ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    ケミカルフリーの鶏肉が入手できるようになってから、週に一度は作っているチキンスープ。スロークッカーにかけておくだけなので簡単。しかも人間と猫がシェアできるので便利なメニューでもある。

    猫分を取り分けたあと、いつものように、塩、しょうゆ、バルサミコ酢で味を整える。残っていたピーマンを軽く炒めてトッピング。麺は、昨年秋、夫が渡米した際に頼んでいた乾麺を使用。オーストラリア産オーガニックラーメン麺。フードマイレージが高すぎる気がするが、まあ、それはそれ。

    暑い最中、汗を流しながら、ラーメン。ほんと、暑い。

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    久しぶりに、Sulaの赤ワイン、rasaを開けた。このワインを初めて口にしたのは、何年前だっただろう。インドの赤ワインが、こんなにおいしくなったとは……と、感嘆したものである。

    初めてインドの地を踏んだ2001年を思うと、インド国産ワインの成長ぶりたるや、めざましい。今では、他のお気に入りワインも登場し、輸入物を敢えて買うこともなくなった。

    ところでこのワインオープナー。我が家にある「古いもの」の一つになってしまった。今から20数年前。恵比寿ガーデンプレイスがオープンした直後、ワインショップで購入したものだ。

    思えば20代半ばまで、あまりお酒は飲めなかった。27歳でフリーランスになり、そのころから徐々にワインをたしなむようになった。せっかくならば長く使えるものを、と、当時のわたしにしては少々奮発して、確かイタリア製だったこのオープナーを買ったのだった。

    まさか、ニューヨークや、DCやカリフォルニアや、さらにはインドにて、こんなにもたくさんの、さまざまなワインのコルクを、開け続けることになろうとは、オープナーも思ってはいなかっただろう。

    ごくろうさま。これからも、よろしく。

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    数日前のこと。「Yataiiで母の日の特別弁当ミールが用意されているみたいだよ」と夫。母ではないので母の日を祝われる理由はないのだが、久しぶりに日本食を食べに行きたかったので、予約を入れてもらっていた。

    ちなみに「BENTO BOX」とは久しく、海外の外食産業にて認知されている言葉である。日本食に限らず、各種料理を松花堂風の弁当箱に入れて供する店もある。

    日本人シェフから、弁当の内容について希望を尋ねられる。「天ぷらは、エビとかシーフード」「鉄板焼きは、ビーフかな」「刺身はサーモンとか、ハマチ。赤みのマグロは好きじゃないです」「寿司は、ウナギ、イクラ、トロ……」と、ストレートに希望を口にする夫。おいおいおい。いくらなんでも、リーズナブルな特別メニューにそれは贅沢すぎるというか、無理なお願いだろうと苦笑する妻。だが、わたしとて、好みは夫と全く同じ。

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    もちろん、すべてのリクエストが反映されるとは思っていなかったのだが、トロ以外はすべて網羅されていて、感嘆! チリ産の白ワイン(シャルドネ)も程よく冷えて美味で、今回もまた、満足のランチであった。

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    デザートには、シェフの故郷、沖縄のお菓子「サーターアンダギー」が抹茶アイスに添えられていた。これもまた、我が好みのお菓子で美味! 昔はホットケーキミックスで「なんちゃって」を作っていたものだ。これはインド人の口にも合うスイーツだと思う。インドは黒糖など天然の糖が豊富だから、材料も手軽に揃いそう。いつか作ってみよう。

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    店内の一隅では豪快鉄板焼き。今度はカウンター席に座るのもいいかもしれない。

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    でも、テーブル席からの眺めのよさも捨て難い。ともあれ、夫婦揃って満足のサンデーランチ、であった。

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    金曜の夜は、手早く料理できるものを。というわけで、ピーマンと牛肉(甘味噌マリネ)のソテー。牛肉を食べるのは久しぶり。まとめて購入し、冷凍しておいたのを解凍して使用。

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    こちらは、サロン・ド・ミューズのあと、食器の片付けに来てくれるメイドに頼んで、ジャガイモとメティ(フェヌグリークの葉)を切ってもらっていたものを、蒸し焼く。メティは非常にヘルシーな葉っぱ。これを食べるとお腹の調子がとてもよくなるのだ。

    主食には、チャパティを焼く。非常に、奇妙な取り合わせの夕食であった。

    夕食を終えてニュースサイトを見たら、ムンバイ(マハラシュトラ州)でここ1年余り、禁止されていた牛肉が、再び解禁になったとのニュース。ボンベイ高裁にて、「牛肉は違法ではない」とされたらしい。

    インドでは、ムスリム、クリスチャンほか、牛肉を食する人は少なくない。我が夫のようにヒンドゥー教徒でも食べる人はいる。その精肉業を生業とする人もいる。

    1年前、ムンバイを訪れた時、乗り合わせたタクシードライヴァーと牛肉の話をした。たまたまムスリムだった彼は、「僕は好物の牛肉を食べられなくなって、本当に困りました」と言っていた。

    しかし、彼曰く、その時点では「入手できるルートがある」と話をしていた。闇ルートでもない限り、牛の精肉業を営んでいる人たちにとってみれば、死活問題である。今回のニュースは、翻弄されてたいへんなことだが、朗報だろう。

    偶然にも、牛肉を食する夜に牛肉の話題。

    ちなみにインド29州のうち、牛肉を自由に食べられるわずか5州に、カルナタカ州は入っている。個人的に、牛肉は不可欠ではないが、自由に食べられるのは有り難いことだ。

    互いに食文化を否定し合うのは、この国では大きな争いにも発展する。去年は、特に北インドで、牛肉を巡る事件が多発、中には殺人に至ったものもあった。

    多様性の国で、互いを尊重し合いながら暮らすことは、一筋縄ではいかないが、ともあれ、「解禁された」ことに、何やらほっとする夜だった。

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    盛夏のバンガロール。焼き菓子を作る気にならず、オーヴンを使用しないこと、そしてシャワーの湯沸かしも短時間しか使用しないことから、先月の我が家の電気代は、格安、であった。エアコンなしでファンだけ凌げているのは、エコロジカルでよい。

    そんな次第で、このごろは、毎週金曜サロン・ド・ミューズのおやつも、冷たいものが増えている。本日は、カスタードプリン30人前。

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    ちなみにこちらは、数週間前のパンナコッタ。見た目、プリンのようだが、生クリームが濃厚で、黄色っぽく見えるだけである。

    これはリッチな味わいなので、少量ずつでもOK。見た目はいまいちだが、インドの新鮮フルクリームな牛乳&生クリームで作っているので、コクがあって美味。

    ところでわたしがカスタードプリンを作る場合に使う材料は、
    ・卵
    ・牛乳(Nilgiri’sのリッチミルク)
    ・砂糖(オーガニックの無精製もの)
    ・ヴァニラビーンズ(インドもの)

    である。

    レシピをよく尋ねられるので、ここに紹介しておく。以前も紹介した気がするが、改めて。

    ちなみに今回、このレシピの5倍を作った。

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    この10年間に、いったい何度パッケージが変わったか、この牛乳。今はこの、妙にファンキーなパッケージがリッチミルク(全乳)。近い将来、また変わるに違いない予感満点。

    でも、牛乳の味は、変わらず美味。初めて飲んだその日から、ずっと好きな味。

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    普段使っているのは、このヴァニラビーンズ。先進諸国では高価だが、インドではお手頃価格で、オーガニックものも手に入る。

    ただ、巨大プリンを作る場合、ビーンズだと粒が偏ってしまうので、エッセンスの方が好適だろう。ただ、あいにく良質のエッセンスが手元にないので、今はこれを使っている。

    月末のニューヨークで、お気に入りのNIELSEN MASSEYのエッセンスを購入する予定。

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    このエッセンス、ナチュラルに香り豊かで高品質。以前、友人に勧められて以来、愛用している。ニューヨークのWilliams Sonomaで購入しているのだが、昨年、購入しそこねて、現在、在庫切れなのだ。

    これが手に入れば、カスタードプリンの香りが、もっとよくなるに違いない。

    ちなみに、プリンを加熱するのは、オーヴンではなく、深底のフライパン。これに湯を張り、大きなボウルを入れ、一旦、沸騰させたあと蓋をして、「弱火で」15分から25分ほど蒸す。これは器の大きさや深さによって固まる時間が異なるので、ときどき様子を見る必要あり。弱火にしないと鬆が立つので注意。

    なお、カラメルは、デメララシュガーに水を少量加えて軽く煮立たせたものを使う。デメララシュガーは、そもそも茶色くて、黒糖のような風味があるので、煮込まずとも、カラメルっぽくなるのだ。

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    こちらが使用しているデメララシュガー。

    プリンは前夜のうちに作っておいて、しっかり冷やして供するべし。さすれば、シンプルに、おいしい。

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    プリンおかわり女子ら。

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    本日、ミューズ・クリエイション「働き組女子」数名が集っての打ち合わせ。午後、所用があったので、簡単に調理できるものをと、日本風のカレーを作ることに。

    盛りつけが雑な写真であるが、野菜の付け合わせはベビーコーンとアスパラガス、ピーマンである。アスパラガス、インドものはスリムすぎるのが寂しいが、味は悪くない。

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    隠し技は毎度おなじみ、パランパラのスパイスミックス。インドでは、ちょうどわたしたちが移住した10年ほど前から、レトルト食品であるところのRTE (Ready To Eat)が出回り始め、ITCがホテルシェフの味シリーズを出したり、あるいはバンガロール拠点の食品会社MTRブランドが、さまざまなレトルトを販売開始した。

    それと同時に、従来からあったこのようなRTC (Ready TO Cook)のヴァラエティも増え始めた。

    根本的には、インスタント食品、冷凍食品を好まないインドの人々だが、働く女性も増えてきて、需要は増加しているようだ。しかし、RTCの方がまだ、人気が高いようで、RTEは輸出がかなり多くを占めているようである。

    一時期はスーパーマーケットの一画にぐいぐい進出していたレトルトパックが、わたしが知る限りにおいては、落ち着きを見せており、今では殆ど置いていない店もある。

    ともあれ、我が愛用のParamparaは、家庭教師の先生のシブに教わったブランド。料理好きの彼女が「時間がないときには便利よ」と勧めてくれたのが試すきっかけとなった。

    我が家は夫が辛い料理が苦手なこともあり、この手のものはほとんど使わなかったが、これは辛みもほどほどなのだ。

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    今回使用したのは、定番のこちら。

    使い方は、超、我流。

    玉ねぎをバターで炒め、そこにジャガイモやニンジンを入れて炒める。この辺までは、多分日本のカレーと作り方は同じだろう。水を適量加え、まずはこれらを柔らかくなるまで煮込む。

    野菜が柔らかくなったら、水で溶いたスパイスミックスを加える。隠し味に、茅乃舎の「野菜だし」を加える。そして別のフライパンで炒めておいた豚バラ肉のスライスを加える。

    ブロック肉をトロトロと煮込むというのもおいしそうだが、今回は、手早く調理できるスライス肉だ。

    これらをしばらく煮込んで味をなじませたあと、最後に、オーガニックのお気に入りガラムマサラ (Pure&Sure) のパウダーをふりかけて、でき上がり。

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    以前も書いたが、Pure & Sureのプロダクツの中でも、オリーヴオイルは非常に質がよく、お気に入りで愛用している。

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    そうそう、日本のカレー風に、少しとろみが出るように、水に溶いた小麦粉も加えておいた。

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    普段はルクルーゼの小さめの鍋でご飯を炊いているが、今回は人数が多いので、日本の鍋用の鍋、で炊いた。打ち合わせをしているうちに、うっかりご飯を炊いていることを忘れてしまい(携帯電話のタイマーをセットしていたのに、無意識のうちに切っていた!)、底の方が少し焦げてしまったが、お焦げが好き、という人がいたので、よかった。

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    ホームベーカリーで食パンを焼くべくセットしておいた。ところがメイドが誤って、スイッチを切ってしまっていた。

    発酵されすぎてボヨボヨに膨らんだパン生地が庫内に。

    取り出して捏ね直し、ケーキ型に入れて焼いた。

    なんだかおいしそうに焼けた。

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    むしろ、食パンよりもおいしく焼けた。

    ホームベーカリーにおかれましては、最後まで仕事を遂行していただくべく、今までは焼いてもらっていたが、今後は捏ね&発酵で取り出して、自分で適当に好みの形で焼いてみるのもいいかな、と思った。

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    レストラン・ウィーク@インド。都市部の協賛レストランで、特別メニューが準備されている。ゆうべ、デリーの義理の両親は、イタリアンレストランへ赴いたらしい。

    わたしたちは、お気に入りのGRAZEへ久しぶりに。3コースの重すぎないメニュー。前菜はアスパラガスのサラダとシーフードの天ぷらをそれぞれ注文してシェア。メインは二人ともラム肉の料理。じっくりと煮込まれた柔らかなラム肉をほぐし、野菜などとともにデコレーションされたもの。複雑なソースながら、食べやすく、おいしい。デザートはパンナコッタ。

    ここ数年は外食頻度が激減しているが、Restaurant Week IndiaのFacebookページを眺めつつ、新しい店も開拓したいものだと思わされる。

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    先日、パッケージが変わった旨を記したBon Appetitのソーセージ。新製品としてベーコン肉が販売されていた。写真は取り損ねた。ホームページには載っていない。幻の商品になる可能性も大だ。

    思えば以前は、カタツムリ型のソーセージ、Pork Curliesが売られていて、それが好きだったのだが、いつの間にかなくなってしまった。

    ある時に、楽しめ。ということである。

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    バターやガーリックを多めに入れて風味をつけ、茅乃舎の野菜だしでコクを出す。こういうパスタは、無闇に具を入れず、シンプルに、パスタに味をしみ込ませるのが好み。

    たっぷりと胡椒をふりかけて、Bon Appetit!

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    いただきものの赤ワイン。いまひとつ、のお味。多分、暑さのせいもあって、室温(ぬるい!)の赤ワインがおいしく感じなかったのかもしれない。

    というわけで、サングリアを作ることに。

    レモン、リンゴ、庭のミントなどを適当に切り、ハチミツで甘味をつけて、ワインを注ぐ。そして冷蔵庫で冷やす。

    数時間後……。適当に作った割に、おいしい!

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    オレンジがあれば、もっと風味がフルーティになったのだろうけれど、これでも十分だ。ソーダで割るのもいいかもしれない。

    今までは、「今ひとつ」の赤ワインは料理に使っていたが、これからはサングリアにして楽しもう。