けてきたことが、単に感傷的な回想に止まらぬ、さまざまな場面で「データ」として活用できるようになってきた。蓄積のアウトプットに試行錯誤する日々。無駄にしたくないと改めて思う。

    Inf3

    Inf3

    Inf3

    Inf3

    Inf3

    ⬇︎当時、インドの人口は10億人余りだったことから、「十億分の一のインド」というタイトルにしていた。今や14億人。日本の3倍近い人口が増えている。遍く謙虚に学び知ることの重要性を、改めて思う。十把一絡げで、インドを語るなかれ。このインタヴュー記事はかなり興味深い内容。ぜひお読みいただければと思う。

    【十億分の一のインド】ガウラヴ・サリア (Infiniteaオーナー)/インド人インタヴュー(7/26/2006)
    https://museindia.typepad.jp/library/2006/07/gaurav.html

    ☕️第1回/紅茶講座&ティーテイスティング@Infinitea (12/11/2014)
    https://museindia.typepad.jp/mss/2014/12/tea.html

    ☕️第2回/紅茶講座&ティーテイスティング@Infinitea (01/11/2017)
    https://museindia.typepad.jp/mss/2017/01/tea.html

    ☕️Infiniteaで、お茶を飲み、食事をし、語り合う。月下美人は咲き、季節は巡る。(2020/06/14)
    https://museindia-fuoes.wordpress.com/2020/06/14/infinitea/

    Inf9

    Inf9

    Inf9

    Inf2

  • IMG_7150

    IMG_7150

    🌸Muse Creation celebrates its 11th anniversary. This is another milestone event.
    (日本語は下部に)

    This month marks the 11th anniversary of the founding of Muse Creation. Although the pandemic has forced me to change the activities from what we used to be, it has been an opportunity for Muse Creation to gain a new perspective. I am now starting to involve not only Japanese but also Indian people in our activities.

    On Sunday, I attended a social impact event organised by YPO.

    This involved inviting NGO representatives and philanthropists from Bangalore to speak with participants in a round-table discussion format.

    Of the six participating organisations, three are organisations I know well.

    Despite being a foreigner, my social contribution activities in India are quite rich. I have come to want to share my experiences not only with the Japanese but also with Indians.

    I share here the transcript I read when I was given the opportunity to address the audience at the beginning of the event.

    IMG_7112

    I met Arvind in New York in 1996 and moved to Bangalore in 2005. In the past, I was so preoccupied with building my career that I could not afford to look at social responsibility. However, my thinking changed soon after I moved to India. Poverty is unrelenting and eye-opening.
     
    I wanted to know social realities, even if only a little, so I started visiting charitable organisations in 2007. I then set up an NGO called Muse Creation in 2012 and I have visited about 20 charities in Bangalore and Mumbai more than 80 times with Japanese members and their families.
     
    Three of the six organisations represented today, Newark Mission, OBLF and Bangalore Hospice Trust, are organisations that I have visited many times over the past 10 years. The progress that each of these organisations has made over the past decade has amazed me with each visit.
     
    The founders and most of the staff of the operation are very aware of their mission. They continue their mission without giving up.
     
    At first I thought we are  “givers” by donating money and playing with children, singing and dancing with their people. However, It was a misconception. We have been given, what we cannot see. I have learnt so much from visiting charities and witnessing their efforts that it is hard to put into words.
     
    It is a life-enriching experience that money cannot buy. Muse Creation’s work has also helped me to develop an eye for Indian life and society. This is one of the reasons I have been able to continue this activity for so long.
     
    Seeing is believing.
     
    Normally, visiting the charities is a shortcut to a deeper understanding, but that is not easy. I think it is a very valuable opportunity to hear the voices of several contributors in one place.
     
    I believe that this event is very meaningful for all of us. 
     
    I would like to thank to everyone who has visited today, and to the organizers. I hope that today will be the start of one.

    Thank you. 
     
    ◉First photo. I was happy to be sandwiched between “Auto Raja” and “Eat Raja”. Auto Raja gave me the bouquet of roses. Thank you!

    ◉The six organisations that took part in this event are listed below. Also, Vendors, who provided the tasty food and yummy drinks, are cares about the environment and the society!
     
    ◉I have documented most of the activities I have been involved in since moving to India on my blog. The records of my visits to charitable organisations include the impressions of the members who accompanied me. All are precious memories.
     
    https://museindia.typepad.jp/mss/

    IMG_7131

    IMG_7104

    IMG_7103

    今月、ミューズ・クリエイションを創設して11周年を迎えた。パンデミックを挟んで、従来の活動内容とは変更を余儀なくされたが、それはミューズ・クリエイションにとって、新たな視座を得る契機になっている。日本人だけでなくインドの人たちも巻き込んでの活動も積極的に始めているところだ。

    一昨日の日曜日は、YPOが主催するソーシャル・インパクトのイヴェントに参加した。バンガロールのNGO代表やフィランソロピストを招き、参加者と座談会形式で話を聞くというもの。6つの参加団体のうち、3つは、わたしがよく知る団体だ。

    2007年から活動を続けて15年。異邦人とはいえ、わたしのインドでの経験は、かなり豊かになっていたことに気づく。日本人だけでなく、インドの人たちにも、それぞれの団体の実情を知ってもらえればと思う。

    イヴェントの冒頭で挨拶をさせてもらったときに読んだ原稿を、ここにシェアする。

    22

    わたしは1996年にアルヴィンドとニューヨークで出会い、2005年にバンガロールへ移住した。かつてのわたしは、自分のキャリアの構築に精一杯で、社会貢献に思いを馳せることはなかった。しかしながら、インドに移住してまもなく、その考えは変わった。貧困を目の当たりにして、看過できなかった。
     
    わたしは、社会問題の実態を少しでも知りたく、2007年に、地元との慈善団体訪問を開始した。2012年にはミューズ・クリエイション(NGO)を創設した。これまで、バンガロールとムンバイで、約20の慈善団体を、のべ80回以上、在留邦人およびその家族を伴い、訪れてきた。
     
    本日参加されている6団体のうちニューアーク・ミッション、OBLF、バンガロール・ホスピス・トラストの3団体には、過去十数年の間に、何度も足を運んできた。それぞれの団体の、この間の発展には、訪れるたびに感銘を受けてきた。
     
    創設者やスタッフ、運営に関わる人たちは、明確な使命を持っている。その使命を、間断なく遂行されている。
     
    当初わたしは寄付をしたり、子どもたちと遊んだり、歌ったり踊ったりする自分たちを「与える側」だと考えていた。しかし、それは大いなる「思い違い」だということを、最初の訪問時に学んだ。わたしたちは、目に見えないものを与えられてきた。慈善団体を訪問するたびに、わたしは一言では書き尽くせないさまざまを学び、享受している。
     
    これは、お金では決して買うことのできない、人生を豊かにする経験だ。ミューズ・クリエイションの活動を通して、わたしはまた、インドの暮らしや社会についても学ばされている。 これは、わたしがこの活動を長い間、続けられている理由のひとつだ。
     
    百聞は一見にしかず。
     
    本来であれば、慈善団体を訪問し、自ら経験することが肝要だと思う。しかし、それは簡単なことではない。今回、こうして異なる慈善団体の人たちと一度に言葉を交わす機会が得られたことは、意義深い。ここにいるすべての人にとって、示唆に富むイヴェントになることだろう。
     
    関わるみなさまに感謝をお伝えすると同時に、今日のこのイヴェントが、一つの契機になればと願う。

    IMG_7117

    IMG_7117

    ◉1枚目の写真。オート・ラジャとイート・ラジャに挟まれてご満悦な我。オート・ラジャから赤い薔薇の花をいただいた。

    ◉インド移住後に、わたしが関わってきた活動については、その大半をブログに記録している。慈善団体訪問の記録は、同行したメンバーの感想も掲載。いずれも貴重な思い出だ。

    ◉今回、参加した6団体は以下の通り。また、飲食物を提供してくれたヴェンダーも、人間の健康と地球環境に配慮した、すてきな店だ。

     
    💝Karunasharaya (Bangalore Hospice Trust)
    https://karunashraya.org
    https://museindia.typepad.jp/mss/the-bangalore-hospice-trust/
     
    💝OBLF (One Billion Literates Foundation)
    https://onebillionliterates.org
    https://museindia.typepad.jp/mss/one-billion-literates/
     
    💝New Ark Mission, Home of Hope
    https://newarkmission.org
    https://museindia.typepad.jp/mss/the-bangalore-hospice-trust/
     
    💝Dream a Dream
    https://dreamadream.org
     
    💝Swabhimaan
    https://www.swabhimaan.org
     
    💝Key Education Foundation
    https://www.keyeducationfoundation.org
     
    🍅Copper and Cloves
    https://www.copperandcloves.com
     
    🥭Eat Raja
    ‘India’s 1st Zero-Waste’ JuiceBar
    https://www.instagram.com/eat.raja/
     
    ☕️Araku Coffee
    https://www.arakucoffee.in/

    写真サイズ.002

    写真サイズ.002

    写真サイズ.002

    IMG_7155

  • 329547684_710672217203440_2314527215446751481_n

    329547684_710672217203440_2314527215446751481_n

    329547684_710672217203440_2314527215446751481_n

    インド移住当初は、パーティなどの席で比較的頻繁にサリーを着ていた。しかし、インド人の友人らが着ていないのに、日本人の自分がサリーを着ていることに居心地が悪くなり、10年以上、ほぼタンスの肥やしとなっていた。

    再び積極的にサリーを着るようになったのは、パンデミックの最中、2021年8月の誕生日あたりからだ。すると、インドの友人知人の間では「サリーをよく着ている日本人」との印象が強まった。ゆえに、洋装だと「今日はサリーじゃないの?」と尋ねられる。

    昨日のパーティでも、「今日はサリーじゃないのね」と何人もから、尋ねられた。こうなると、「サリー=ユニフォーム」のような感覚になってしまう。

    👗昨日は、10数年前にニューヨークで購入したドレスを引っ張り出して久々に着用。昨今「敗者復活ファッション」が、わたしの中でトレンドである。実は昨年の3月ごろ、史上最高体重を記録した。それだけでなく、夫がかなり絞ったことで、わたしとの体重差が近くなってしまった。

    世間からは、夫より、わたしの方が身長が高いと思われがちだが、実は彼の方が少し高い。にも関わらず、わたしの体重に迫られては困る。このままではまずい、と一念発起して、「1カ月1キロ」のペースで減量した。

    それまでは、「更年期だから仕方ない」と諦めていたのだが、この考えこそがいけないのだと改めた。少し食べる量を減らし、アルコールなども控えめにした。結果、少々リバウンドを繰り返したものの、現在、最デブ時から3〜4キロの減量状態を維持している。

    本当はあと3キロほど落としたいが、今のところは様子見だ。おいしいものをしっかり食べたいし、お酒だって飲みたい。油断するとすぐに増量するので、日々「ホメオスタシス」を尊重しつつ、無理のない範囲で、健康体重を維持する努力をしている。

    というわけで、10年以上前に買ったものの、着れなくなり、しかし捨てられなかった服が、今また、「敗者復活」しているという次第である。

    にも関わらず、昨日は、フォーシーズンズホテルで開かれたパーティの料理がおいしくて、食が進んだ。南北インドの料理にコンチネンタルと、ヴァラエティ豊かな料理が並ぶ。

    ケララ旅で散々、食べてきたばかりなのに、アッパム(米粉のパンケーキ)もおかわり。そして最後は、超絶高カロリーなインドで人気のお菓子「ジャレビ」で締めくくる。

    329251622_1126805755376383_1778805752076916159_n

    329251622_1126805755376383_1778805752076916159_n

    329246633_936408074200160_8033266184538067947_n

    329251622_1126805755376383_1778805752076916159_n

    インドのお菓子といえば、丸い揚げ団子のシロップ漬け「グラブジャムン」が有名どころだろう。超絶に甘いことで知られるが、わたしはジャレビの方が罪深いと思っている。

    小麦粉を多めの水で溶いたものをクルクルと回しながら油に流し入れて揚げ、それをどっぷりとシロップに浸す。油と砂糖で満たされたその上に、さらに甘いミルキーな液体をかける。もう、歯に染み入りそうな、鬼の甘さである。しかしながら、この揚げたては、おいしいのだ。

    そんな見るからに強烈なジャレビを、わたしはかつて、避けていた。

    しかし、15年ほどまえ、夫の家族とオールドデリーに行った時のこと。実は夫は行ったことがなく、行きたがらなかったことから、夫の両親が同行すると申し出てくれた。結局は夫も一緒に4人で出かけた。

    ローカルで人気の店でランチを食べ、その後、ロメイシュ・パパが露店でジャレビを買い、わけてくれた。それが、本当においしかった。

    最後の写真は、そのときのもの。パパの手にジャレビ。それを取る夫の手。

    あれほどのおいしいジャレビには、あれ以来、まだ出合っていない。

    🌀

    そんな次第で、今年もキーワードはホメオスタシス。適度におやつも食しつつ、無理なく、しっかり、健康体重を維持するよう心がけたい。

    329547684_710672217203440_2314527215446751481_n

    329395852_903402304447038_8792912561670630080_n

  • IMG_5934

    IMG_5951

    IMG_5926

    IMG_5926

    IMG_5930

    IMG_5930

    1920年から1933年にかけての、米国の禁酒法時代。パブやバーが閉鎖された一方、密造酒や密輸入した酒を出す違法の酒場「スピーク・イージー (Speak Easy)」が広まった。

    もちろん、「スピーク・イージー」は表立って看板を出せないから、知る人ぞ知る、隠れ家のような構造になる。

    昨夜、Leela PalaceのLe Cirque Signaturで食事を終えたあと、同ホテル内に最近オープンしたZLB 23へ。ここはまさにスピーク・イージーを再現した、隠れ家的なバー。夫から話は聞いていたが、わたしは昨夜、初めて訪れた。

    え? こんなところから? ここを通過するの……?! というようなところを通り抜けて、たどり着くその店。まだ、訪れたことのない人が、今後行くときの楽しみを損わないために、経路を記すのは、控えておく。

    ドアを開けば、そこは妖しきジャパネスクの空間。京都をテーマにしているというこの店は、内装もメニューも独特のオリエンタリズム世界だ。

    なんともはや、おもしろい!

    インドにおける高級日本料理店の先駆けは、ムンバイのタージ・マハル・パレスホテルに2004年8月31日にオープンしたWASABI by Morimoto。米国で人気を博した料理の鉄人森本氏の名を冠している。なぜ日付まで覚えているかといえば、わたしの誕生日と同じだからだ。

    実は翌年の2005年8月下旬、わたしと夫はインド移住を前にしてムンバイ出張に来ており、同ホテルに滞在して、WASABI by Morimotoで我が誕生日を祝ったのだ。2008年の誕生日もまたここで過ごしたが、森本氏が米国から出張に来ており、お祝いにと何品かの料理をサーヴィスしてくれた。

    [MUMBAI] WASABIで過ごす誕生日の夜。鉄人森本氏にも再会。2008/08/31
    https://museindia.typepad.jp/2008/2008/08/mumbai-wasabi-5.html

    食材の大半を日本から輸入しているとのことで、当時のインドにしては、驚くほどのお値段ではあったが、先進諸国に比すれば、納得できるものであった。

    しかし、この20年のうちにも、インドの物価は理解&納得が追いつかない次元で高騰し、一方で「昔ながら」の価格も残っており、「物価感」の気持ちの置き所もまた、困難だ。

    ……ということを、SAKEのメニューを見ながら、改めて思う。2008年ごろから、急激に増え始めたオリエンタルレストラン。日本料理を含むアジア各地の料理を出す店で、時折、日本酒のメニューを目にしてきたが、値段が異次元。

    それでも飲む人がいる、のだ。過去20年間、わたしの知る限りにおいても。

    こういう、日常のごく断片、氷山の「一滴」にさえも、インドの底知れぬ潜在力が滲んでいる。外に出るたび、新しい発見の連続。そらもう、日々、タフなことは山ほどあり、それを綴れば尽きないから綴らぬ。不都合な日々に辟易しつつも、やっぱりこの国は、おもしろい。

    IMG_5933

    IMG_5933

    IMG_5941

    IMG_5941

  • IMG_5916

    IMG_5848

    IMG_5906

    IMG_5891

    インドで結婚式を挙げて22年。

    インドに暮らし始めて18年。

    わたしが経験した限りにおいても、この国の多様性の度合いは、歳月の流れとともに増すばかり。

    ライフスタイルの「振れ幅」も、大きくなるばかり。

    しっかりと、自分の軸を持っていたい。自分の芯を定めていたい。

    意識的に心がけてはいるけれど。

    このごろは、史上最強の遠心力を伴って振り回されており、振り落とされそうになる。

    心の平穏のためには、アンテナを畳んで、耳を閉ざす時間も大切だと感じる。

    さて昨日は、久しぶりにディナー・パーティへ。

    Leela Palaceの上階にあるLe Cirque Signature。

    旧知の友らと語り合い、新しい人々と出会う。

    この国を、この国たらしめている要素の中でも、非常にたいせつな「社交」。

    多様性を構成するひとつひとつが、出会い、関わり、言葉を交わし、理解し合わねば、共在できない。

    その事実だけは、普遍。

    遊びながら、知る。

    飲みながら、学ぶ。

    退屈できない歳月につき。ライフスタイルの「振れ幅」も、大きくなるばかり。

    IMG_5875

    IMG_5852

    IMG_5852

    IMG_5878

    IMG_5878

    IMG_5878

  • K10

    K9

    K7

    K7

    熊本1年。

    福岡17年。

    下関4年。

    東京8年。

    ニューヨーク5年。

    ワシントンD.C4年。

    カリフォルニア数カ月。

    バンガロール18年目。
    (ムンバイと二都市生活2年)

    ついには、バンガロールが、我が人生最長居住地となった今年。

    2003年。米国在住時に、初めて旅行で訪れたときから20年。そりゃ、目に映る光景が変化して、当たり前なのだ。しかし、脳裏に浮かぶ20年前の情景は、色褪せず、今なお鮮明。久しぶりにブリゲイド・ロードを訪れれば、新しい店が次々とオープンしており。ここにあったスーパーマーケット、Nilgirisはどこへ行った? ミルククーポンが懐かしいよ。
    https://museindia.typepad.jp/blog/2005/12/post_26fb.html

    友人とのランチで訪れたFoo Asian Tapas。店の雰囲気もすてきだし、料理も非常に美味。ここはまた、訪れたい。
    https://fooasiantapas.com/

    この街の変化には、いや、この国の変化には、圧倒されるばかり。その一方で旧態依然。「振れ幅」は益々大きくなって、くらくらする。

    自分の立ち位置。自分の軸。しっかり据えることが益々、たいせつ。

    K6

    K6

    K3

    K4

    K4

    K1

  • 346274853_168720796146867_1153940492937787477_n

    346274853_168720796146867_1153940492937787477_n

    わたしは、コーヒーが大好きだ。南インドはおいしいコーヒーが手軽に入手できるから、幸せ。南インドはコーヒーの産地で、バンガロールには「コーヒー省」もある。チャイよりもむしろ、ミルクや砂糖たっぷりのサウスインディアン・コーヒーがよく飲まれるのだ。

    従来はブラックコーヒーを出す店は極めて少なかった。しかし過去10年の間にも、良質なコーヒー豆を提供するアルチザン・コーヒーのブランドが次々に誕生している。南インドのコーヒー事情については、毎度おなじみ、ブログや動画で山ほどの情報をまとめているので、関心のある方は、『深海ライブラリ』ブログの記事をどうぞ。動画作り初心者だったころ、編集の仕方を勉強する前にYoutubeにアップロードしたコーヒー動画も、だいぶ面白い。

    346280603_1350614542166482_1351660361820151113_n

    346280603_1350614542166482_1351660361820151113_n

    346272424_219502364116709_9033049892356585421_n

    346272424_219502364116709_9033049892356585421_n

    346097834_191751947088238_302282135576858953_n

    346064161_1266732100902614_7245861033780086665_n

    346271054_1293278988068353_8620770367900120894_n

    346062069_1451144309049138_6920469500948845818_n

    ☕️紅茶よりも長い歴史。南インドのコーヒーを巡る物語と最新情報
    https://museindia.typepad.jp/library/2021/05/coffee.html

    ☕️さて、本題。朝食のあとの1杯のコーヒーは、本当にたいせつ。チョコレートやビスケットなど、おやつを食べながら飲むコーヒーは最高だ。

    さて、今朝のこと。コーヒーを淹れようと豆を探すが見つからない。……しまった! 切れている! 新居と旧居を往復する暮らしは、記憶が混乱する。洋服も食べ物も、どちらもダブルで最低限を用意しているが、コーヒー豆のストックは新居にしかなかった。
    が、大丈夫!

    昨今のインドはね〜。本当に便利になってしまったものよ。Swiggy.comというフード・デリヴァリーにアクセスし、お気に入りのコーヒー豆を注文。ちょうど朝食を食べ終えるころに到着……。こんなに利便性が高くなっていいものだろうか、と思うくらいに。

    ちなみにホカホカのクロワッサンやら、美味ケーキなども、食べたくなればすぐ注文……できるところが危険。ところで、わたしが好きな豆は、ARAKU COFFEE のMicro Climate。BLUE TOKAI や THIRD WAVE COFFEEのMonsoon Malabar。他にもおいしいのはあるけれど、これらが定番だ。

    📷1枚目以外は、過去の写真。コーヒーのある情景。ミューズ・クリエイションの活動、STUDIO MUSEを毎週開催し、オープンハウスにしていたころは、本当によくお菓子を焼いていた。その残りなどがあるときは、翌朝、コーヒーと共に楽しんだものだ。懐かしい。

    https://www.arakucoffee.in/
    https://bluetokaicoffee.com/
    https://www.thirdwavecoffeeroasters.com/

  • NAM2

    I bought some soaps, coconut oil and CBD oil, which I already love, and found some new brands.

    At this market, you can pick up a wide range of products that have been nurtured in the Indian soil and enjoy the ‘bounty of nature’. It is always fresh and new, especially as new ideas from creative young people are taking shape.

    Today, my friend Shruthi was also opening a stall, so my friends and I were all there. For lunch, I had a vegetarian hamburger. It was quite tasty.

    My husband also bought two nice organic cotton shirts. Both look great on him.

    As always, I admire the efforts of the organiser, Namu! Thank you very much! The market is still open tomorrow. If you live in Bangalore, please visit!

    NAM3

    NAM4

    NAM5

    NAM7

    🌱今日、NAMU RECOMMENDS VEGAN MARKETへ行った。すでに愛用している石鹸やココナツオイル、CBDオイルなどを買ったり、新しいブランドを見つけたり。

    このマーケットでは、インドの大地に育まれた、「自然のめぐみ」を享受した商品の数々を手にすることができる。クリエイティヴな若者たちの新しいアイデアが形になっていて、いつも新鮮だ。

    今日は友人のShruthiが出店することもあり、友人らも一堂に会した。ランチは、ヴェジタリアンのハンバーガーを食べた。なかなかに美味だった。夫もすてきなオーガニックコットンのシャツを2枚購入。どちらも、とても似合っている。

    主催者であるナムの尽力に、いつもながら、敬服。どうもありがとう! マーケットは明日も開催。バンガロール在住の方は、ぜひ足を運んでください。

    NAM8

    NAM10

    NAM11

    NAM1

  • 344756822_248240174405537_4816942851449435925_n

    344756822_248240174405537_4816942851449435925_n

    昨年からメンバーになったバンガロールの女史勉強会 (Women’s study group)。ソーシャル・メディアなどにおいて、名称を公表することは禁止されているため、漠然と記す。

    週に一度、午前中、メンバーの自宅に集う。去年は拙宅(新居)で、わたしがスピーカーとなり、日本とインドの関係史にについて語った。

    さて今期(4月)より、わたしは役員の一人になったことから、ゲストスピーカーの選出などに携わっている。学びの多い日々はありがたく、しかし話を忘れてしまわぬよう、あるいは消化不良にならぬよう、毎回ノートに書き留める。

    どんなに日々、英語を話していても、わたしの中では圧倒的に日本語が強い。英語で聞いた話は、一度、書き留めないと、まさに「腑に落ちない」。すぐに忘れる。

    ところで今日の会場は、バンガロール市街東部のホワイトフィールド。上階のお宅からの眺めが爽快だった。

    帰路、買い物をすませたあと、近くのブリュワリーでランチ。昼間からビールを飲むつもりはなかったのだが、最寄りによさげな店がなかったのだ。

    食事だけにするつもりが、50mlのテイスティングというのがあったので、つい、2種類注文してしまう。あいにく、お味はいまひとつ。

    それでもね。この心地よい高原の風と、目に麗しき情景よ!

    調子に乗ってサーロイン・ステーキを注文し、がっつり完食してしまう。マッシュドポテトが濃厚すぎたが、おいしくて、残すつもりが食べ尽くし。夕飯が入らない今。

    バンガロールでは牛肉も豚肉も、普通に食べられる。バンガロール・ビーフはインドにおいて、ブランド牛でもあるのだ。
    インドは、広い。

    344743697_197661773127129_1925787543007081204_n

    344743697_197661773127129_1925787543007081204_n

    344743697_197661773127129_1925787543007081204_n

  • Sa2

    Sa8

    🌏「思いを残さない年にしよう」と決めた2017年の新年。以来、その気持ちを大切にしている。

    「今度、機会があれば」

    「ぜひ近々お会いしましょう」

    「今後とも、よろしくお願いします」

    インターネットが誕生し、オンラインでの出会いが増え始めて20年余り。さらにはソーシャルメディア(日本で言うところのSNS)の台頭で、ヴァーチャルな「知人/友人」は、たやすく増える。そこからリアルに発展し、有難い出会いに結びつくことも多く。とはいえ、実際に会い、言葉を交わせる人の数は限られている。

    意識的に行動せねば「機会」は来ない。

    関わる人間の数が増えるからか、対人関係が「雑」な人も増えている気がする。「礼儀を期待するのは無粋」、「反面教師にせよ」と、自らを戒める機会も増えた。長所短所は表裏一体。この世界でいかに理想を見失わず生きていくかが肝要か。

    人間関係の形成の変容は、わたしたちの精神にどのような変化を及ぼしているだろう。この先、世界はどうなるのだろう。

    Sa4

    Sa3

    🌏個人差はあれど、生涯で、実際に出会い語り合える人の数は限られている。そのことを、年齢を重ねるにつれて痛感する。「一期一会」を大切にしたいとの思いが強くなる。たとえば、わたしが「ミューズ・クリエイションのメンバーは過去228名だった」と正確に記すのは、関わってくれたひとりひとり、丁寧に記憶しておきたいとの思いがあるからだ。

    Sa9

    Sa9

    Sa9

    🌏一月往ぬる。二月逃げる。三月去る。毎年のように、同じことを記している。年の始まりは、いつも瞬く間。1年ぶりの一時帰国を来月早々に控え、しかし、急遽「SOCIAL MUSE」の開催を決めた。5月中旬に、3年ぶりにリアルで開催されるジャパン・ハッバ(日本祭り)のことを、少しでも多くの人に詳しく知ってもらいたかったというのもある。
    縁あって、土曜の午後を共に過ごした人々。

    ミューズ・クリエイションの古株メンバーであるShinoさん。「228人分の1人」の彼女。ミューズ・クリエイションの足跡を知る彼女が参加してくれるとき、自分がやってきたことの「確かさ」を認識できるような気がして、ありがたい。

    日本語が流暢なジャパン・ハッバの実行委員のインド人女性。

    インド人と結婚してカンナダ語が流暢な日本人アーティスト女性。

    福岡県久留米市に暮らしていたインド人男性とネパール人女性の夫婦とそのご子息。

    日本の伝統建築をインドで具現化すべく訪れている数寄屋大工の男性。

    チェンナイ→バンガロールと、インドでキャリアを開拓する女性。

    ライヴに行くため、たまたまバンガロールに来訪していたチェンナイで働く女性。

    インドに希望と可能性を見出し、家族そろってバンガロールに住まうご夫婦。

    音楽制作やDJが趣味だというバンガロールで働く女性。

    ニューヨークで出会った日本人女性と結婚した猫煩悩なインド人男性……。

    ポジティヴで楽しい気(Vibe)を創造するMUSEにて。それぞれに、交流を楽しむひととき。今回の目的だったジャパン・ハッバについての簡単なプレゼンや質疑応答の場も提供できて、実り豊かな午後だった。ジャパン・ハッバについては、また別途、記したい。

    337880943_1272845580278337_2292024111763283854_n

    Sa5

    Sa5

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ