ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~

食生活の記録@インド/アンナプルナとは、サンスクリット語で「たくさんの食べ物を供する豊穣の女神」を意味します。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    日曜日の、時間のゆとりは、こころのゆとり。

    年明け以来、相変わらずのデスクワークだが、前倒しに進めていたこともあり、先が見えて来た。次の山に取りかかる前に、この青空の日曜を、もっとのんびりすごそうではないかと、思う。

    昼ごろ、庭の胡椒の実のことを、ここに書いた。Facebookに、その記事を転載した。そうしたら、早速それを読んだ友人の一人から、茹でて塩漬けにしたものを、サラダとかパスタに入れるといいですよ、といったコメントをもらった。

    それは興味深いとばかり、すぐさまネットで調べてみたら、どうやら昨年、日本で、塩漬け胡椒というのが、多分地味に、流行っていたようだ。あまりにも簡単に作れそうだったので、早速、庭の胡椒を収穫。

    4、5分、茹でたあと、高濃度の塩水につけた。ヒマラヤの岩塩をたっぷりと。

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    こうしてみると、本当に、ほんの少し。次はいつ、収穫できるのだろう。

    それにしても、なんといういいタイミング。実は、昨年のクリスマス・パーティの折に購入していた2キロの豚肩ロースの塊肉。1.5キロだけを調理して、残り500グラムを冷凍していたのだが、土曜日にそれを解凍して、塩麹につけておいたのだ。

    パーティのときには、あっというまになくなってしまい、わたしは味見の一口だけ、夫も小さな一切れだけしか食べておらず、不完全燃焼だったので、ゆっくりと日本酒を飲みながら、味わおうと思っていた。この豚肉に、塩漬け胡椒はきっと合うに違いない。

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    ギュッと詰まった大振りのキャベツをザクザクと切り、大根も適当にスライスし、鍋の底に敷く。その上に塩麹ほか、和風味で調味した肉塊をどんと載せて数時間、ことこと、ことこと、と、煮る。

    何もかもが柔らかくなったら、肉を取り出して切り分けて、再び鍋に戻す。その状態がこの写真だ。

    このままでも十分においしいのだが、さて、塩漬け胡椒を取り出す。本当は、何日か漬けておくべきところなのだろうけれど、待ちきれず、数粒。これがまた、爽やかな辛みと風味で、豚肉との相性も抜群だ。日本酒とも、合う! 

    身近にある、素朴な素材で、簡単に調理でき、おいしく食べられることの幸せ。

    それにしても、日本では「ブーム」は去ったであろう塩麹の活躍ぶりは、なかなかのものである。日本からもう少し、買ってくればよかった。

    ところで、朝晩は冷える、この時節のバンガロール。オリジナルの「ホット・モヒト」を作ってみた。モヒトに必要な材料はあるのだが、冷たいものは飲みたくなく、しかしお湯で割ればおいしいのではないかと思いついたのだ。

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    金曜日のケーキのデコレーションに使ったミントが大量に余っていたので、それを活用。レモン(インドではライムのような形状)を絞り入れ、ハチミツを入れ、ラム酒を入れ、お湯を注いで出来上がり。

    ミントとレモンの爽やかな風味、そしてラム酒の甘い香りが立ちこめて、何とも言えず、おいしい。身体も温まるし、アルコールとはいえ、身体にもいい感じ。これは少し冷え込む時節の定番になりそうだ。

    ぬくぬくと心身共に温まり、心地よく眠りについたのだった。

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    【おまけ情報】

    毎度おなじみのスーパーマーケット、Thom’s Bakeryで見つけたゴマのペースト。バンガロールの食品メーカーが販売しているもの。いろいろと応用して使えそうだと購入した。日本のゴマのように煎られていないので、少しばかり「青い」風味がするけれど、それなりにいける。

    ホウレンソウの胡麻和え風にしてみたところ、なかなかにおいしかった。ゴマしゃぶのたれ、のようなものも、自作できるかもしれない。

    ちなみにこの商品名Tahiniとあるが、中東あたりで食されるゴマのペーストのことだとか。ハマスのような感じで、ディップして食されるようである。

    このパッケージにも、レモン汁や塩、オリーヴオイル、パプリカ、水などを加えてピタやトーストとともに味わうようレシピが記されている。

    実はインド、世界第2位のゴマの生産国である。以前は1位だった気がしたので調べてみたところ、1位はミャンマーであった。

    ちなみに日本は70位にも入っていない。大半が輸入なのであろう。

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    そのオーガニック専門店がオープンしていることには気づいていた。しかし、両隣、上階、常にどこかが工事中で、店内に入る衝動がそがれていた。今日、初めて入ってみたら、小さい店舗ながらもなかなかの充実ぶり。

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    インディラナガールのいつもの店と同様、火曜と金曜、農家から野菜が届くという。少し、選択肢が増えてうれしい。

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    夕べは、ホワイトフィールドの友人宅に招かれての外出。

    手みやげにと、またしてもスポンジケーキを焼き、フルーツや生クリームでデコレーションをして、持参したのだった。

    いつものニルギリーズの生クリームに、今日は少し多めに無精製のオーガニック砂糖を。それにラム酒(インド産のOLD MONK)を加えて、ほの甘い香りを添えた。

    カステラの切れ端ならぬ、スポンジケーキの切れ端に、生クリームやフルーツの残りを盛りつけて、豪華に、お味見。しばらく置いた方が、スポンジがしっとりとして美味なのだが、これはこれで、ふわっと新鮮。おいしい。

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    5年連続で年末を過ごしたアーユルヴェーダグラム滞在を今年は返上。クールグを旅したあとは、緩やかな年の瀬を過ごすはずであった。

    ところが、過去ミューズ・リンクスの『インドでの食生活と健康管理』に参加し、おまけとしての「調理実習」に参加した数名より、「ぜひ年内に、また調理実習を」とのリクエストがあった。

    ならば年内のうちに、と話しているうちにも、25日なら空いているとのことだったので、では調理実習のあと、こざっぱりとクリスマス会にいたしましょうという話をしていたのだった。

    そもそも25日とあれば、国籍を問わず、家族と過ごしたり、海外に出かけたり、母国に帰省したりと予定がある人が多数。特に予定もなく過ごす人のほうが少ないだろうと思っていた。クリスマスから週末にかけては、メイドもお休み。クリスチャンの彼女は、「本気のクリスマス」を祝するがゆえ、である。

    従っては、なるたけこざっぱりしたく、まあ、来る人も少ないだろうと見込んで「もしも予定がなく、寂しいクリスマスを送ることになりそうな人のみ」に声をかけたつもりだったのだが……。

    結果的には、バンガロールで働く主には単身の男女、それにミューズ・クリエイションのメンバー、インドのファミリーフレンド2組も加わって、25名ほどにもなり、たいそう賑やかな夜となったのだった。

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    インド人のゲスト2組のうち1組は、他のディナーパーティに招かれているからカクテルタイムだけ、もう1組は新婚さんで、奥さんがヴェジタリアンかもしれず、ともあれさほどガツガツ食べはしないだろうと察せられた。調理実習に参加しない人たちには、「飲食物はご持参を」としていたこともあり、さほど多めに作ることはないだろうと判断していたのだが……。

    ともあれ、この日のメニューは、下記の通りだ。

    レシピ、と呼べるほどのものはなく、いつも「適当に」調理しているので、厳密にいえば調理実習とはいえず、料理の準備の手伝いをしてもらった……という状況でもあった。とはいえ、みなでの作業。それなりに手間がかかることが予測されたことから、あらかじめの下ごしらえはしておいた。

    ◎丸ごと鶏肉(2羽)のオーヴングリル
    これは、先日ミューズ・クリエイションのパーティで作ったのと同じもの。野菜を切るだけ、鶏は捌かずにそのまま使えるので、準備時間は短め。ルクルーゼの巨大鍋に入れ、オーヴンで1時間半から2時間焼く。

    ◎豚肉ブロック肉の塩麹キャベツ蒸し
    先日、日本へ一時帰国した際、試しにと購入していた話題になって久しい塩麹。ポークショップで皮付きの肩ロース肉の塊を2キロ仕入れる。が、脂身たっぷりの豚肉。苦手な人もいるだろうからと、1.5キロだけを調理することに。前日のうちに塩麹でマリネし、翌朝、更に醤油や酒を加えて味を整えておいた。

    ◎シーフードサラダ
    これは、先週まとめ買いし、冷凍しておいたエビやイカを使ったサラダ。前夜のうちにエビ、イカ、それぞれにきれいに「掃除」をし、下茹でをしておいた。これに、チェリートマトや発芽したひよこ豆、赤や黄色のピーマンを加えてオリーヴオイル、塩胡椒、ヴァルサミコ酢で和える。

    ◎インゲンとベビーコーンの炒め物
    食べる前にオリーヴオイルと塩こしょうで炒める予定だったが、炒め忘れていた。結果的には、豚肉の煮汁で最後に煮込むことに。

    ◎鶏レバーのパテ
    ポークショップと言いながら、実は新鮮で美味な鶏肉を売っている我が家御用達の店。ここでも何度か紹介したが、そのポークショップで購入した新鮮な鶏のレバー1キロを用いて、初めてパテを作ってみた。前夜に自分で作り、一晩、寝かしておいたもの。これが予想以上においしくて大好評。レシピを教えて欲しいと言われるが、クックパットほか、複数のレシピを参考にしつつ我流で作ったので、どうしたものか。勘のいい方なら、下記の内容で理解していただけるかと。なお、以下は1キロの鶏レバーに対して分量だ。

    ・レバーを洗い、適当な大きさに切りつつ白い筋、血液を取り除く。
    ・レバーをひたひたの牛乳に数十分浸して臭みを取り除く。
    ・玉ねぎ千切り中小4、5個分程度と、ニンニクのみじん切り大さじ3、4杯分程度をたっぷりのバターで炒める。
    ・レバーを入れて炒め、軽く火が通ったところで赤ワインをコップ1杯分ほど入れる。白ワイン、酒でもいいようだ。ブランデーを、というレシピもあった。

    ・適当に塩胡椒をしつつ煮詰める。その時点で味見して好みの味に整える。
    ・生クリーム150cc程度を入れる。まろやかリッチにしたければ多めに。
    ・弱火で加熱してなじませたあと、甘い風味を出したくラム酒をふりかけた。
    ・ブレンダーにかけてなめらかにしたあと、容器に移して冷蔵庫で冷やす。
    ・特に冷やさずとも、出来たてのそのままでも、十分においしかった。

    鶏肉の購入先は、下記を参照のこと。

    ■豚肉店の鶏肉が旨い! (←Click!)

    というわけで、レシピをご所望のみなさん、あとはネットで複数のレシピを検索しつつ、「インドで揃う材料」で、適宜、がんばっていただければと思う。ちなみに、セロリやニンジンをいれるレシピもあった。それはそれでおいしいと思う。

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    調理実習参加者は、男子3名、女子3名。真剣度は若者男子の方に軍配が上がった。というか、体育会系比較的スパルタな指導に、20代若手男子がやむを得ず追随してくれた、とも言える。

    「褒めて伸ばす」というよりは、「突っ込みをいれて潰しつつ、たまに励ましてもみる」という傾向にある自分に気づき、来年はもう少し、「普通にやさしく」ありたいと思う。

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    鶏肉は、余分な脂肪などを取り除きつつ「掃除」をして、水気を拭き取る。右は、巨大な豚肩ロース肉の塊を、キャベツを敷いた鍋に載せて蒸し焼くの図。

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    みなが歓声を上げるほどに、巨大なんです。この肉塊。鍋が巨大だからよくわからないかもしれないけれど。裏面は豚肉の皮だ。新鮮できれいな肉につき、コラーゲンもたっぷりと、くまなく食することができる。

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    集う人々。

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    初挑戦のチキン・レバーパテが大好評! ワインともよく合って、美味。インドのファミリーフレンドも、みな喜んで食べてくれた。これは今後のパーティの定番となりそうだ。

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    まだ到着していないゲストもいるというのに、調理実習から参加した面々は空腹に耐えかね、インド的にはありえない7時には夕食開始。ちなみにインドでは、このようなパーティの場合、カクテルタイムが延々と続き、夕飯は早くて9時、10時ごろから開始となる。ところでこの写真だと、鍋の大きさがよくおわかりいただけるかと。

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    豚肉の塊は、スライスして再び鍋に戻し、キャベツと絡めて出す。見た目は悪いが、これがもう、予想以上に大人気の逸品となった。遅れて来たゲスト4名が食べ損ねる事態に。

    豚肉の脂身や皮の部分は苦手な人もいるだろうと思っていたのだが、今回のゲスト、そのような人が見られず。

    カクテルタイムだけに参加するはずのインド人ファミリーフレンド(親子3人)も、「次のパーティでは、もう、夕食は食べないわ」と言いながら、ここでしっかりお召し上がりに。

    柔らかさは塩麹のおかげだろう。また今度、日本で塩麹を調達せねば。それに加えて、ポークショップの豚肉が良質だったのも幸いしたのだと思う。ともかく、わたし自身、一口しか味見をできなかったが、自画自賛すべき味わいだった。

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    そして毎度おなじみの鶏肉。下に敷かれたジャガイモやニンジン少々を残す以外、こちらもきれいさっぱり、なくなった。

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    盛りつけが雑と言えば雑だが、ともあれタイ・バジルの風味も豊かに、シーフードサラダも美味。

    その他、ポットラック的に、チキン南蛮やマカロニサラダ、野菜の煮込みにキュウリの浅漬けなど、料理を持ち寄ってくれたゲストもいたのだが、あっという間になくなってしまった。

    思い返せば今回のゲスト、インターンの学生3名を含め、20代が半数近く。食べ盛りな人々が多かったことも理由であろう。ここが日本なら、おにぎりでもたっぷり用意したいところであったが、入手困難な貴重日本米を振る舞うほど、太っ腹ではなかった。なにしろ、夫がニューヨークからせっせと仕入れて来た田牧米ゴールド。大切に食さねば。

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    この日のゲスト、ミューズ・クワイアとロイヤルエコーのメンバー、計10名ほどが参加。というわけで、歌う歌う。アカペラで、ピアノ伴奏付きで、CDに合わせて……と、歌って踊って、エンターテインメントなひとときでもあった。

    実はこの日、ゲストの仕事関係者もなぜか飛び入りとなったのだが、彼は初インドでバンガロール空港に到着し、その足で我が家に来訪したのだった。インドで初めて訪れた場所が、このクリスマスパーティ。

    「インドって、こんな?」

    と大いに衝撃を受けている様子だったので、「ここは特別。今夜は天国。明日から地獄かもよ」とだけ、伝えておいたのだった。

    そんな彼も加わって、食後はクリスマスケーキのデコレーションだ。予め朝のうちに、スポンジケーキを焼いておいた。それに、生クリームとフルーツを添えるのだ。

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    スポンジケーキは、ロールケーキのレシピ通り。約12〜14人分のスポンジを2つ焼き、フルーツを挟んで二段重ねにする。

    これまでのクリスマスケーキと言えば、ドライフルーツたっぷりのケーキやアップルタルト、フルーツタルトなどを用意して来たが、今年は日本のクリスマス風にイチゴのショートケーキをイメージしてみた次第。

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    不揃いのイチゴたちに加え、複数ゲストによって不揃いにスライスされたイチゴにバナナ、キウイらが用意され、手作り感満点のデコレーション。このあたり、若者らに任せた。

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    果物をサンドイッチにしたあと、全体に生クリームを塗り、最後のトッピング。

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    途中でコンセプト、変更した模様。

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    クリスマスにちなんで、イチゴで「X」模様を作ったらしい。それなりに、味わい深いということで。

    ケーキもまた好評で、こちらも何一つ余ることなく、完食されたのだった。

    なんだかんだと言いながら、なかなか静けさには至らない年末の我々。とはいえ、手がけた料理をおいしいと喜んで食べてもらえることは、とても張り合いがあり、また幸せなことであるなということを、しみじみと感じたのだった。

    大人数料理はどうしても手早く簡単にできるものを、というコンセプトになりがちだが、これからも少しずつ、レパートリーを広げて、みなでワイワイ賑やかに食べられる「インドの食材を大いに生かした、健康的な料理作り」に、励んでみたいと思う夜でもあった。

    ともあれ、豚肩ロースブロック肉の塩麹漬け&鶏レバーのパテ。この二つは間違いなく、我が家の定番料理になりそうだ。

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    本日12月24日。クリスマスイヴだ。昨夜、再び6時間あまりの旅を経て、3泊4日のクールグ旅から戻って来た。年の瀬はのんびりと……などといいながら、明日には別の企画も入っており、やはりなにかとバタバタする。

    旅の写真をまとめるまえに、旅の前日に行ったミューズ・クリエイションの忘年会&新年会の様子を残しておきたく、先に記録しようと思う。

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    といっても、主には料理の写真だ。今回、ミューズ・クリエイションとしては、結成2年半にして「初」といってもいいほどの、きちんとしたポットラックパーティとなった。今までは、なんとなく料理の持ち寄り、というのが実現していなかったのだが、今回は「ドミノやKFCからの出前では、今ひとつ」という人たちのサポートもあり、気がつけばテーブルが賑やかに。

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    すでに冬休みに入り、不在の人も多いのだが、メンバーの半分近い20名が集まった。わたしからは大人数料理に便利な毎度おなじみの鶏の丸焼き。今回はルクルーゼの大鍋に2羽入れてオーヴンにぐいぐいと押し込む感じで調理。鍋が重い! それからやはり、ルクルーゼの大鍋で、人気の豚バラ大根ナス煮込み。料理を持参する人が少なかったら、ピザの出前でもと思っていたが……。

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    次から次においしそうな料理が揃って、しかも打ち合わせをしたわけでもないのに、まるで示し合わせたかのように、いい感じの調和がとれていて、すばらしい。

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    実はこの日、坂田が好きなインドワインのテイスティングも兼ねていて、SULAのスパークリングワインに始まり、ハンピ産のKRSMAなど、赤白賑やかにオープンしたのだった。

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    SULAの大きなスパークリングワインのボトル(1.5リットル)を2本、どうだ! とばかりに掲げているのに、ボトルが大きく見えないのはなぜ? これは乾杯用で軽く消えた。

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    お酒もおいしく、料理もまた美味。普段はお茶の時間以外、チーム別で活動をしているのだが、この日は別のチームの人たちとの交流も盛り上がり、本当に楽しいひとときだった。

    常にメンバーが入れ替わるミューズ・クリエイション。そのときどきのメンバーが、そのときどきで「いい」と思うことをできる環境を保ち続けることができれば、と常に思っている。活動の内容にしても、作品や歌の仕上がりにしても。そしてまた、個々人のインドでの生活を最優先にしつつ、自分なりのスタイルで、周囲のメンバーと相談しながら活動に参加してもらえれば、とも思っている。

    今年もまた、その状況において、つつがなく、楽しく、1年が終えられたことを、本当によかったと思う。

    あまり欲張らず、しかし怠慢にはならず、自分の、自分たちのできることを、しかし、一人では決してできないことを、みなで協調しながら、また来年も活動を続けていけることを願う。

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    【おまけ写真】ミューズ・クリエイション、縦横大きい人たち。

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    肉に魚に盛りだくさんのメニューでの調理実習。途中からビール片手の邪道なムードながらも、充実の調理の様子をレポート。

    詳細は、こちらのサイトをご覧ください。

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    ミューズ・クリエイションの一大イヴェントも無事終了し、
    しばらくはのんびり……と言いたいところだが、
    1カ月後は、母の見送りを兼ねての、年に一度の一時帰国。
    そのまえに、やっておかねばならぬこともあれこれと。

    今週は金曜、土曜と、ミューズ・リンクス。
    「インドでの食生活と健康管理」のセミナーも実施する。

    とはいっても、インド生活。
    忙中閑は、しっかりとれる。
    そこが、魅力。

    さて、この写真は、一昨日訪れたオーガニックショップ。

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    ここ数年来、バンガロール市内にはオーガニック専門店が増えていて、
    小規模ながらも、非常に助かる存在感。
    大半は、火曜と金曜の午後2時過ぎごろから、
    近郊のオーガニック農家からの新鮮な野菜が届けられる。

    普段はインディラナガールのFRESH EARTHを利用しているが、
    今日は初めて12 DEGREE ORGANICへ。

    実はこのお店、お気に入りのプロダクツ
    RUSTIC ARTに問い合わせをしたときに、
    我が家から一番近い店として、情報を得ていた。
    ところが、電話が通じず、場所も発見できずにいたのを、
    たまたまミューズ・クリエイションのメンバーが見つけて、
    教えてくれたのだった。

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    インディラナガールの店も、行きつけだし、悪くはないのだが、
    こちらの方が広々、整然としており、
    断然、買い物がしやすい。
    というわけで、お勧めである。上の店名の文字をクリックすると
    情報が得られるので、ご確認を。

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    若いころは、不摂生の連続だった。
    10代のころは、常に空腹、男子並みに底抜けの食欲。
    20代のころは、貧乏で、ろくなものは食べられず。
    そのくせ、タバコは吸う。
    常時、睡眠不足。
    仕事のし過ぎで、常時イカれ気味。
    30代になり、ニューヨークへ渡って、
    タバコをやめ、少しまともな食生活になったかに見えて……。
    なにしろすべてがアメリカンサイズ。
    自分までもアメリカンサイズに増量。
    36歳で結婚して、
    ようやくしっかり、食生活を見直すようになった。
    40歳でインドに移ってからは、尚更に。

    セミナーでも何ででも、
    二言目には、
    「健康第一!」
    「食生活を重視せよ!」
    「睡眠を十分に!」
    「自炊せよ!」
    と、そんなことばかり言っているが、
    これは27歳以来、20年以上、
    後ろ盾のないフリーランスの仕事をしてきたわたしの、
    紆余曲折の日々を経ての、
    切なる思いだ。

    元気でなくては、笑えない。
    元気でなくては、つまらない。
    元気でなくては、人を思いやれない。
    元気でなくては、仕事はできない。

    不定期に襲ってきた
    激しい腰痛や、
    激しい咳にさいなまれていたころは、
    どこまでもどんよりと、沈んだ。

    そして今、世間では更年期とも言われるお年頃。
    放置していたのでは、健やかさを保てない。

    しっかり食べて、しっかり寝て、しっかり働く。

    そのために、面倒でも、努力をしなければ、
    と自分に言い聞かせる。

    実は誕生日の翌日、昨日の朝、
    首と肩の筋を痛めていた。
    原因は、誕生日の夜、
    レストランから夜景を見るのに、
    首を何度も180度、回転させたからに違いない。

    非常に、情けない。

    傷は浅いうちに治療せよ、というわけで、
    昨日、今日と、アーユルヴェーダの診療所へ。
    対応が早かったせいか、今はだいぶ調子がいい。

    どんなに健康を心がけていても、
    不調の波は押し寄せて来る。
    身体の訴えに耳を澄ませ、
    自分の身体を慈しまねば。

    アーユルヴェーダグラムのドクター・マンモハンの言葉。

    「自分の身体を、大切な楽器だと思って扱いなさい」

    本当に、その通りだ。

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    というわけで、今日は診療所の帰りに、オーガニックショップへ。
    毎週火曜と金曜日、
    バンガロール近郊の農家から市内へ運ばれて来る新鮮野菜。
    ごった返す店内で、野菜を「拾い集め」るように、購入。

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    今日はメティ(フェヌグリーク)の葉をジャガイモとで炊いた。
    これが本当に、身体によいのだ。

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    収穫したての、新鮮なオーガニックの食材を、
    手軽に、廉価で入手できる。
    母も、感嘆し、喜んでいる。

    調理したその日に食べるもののおいしさ。
    翌日には、確かに味が落ちてしまうことがわかる自然さ。

    作り立てを、温かいうちに食することの、有り難さ。

    手間をかけることには、意味がある。
    そのことは、身体が一番、よく知っている。

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    そんなわけで、ときには面倒になるけれど、
    ときにはジャンクも食べるけれど、
    しかし、耐久性のある心身作りのために、
    がっつり、力のある野菜を、たっぷりと、食らうべし。

    いい音色を奏で続けるために。

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    Taj Gatewayにある、コンカン料理の店、Karavalli。
    まだインドに移住する前、初めてバンガロールを訪れたとき、
    義理の家族とともに訪れた。
    初めて味わう、多彩なシーフードのインド料理が、心に残った。

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    以前は、ワイン付きのシーフードランチがゴージャスだったのに、
    値段は上がるばかりで、お気に入りのメニューがなくなっていた。
    しかし今回訪れたら、似たようなメニューが復活していた。

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    アッパムや白いご飯もついてくる。
    おいしい。おいしいが、こってり濃厚、ヴォリュームたっぷり。

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    ちなみにこちらは、食前のおつまみ。
    ビールに合いそうなスナック。

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    バスルームのシンクが、すてきだった。

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    バンガロールクラブ。

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    青空と、樹々の緑と艶やかな花。

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    バンガロー(平屋一戸建て邸宅)を改装して作られた、
    RAIN TREE。
    いくつかのブティックが入っている。
    ここは移住当初から、お気に入りの場所。
    「古き良き」バンガロールの断片を、ここでは感じられる。

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    ひとりのときも、よく訪れるこのカフェ。
    くつろげる、場所。

    この街の、自分の好きな場所を再確認してみれば、
    主には、古くからあるところばかり。

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    今朝もまたロールケーキを焼く女。
    今日はサロン・ド・ミューズに出すために。
    参加者プラス夫&今夜のゲスト向けに24人分。

    基本レシピの2倍量のロールケーキを2本。
    オーヴンの横幅ぎりぎりのサイズにて。

    今日は多めにマンゴーを巻いてみた。
    もっと巻いていいな、とも思う。
    キウイを混ぜてもきれいそう。
    イチゴの季節が来たら、もちろん巻こう。

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    カステラに次いで、昨今のブーム。
    でも、定番のタルトもたまにはね。
    とはいえ、この「ふわふわ」感。
    幸せ〜な気持ちを運んでくれる。
    おいしい。