この日は残り物メインの夕食。茹でたカリフラワー、牛肉のグリルを炒めて「茅乃舎の野菜だし」をふりかける。程よく茹でたパスタを投入して味をなじませ、庭のパセリをまぶした。
この地味な料理のいったい、どの匂いに引き込まれたのか、ROCKYが食卓へ。
ワイングラスを狙っているわけではなさそうだ。
つい、テーブルに身を乗り出してしまうROCKY。
まるでピカソのよう。
参考資料、です。
食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。
如月も下旬となりて。バンガロールの日差しは日増しに鋭くなり、空気は乾き、そしてマンゴーが店頭に並び始めた。いずれのマンゴーも、旬と呼ぶにはまだ早く、しばらくは見守る。
今はまだ、イチゴが出回っているので、イチゴがおいしく食べられるおやつを作る。写真は金曜日に行った『インドでの食生活と健康管理』のセミナーの、ティータイム用のお菓子。
今回は、おなじみカスタードクリームのタルトに、イチゴの軽く砂糖で煮込み、と、バナナと生クリームを自分でトッピングしてもらう。人気のデザートだ。
インドの食材でも十分においしい料理が作れるということを語るが故、資料だけを渡すより、味わってもらいたいとの思いである。インドの小麦粉、バター、砂糖、卵、牛乳、生クリーム、ヴァニラビーンズ、ラム酒、イチゴ、バナナ。ごく限られた食材で、しかし安心できる品質のものを選べば、十分においしいものを作ることができる。
ちなみにインドのイチゴは、酸っぱいだのふぞろいだのと、評判が悪い。しかし、オーガニックの無精製の砂糖をふりかけ、数十分、軽く煮込むだけで、本当に濃厚に風味豊かなイチゴのソースができ上がる。工夫次第で、素材は生きるのだということを知るのも、大切なこと。
決して「洗練された味」ではない。見た目も、麗しいとは言い難い。しかし、素朴に素材の味がおいしいおやつを、作ることができる。
思えば日本に住んでいたころ(といっても、お菓子を作っていたのは中高生のときだった)は、見た目の美しさに拘り、クッキーにせよ、タルトにせよ、きれいにデコレーションをすることにも専心していた。
しかし、米国に暮らし、マーサ・スチュワートや、ジュリア・チャイルドのレシピなどを見るにつけ、素朴な母の味」を思わせるお菓子作りに、心を動かされるようになった。そういえば、リンゴのおやつをしばらく作っていない。イチゴの季節が終わるころ、少しリンゴものを作ってみよう。
ジャパン・ハッバを無事に終えられたこと、そしてクリケットの試合でインドがパキスタンに勝ったことを祝して、インド産の新しいスパークリングワインで乾杯。
CHANDON。LVMHグループ傘下のモエ・ヘネシー・エステート&ワインズが、2013年末あたりから発売を始めたスパークリングワイン。インドワインの一大生産地であるマハラシュトラ州ナシックのシャルドネやピノ・ノワールを使ったスパークリングワインだという。
噂には聞いていたが、バンガロールで販売されているのをなかなか見つけられなかったところ、先日、夫が買って来てくれたのだった。これまではSULAのBRUT一筋だったが、これもかなりいい。
若干、疲れていたのか、体調が今ひとつだったので、あっという間に酔いが回ったが、幸せなひとときだった。
ちなみにこちらは、別の日の写真。
おまけだが、こちらは2月14日ヴァレンタインズ・デーの夜の写真。夫がレストランを予約してくれていたが、わたしは翌日にジャパン・ハッバを控えていたことと、喉の調子が今ひとつ万全ではなかったので、自宅で食事をすることにしたのだった。
夫には悪いので、ちょっとゴージャスなグリル料理を準備。バンガロール市内の肉屋、BAMBURIESで買っておいたビーフのフィレ肉、それからタイガー・プラウンをメインにグリル。ビーフのフィレは柔らかく風味もよく、実においしい。巨大なエビもまた、旨味が出て、付け合わせの野菜との相性ともよく、非常においしかった。
その香りに誘われて、自分もテーブルにつくNORA。下りなさい、と叱られても動かない意地っ張り。
アラーキー(荒木経惟)の「センチメンタルな旅」を思い出してしまうこの一枚を、おまけに。というわけで、本日は月曜日だが、改めてヴァレンタインズ・デーを祝うべく、今夜はこれからお出かけだ。
そらもう、面倒かも、と思うけれど「敢えて」をやることも、大切。というわけで、行って参ります♥
たまにパンを焼くけれど、そうでないときにはTHOM’S BAKERYやALBERT BAKERYのパンを買う。
これはTHOM’Sの食パン。店頭には薄くスライスされたものしかないが、店のお兄さんに「スライスしていないのをください」と頼むと、夕方ごろなら焼きたてを持って来てくれる。
これを自分の好みの厚切りにして、朝、バターをたっぷりとつけて食べると、おいしいのだ。煎れたてのコーヒーともよく合う。
昔は、バターは太るからと敬遠していた時期もあったけれど、そのような考えは数年前に改めた。バターをちょっととったくらい、外食することや、出来合いのお菓子を食べることに比べたら、まったく、たいしたものではないのだ。ちなみにマーガリンは、子どものころから嫌いだし、身体にもよくないので、決して口にしない。
小学校の給食のとき、必ず残すなといわれて食べたマーガリンのまずさは、今でも忘れられない。あれは、食べ物じゃなかった。こっそり男子に渡したり、隠したりしていたけれど、先生が厳しかった。小学校高学年になって、なんとか食べられるようになったのは、むしろ不幸なことだったとさえ思う。あの成分は、いったい何だったのだろう。
それに比べ、インドのバターは、自然の旨味が強くておいしい。匂いが強いという日本人は多いが、わたしは大好きだ。お菓子作りにも、料理にも、大活躍してくれる。
こちらは、やはりTHOM’Sにて、ブラウンブレッドのスライスしていないものを購入。よく熟したバナナをスライスして載せ、はちみつをかけたもの。普段はたいてい、シリアル&牛乳、そして果物の朝食だが、たまにパンが食べたくなるのだ。
少しゆとりのあった今週は、あっという間に過ぎ去って、金曜日の今日は、サロン・ド・ミューズ。ミューズ・クリエイションの活動日。
今日の参加メンバーは28名。大きく焼いたカステラの、分け前も小さめに。賑やかな午後を経て、買い物に行けないこの日。
bigbasket.comで、夕べのうちに注文しておいたオーガニックの野菜が、夕方届いた。久しぶりにグリンピース。サヤに入っているものを、久しぶりに見かけたので注文しておいたのだ。そのほかにもニンジンやピーマン、どれも新鮮な物が届いてうれしい。
夫はまだ帰宅していない。金曜だし、少し夕食が遅めになっても構わない。諸々のことに、思いを馳せながら、一つ一つ、豆を剥いてゆく。この国では、何もかもがふぞろいだ。この豆もしても、また。
大きい粒、小さい粒、ころころ、ころころと、ザルの中にこぼれていく。
さて、これで今日は何を作ろう。
ピースご飯、を思い立ち、インドのバスマティ米で炊いてみることにした。香り豊かな長粒米。せっかくだから、少し旨味の強いものにしよう。玉ねぎのみじん切りをバターで炒め、そのあとに、ニンジンのみじん切りも加え、そして豆とお米を投入。茅乃舎の野菜だしをふりかけ、軽く醤油と酒をふりかけ、和洋折衷の風味にて。
いい香り、いい具合に、炊けました!
味噌などに漬け込んでいた豚バラ肉は、トマトとピーマンとともに軽く炒めた。ご飯ともよく合うはずだ。ちなみに我が家の炊飯器は、ここ数年、これ一筋。どんなご飯も、おいしく炊ける。普通の鍋でも、マニプールの石鍋でも、それなりにおいしく炊けるけれど。