夏休みということもあり、日本へ一時帰国、あるいは旅行に出ているメンバーも多く、ここ数週間のサロン・ド・ミューズは参加者が20数名と少なめ。というわけで、1回に焼くのに24個がぴったりのショートブレッドを久しぶりに焼く。
小さめに切ればいいのでは、と思われそうだが、小さくなりすぎると食べ応え浅く、満足感を得られないので、ある程度の大きさを保ちたいのだ。
砂糖、小麦粉、バター、その3つを混ぜ合わせるだけの、シンプルなお菓子。だからこそ、素材はなるだけ良質のものを。
おいしく焼き上がりました!
食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。
夫の誕生日を祝うために、夫の姉夫婦&甥の5人で、シャングリ・ラのイタリアン&地中海レストラン、カプレーゼ (CAPRESE) へ。初めて訪れるこの店。日本料理店のヤタイ (Yataii) と同じフロアにつき、同じように天井が高く、窓から見下ろす市街の眺望もすばらしい。
マハラシュトラ州ナシック産のスパークリングワインCHANDONで乾杯。ほどよく冷えていてうれしい。
最初に出されるアミューズ、そしてパン。すでに序章からおいしい。
Mezze(アペタイザー)もヴォリュームたっぷり、豆やナスの味わいが新鮮。インドではイタリアンでもチリが入っていて辛いことがあるのだが、それが一切ない。
わたしと夫は、シーバスとサーロインをシェアしたが、どちらのソースも風味豊かながら強すぎず、素材の旨味が生かされている。義姉夫妻の注文したラムシャンクとリゾットも味見をさせてもらったが、どちらもおいしい。
バンガロールのイタリアン&地中海レストランの中では、今のところダイニングルームの雰囲気といい、料理の味わいといい、トップクラスだと思う。
このクオリティが続いてくれることを願いつつ……また近々、訪れたい。
ミューズ・クリエイション。旧働き組&旧男組が合体してのミューズ・エキスパッツ。昼間働いているメンバー故、つどいは夜。夜と言えば、お腹が空いているので、もはや打ち合わせはディナー付きという贅沢さが定番になってしまった。一応、帰りしなにミューズ・クリエイションへの「募金」を募ってはいる。
毎回8〜10名ほど。手早くおいしく大人数の料理を作るべく、しかし今回は、作ったことのないラフテーに挑戦。というのも、頂き物の泡盛2本を収納棚で目にした時に、いつだったか沖縄のラフテーは泡盛で煮込むという記事を読んだことを思い出したからだ。
前日、近所にある、薄ら汚れた外観と、携帯電話をかける豚の絵が印象的なポークショップへ。外観とは裏腹に、店内はそれなりに清潔だ。
コリアンスライス(豚バラ薄切り肉)やスペアリブのほか、よく調達するのが豚肩ブロック肉。その時々、同じ肩肉でも、部位や個体によって脂の厚みが違う。先日のパーティ前に購入したものは脂肪が厚すぎたが、今回は比較的薄め。
多いかとは思ったが、余れば翌日のおかずにすればいいからと、2キロを購入。圧力鍋にショウガとネギと肉を入れ、水をひたひたになるまで入れて、加熱する。
インドには潤沢にある黒砂糖や天然の糖。オーガニックの黒糖や茅乃舎の野菜だしなどを混ぜて煮汁を作る。参考にしたレシピは、クックパッドに掲載されているものを比較して選んだのだが……。泡盛を入れる段になって、驚く。泡盛の料が、多い!
レシピは1キロ分を想定して作られていたので、単純に2倍で計算したのだが、どう考えても液体が多い気がする。が、ここにきて、作ったことも食べたこともない料理を独創で作るのはやめておこう、一度くらいは評判のレシピに従おうと決める。が、泡盛800mlはいかにも多い。
すでに開封されていた大きいボトルに残っていた700ml程度でよしとする。
茹で上がった豚を、適当なサイズに切り分ける。
豚肉を投入するも、やはり煮汁の多さが目立つ。ゆで卵を加えるだけでは、持たない気がする。冷蔵庫に残りの大根があったので、それを入れることにする。
が、この典型的なインドの大根は、あまりにも小ぶりすぎてインパクトが弱かった。日本の大根のように大振りでないと、この料理には向かないと後に判明。
先日、オンラインで購入したゆで卵作り器が超便利。普段、なぜかゆで卵を茹でるのが好きではないわたしは、滅多に作らないのだが、これならば、しばしば作る気になる。25mlの水をマシン中央に注ぎ、卵を並べて電源を入れるだけ。
10〜12分で出来上がる。柔らかめは10分。
その他、毎度おなじみの蒸しトウモロコシを準備。
ケミカルフリーかつ新鮮なチキンのレヴァーはFreshtohome.comで500グラム購入しておいた。これは軽くおつまみ程度ということで。
血抜きをしたあと、インドのラム酒 “OLD MONK” に浸して臭みを消す。そもそもこのレヴァーは臭みがほとんどないので、さほど気にすることもないのだが、ラム酒に浸すと、ほんのり甘い香りもつくので、気に入っている。
それに、醤油、バルサミコ酢で味付けをして煮込むだけ。
大量ポテトサラダ。なにしろラフテーの味が濃いので、味付けは最低限に。これに、蒸したインゲンも大量に準備した。こちらも、味付けはない。ただ、素材の味で勝負である。
調理中は、家中に泡盛の匂いが立ちこめ、ほのかに酩酊状態に陥るほどであった。
主食はホームベーカリーで作った食パン。及び炊きたての日本米(←贅沢!)。
ゲストはみな、喜んで食べてくれた。豚肉がもっと柔らかく煮込まれてもよかった気がするが、これはこれで十分だ。特に皮のあたりのコラーゲンたっぷりな部位がおいしい。ゆで卵との相性もよい。
煮汁は案の定、余った。小分けして冷凍し、後日リゾット風にしたり、麺つゆなどにして活用することにする。
泡盛の代わりに焼酎で作ってはどうだろう。家には頂き物のウォッカが余っているので、それを使うのもいいかもしれない。
デザートは毎度おなじみカスタードプリン。滑らか仕上げ。生クリームとバナナは自分でトッピング。
さて9月17日のバザールに向けて、チーム・エキスパッツのメンバーにもがんばっていただきたい!
ヒンディー語で、ヨーグルトのことをダヒ (Dahi) と呼ぶ。それを英訳するとカード (Curd) となる。ん? なぜヨーグルト、ではないのか。
ヨーグルト、とは少々異なる乳製品であるらしい。が、まあ似たようなものだ。参考までにこちらをお読みいただければと思う。
ところでこちら。最近発売されたグリーク(ギリシャ)スタイルのダヒ。米国ではもう何年も前からグリークスタイルのヨーグルトが流行っているが、その流れがほのかに、インドに流入したようである。
水切りヨーグルトのように、かなりクリーミー。水分が少ないので、このままハチミツやドライフルーツと混ぜて、クラッカーなどにつけて食べられる。これでなんちゃってチーズケーキを作れないものだろうか。今度試してみよう。
ところでこちらは、先日のサロン・ド・ミューズで出したミシュティ・ドイ。焼きヨーグルトだ。ベンガル語では、ダヒをドイと呼ぶ。
ベンガル地方のミシュティ(スイーツ)を代表する一つだ。バンガロールではKC DASが有名。甘くてクリーミーでおいしい。
■KC DAS (←Click!)
Freshtohome.comがわたしの前に現れてからというもの、我々「ノンヴェジ」食材の8割が、ここから調達されるようになった。シーフードだけでなく、鶏肉、マトン、ラム……。
さて、季節もののマッドクラブ。中ぐらいのは食べにくくて今ひとつだが、大振りはかなりおいしい。以前は活きたカニが配達されてきたが、このごろはすでにカットされているものしか売られていない。
鮮度が気になったが、取り敢えず、注文してみた。
すると、かなり新鮮なものが届いた。これならば、活きているカニを冷凍で仮眠させ、恐る恐る調理する必要はない。
たっぷりのガーリックをバターで炒め、カニを投入。塩胡椒、白ワインを加えて、蓋をして蒸し焼く。
シンプルながら、美味! こんなにも大量のカニを、黙々、黙々と、結局二人で平らげてしまった!
このルクルーゼの鍋、日本では販売されていない、巨大なもの。この鍋いっぱいのカニを食べ尽すとは……食欲旺盛な我々である。
これは、ごはんではないだろう。
と、自分に突っ込みを入れつつのおつまみ写真。エアフライヤーは実にいい。オーガニックのジャガイモを適当に切り、水にさらしたあとザルに上げ、完全に水気を拭き取ったあとに軽くオリーヴオイルをまぶしてマシンに投入。15分程度で、ほくほくとしたフライドポテトができあがる。
よく冷えたビールと合う。幸せ。
これもごはんじゃないだろう。これは朝食だ。ホームベーカリーで作ったパン。それにオーガニックの風味マイルドなバターを塗り、オーガニックのバナナのスライスを載せ、オーガニックのハチミツをかける。しつこいほどに、オーガニック。シンプルながら、これまた幸せな朝の一皿。
なぜか調理中の一枚しかないが、オーガニックのピーマン。細く切って、マニプールの石鍋で炒める。この石鍋は、野菜を本当に色鮮やかにおいしく仕上げてくれる。軽く醤油を垂らして、鰹節をまぶしたりすれば、それだけで炊きたてご飯がおいしく食べられる。このとき、ほかにあったはずのおかずは、思い出せない。
一人で、意味もなく祝杯をあげたりもした。シャンドンのスパークリングワイン。本当は普通に白がよかったのだが、たまたま立ち寄ったバンガロールクラブの酒店が、他の在庫がないとのことで、ロゼのみ。毎週水曜日に入荷らしい。このときは月曜だったが、ほとんどガラガラだった。
ちなみにこのスパークリングワイン。見た目はかわいいが、味は白の方が好みだ。
こちらはアボカド。いい具合に熟していたアボカドをスライスし、鰹節やゴマなどをまぶし、醤油をかけてできあがり。石鍋で炊いたホカホカごはん(卵のせ)、海苔とともに。手抜きながらも満足度高い夕餉。
オーガニックの大根を買った時には、葉っぱも大切に。和風で味付け、豚バラと炒める。炊きたてご飯にかけて、どんぶりにして、日本酒とともにいただきます。
ピーマンとベビーコーンと鶏肉をまとめて炒める。一人の一食には見るからに多過ぎ。残りは翌朝のランチに。
チキンのレヴァー。まとめて調理して、何度かにわけて食べる。
というわけで、2週間の間、自宅では実に、適当な食事ですませていた気がする。適当とはいえ、栄養のバランスは、それなりに考えていたが、雑であった。
まあ、そんなこともあるだろう。
オーガニック食品ブランドのPure & Sure。ここのオーガニック・オリーヴオイルや一般のスパイスは愛用していたが、このガラム・マサラは数カ月前に初めて購入した。以来、味わいがよくて、あれこれと使用している。
身体を温める(ガラム)効果のあるスパイスをブレンドしたものが、ガラムマサラ。Gramとは、暑い/熱いの意味があるが、英語のHotとは異なり、辛いの意味はない。
シナモンやクローヴ、ナツメグなど身体を温める香り豊かなスパイスが配合されている。ちなみにこのミックスにはチリも少し含まれている。我が家では、夫が辛いものが苦手なので、キッチンにチリはないのだが、これを入れる程度であれば大丈夫。
北インド風のカレーを作ったときの最後の味の調整に加えていたが、このごろは、いろいろな料理に応用。たとえば、カリフラワーやポテトなどのスープに入れても風味がいい。フライドライスに入れてもいい。野菜炒めをカレー風味にもできる。
手軽に風味豊かな料理にしてくれる便利なスパイスだ。
■PURE AND SURE (←Click!)
近所にこんな店があったら、週に一度は通うのに……という店、バンガロールで2軒目。
1軒目は超ヘルシーなサトヴィック料理を出すコラマンガラのサンジーヴァナン。ここに数日通うだけでも、身体が浄化されそうだ。
そして2軒目がオーガニック専門店THE GREEN PATHにあるダイニングFORGOTTON FOOD。朝、昼、夜とオープンしており、昼と夜はヘルシーなヴェジタリアンのブッフェが用意されている。
9月のミューズ・チャリティバザール&コンサートにヴェンダーとして出店してもらうことになったことから、打ち合わせに赴いたところ、ランチをごちそうしていただいた次第。
ブッフェは、昔ながらの穀物や豆、野菜がふんだんに用いられたインド料理が中心。スパイスは強すぎず、どの料理も素材の味が生かされている。
この店、マントリ・スクエアモールの斜向いにある。日本人駐在員やその家族が多く暮らすブリゲード・ゲートウェイにもほど近い。
偏りがちな食生活をしている単身赴任の人たちには、ぜひお勧めしたいお店だ。
■THE GREEN PATH ~FORGOTTON FOOD (←Click!)
夫が米国2週間旅の最中、結婚15周年@インドを迎えるため、出発前に外で食事をして祝おうということにしていたのだが、金曜夜。前夜のNORAハンティング騒動で睡眠不足&サロン・ド・ミューズのあとで、疲労困憊。
外に出るより家で料理を作る方が楽だ、と思ったが、普段、買い置きが極めて少ない我が家、冷凍庫には豚バラ肉が眠るのみ。これを解凍して、トンカツを作ってみることにした。
胡椒、茅乃舎の野菜だしでマリネした豚バラ肉を、適当に固める。適当に、しかししっかりと、固める。
あとは普通にトンカツを作る要領で衣をつけ、エアフライヤーで加熱。
豚バラ肉の立田揚げ(人気メニュー)同様、豚が自らの脂でこんがりとあがってくれるところが、非常によい。
夫も大喜び。一人1塊、のつもりが、結局は1.8塊ずつくらいを食べ、残ったほんの少しが、我が翌日のランチとなった。
ホウレンソウは夕べ茹でていたものをマッシュルームとともに炒めたものだし、ジャガイモ&ニンジンのサラダは普通なのだが、全体に調和がとれていて、おいしい。
エアフライヤー、本当に便利だ。